新飯塚駅
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新飯塚駅(しんいいづかえき)は、福岡県飯塚市立岩931番地1号に所在する九州旅客鉄道(JR九州)の駅である。1日の平均乗降客数は約3500人。
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[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の合せて2面3線を有する橋上駅。1番線に筑豊本線の上り(直方方面)列車が、2番線に筑豊本線の下り(原田方面)列車が、3番線に後藤寺線の下り(田川後藤寺方面)列車が発着している。
開業当初からの木造駅本屋に代り2001年(平成13年)に完成した橋上駅舎は駅の西と東をつなぐ自由通路をかねており、西口と東口がある。旧来の駅舎は西口側にあった。
[編集] 駅周辺
筑豊炭田衰退後は飯塚駅に代り飯塚市の中心駅となった。以来この駅は飯塚の交通拠点として成長を遂げたが中心繁華街へのアクセスには不便な点も残る。
20世紀終盤から発展してきた「柏の森(かやのもり)」地区が近く国道201号線も近くを通っている。
- 駅西側、東側にロータリーがある。
- 駅西側より西鉄バス筑豊・ジェイアール九州バスが接続。
- セブン-イレブン(駅西口のすぐ右)
- 飯塚市役所
- 近畿大学産業理工学部
- 嘉穂東高等学校
- 飯塚高等学校
- 麻生飯塚病院
- 国道201号
- 九州工業大学飯塚キャンパス
[編集] 歴史
- 1902年(明治35年)6月15日 - 九州鉄道(初代)が山野分岐点~上三緒駅間(後藤寺線の前身)開通と同時に貨物業務専用取扱駅として芳雄駅を開設
- 1907年(明治40年)7月1日 - 九州鉄道(初代)が国有化され帝国鉄道庁が所管
- 1920年(大正9年)5月10日 - 旅客業務取扱開始
- 1935年(昭和10年)2月1日 - 新飯塚駅に駅名改称
- 1942年(昭和17年)6月 - 小竹~新飯塚駅間複線化
- 1944年(昭和19年)6月1日 - 新飯塚~飯塚駅間複線化
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承
- 2001年(平成13年)8月 - 2代目駅本屋が完成し橋上駅舎化
- 2001年(平成13年)10月6日 - 筑豊本線東折尾~直方~桂川駅間電化