愛知こどもの国
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愛知こどもの国(あいちこどものくに)は、愛知県幡豆郡幡豆町大字東幡豆字南越田3番地にある、財団法人愛知公園協会が運営する児童遊園地。
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[編集] 概要
愛知県政100周年を記念して「こどもと自然との対話、こどもとこどもの対話、こどもと親との対話」をテーマに1974年10月29日に開園した児童遊園施設で、園内は管理棟のある中央広場をはさみ、東側のあさひが丘と西側のゆうひが丘に分かれている。年間を通じて催し物が開催されており、特に1月2、3日に行われるジャンボカルタとり大会は、お正月の各地の行事として必ずテレビニュースで紹介されている。入園は無料で、一部の施設と乗り物が有料になるが、公益法人による運営なので低料金に設定されている。
園内のゆうひが丘を走るミニSLのこども汽車は、軌間が762mmのナローゲージとも呼ばれ、2編成とも愛知こどもの国の開園に際して新しく造られたものである。これがきっかけとなり、全国の遊園地・施設に向けてミニSLが数多く新造されることになった。
[編集] 沿革
- 1974年(昭和49年)10月:「愛知こどもの国」開園。
- 1979年(昭和54年)11月:当時の皇太子妃美智子(現在の皇后)、紀宮清子内親王(現在の黒田清子)と旅行で来園。
- 1999年(平成11年)4月:「愛知こどもの国協会」が関係2団体と統合し「財団法人愛知公園協会」発足。
[編集] 施設
[編集] 施設概要
三河湾を眺望できる約100万平方メートルの広大な敷地に、各種遊具のほか乗り物や食堂施設などがある。
園内の移動はランドトレインという乗り物が往来しており無料で利用できる。但し、乗り物休業日には運休される。
なお、隣接地の2ヶ所の有料駐車場と冬季に営業されるスケートリンクは民間の別の会社で、愛知こどもの国の施設ではない。
- あさひが丘
- 遊具広場
- 運動広場 - 変わり種自転車、一輪車、インラインスケート、グラウンドゴルフなど(各種とも利用日に制限あり)
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- 電動式ミニカー(有料・乗り物休業日あり)
- 芝生広場
- キャンプ場 - デーキャンプは通年、宿泊キャンプは6月〜9月(有料・予約制)
- プール - 幼児用プール、児童用プール、25mプール(有料・営業日は7月16日〜8月31日)
- アスレチック
- ぼうけん広場 - 全長48mのローラー滑り台、人工芝滑り、ザイルクライミング
- いかだ池
- ゆうひが丘
- こども汽車 - 約1kmの周回コースを7分かけて走行(有料・乗り物休業日あり)
- 自由広場 - 電動式ミニカー(有料・乗り物休業日あり)
- ゴーカート - 1周510mのセンターレール方式のコースを3分かけて走行(有料・乗り物休業日あり)
- ゆうひ棟 - わくわく工房(一部有料の行事日あり・月曜日休業日、祝日の場合は翌日振りかえ)
- 動物広場 - ウサギ、ヤギ、シカ、アヒルなどの鳥類や、アヒルの旗揚げ競争のイベント(土日祝に開催)
- 中央広場
- 電動式ミニカー(有料・乗り物休業日あり)
- サイクル列車 - 1周200mの周回コースを2周する(有料・乗り物休業日あり)
- あそびのへや - 大ホール
[編集] 休園日・休業日
- 休園日(入園はできない)
- 年末年始(12月29日〜1月1日)
- 乗り物休業日(入園はできる)
- 毎週月曜日(祝日の場合は翌日振りかえ)だが、夏休み期間中は毎日営業。その他に臨時営業日がある。
- 食堂休業日(入園はできる)
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- ロッキー食堂(中央管理棟内)原則毎週月曜日
- 青い鳥食堂(ゆうひ棟内)原則毎週月・金曜日
[編集] アクセス
[編集] 電車
[編集] 車
- 国道247号線の東幡豆根ノ上交差点を南へ、こどもの国入口交差点より入る。
- 隣接地に民営の有料駐車場が2ヶ所ある。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
カテゴリ: 日本の遊園地 | 愛知県の建築物・観光名所 | 幡豆町