東京都立田園調布高等学校
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東京都立田園調布高等学校(とうきょうとりつでんえんちょうふこうとうがっこう)は、東京都大田区田園調布南にある都立高等学校。
東京都立田園調布高等学校 | |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 東京都 |
創立記念日 | 1950年5月20日 |
校訓 | 誠実・敬愛・自主 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
学科 | 普通科(6クラス) |
学期 | 3学期制 |
高校コード | 13205F |
所在地 | 〒145-0076 |
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電話番号 | 03-3750-4346 |
FAX番号 | 03-3750-4360 |
外部リンク | 公式サイト |
目次 |
[編集] 概要
都立中堅進学校。通称は「田高(でんこう)」。校風は自由で、制服は無く私服で過ごす事が出来る。生徒は、自己の義務、責任のもとで自主・自律的に学校生活を送ることが求められ、生徒はよくその期待に応え、学習や行事、HR活動、部活動を通じて知・徳・体にバランスのとれた学校生活を送っている。2001年より特色ある教育活動の柱の一つである「田高進路プロジェクト」を立ち上げ、目的意識を持って田高生活を送り上級学校進学を中心とした田高生の進路実現に向け、積極的な指導・支援を続けている。「田高進路プロジェクト」は、以前から蓄積されてきた田高進路指導のノウハウを集積・システム化した田高生の3年間を見通した進路指導で、入学早々の1年生の「学ぶ意味」の深化から始まり、以下 「職業に就くこと」・「上級学校への進学」等を重視した総合的な進路指導プログラムである。かつての学校群制度時代に於いては小山台高校と同群になり、東大10人、早慶100人程度の合格者を輩出した時期もあった。しかし、近年は低迷が続き、現在では中堅校になってしまった。現在入試に於いては都の共通問題を全科目で使用している。ここ数年の入試低倍率のため、2006年入試より分割後期募集を実施。
[編集] 沿革
- 1950年4月1日 - 東京都大田高等学校として開校。
- 1953年2月 - 東京都立田園調布高等学校と改称。
- 1967年 - 学校群制度導入、旧第一学区内で小山台高校と14群を組む。
- 1982年 - グループ選抜制度導入。
- 1989年 - 現校舎に改築。
- 1994年 - 単独選抜へ移行。
- 1999年 - 創立50周年記念式典挙行。
- 2001年 - 田高進路プロジェクト開始。
- 2004年 - 明治学院大学と高大連携開始。
- 2005年 - 武蔵工業大学と高大連携開始。
- 2006年 - 分割後期募集開始。
[編集] 難関大学合格状況
2003年-国公立 東京学芸大1 私立 慶大1、学習院大2、明大7、青学大2、立大4、中大2、法大6
2004年-国公立 千葉大1、高崎経済大1 、北海道教育大1 私立 早大1、学習院大2、明大2、青学大4、立大2、中大2、法大3
2005年-国公立 東京農工大1 私立 早大1、学習院大4、明大4、青学大3、立大2、中大3、法大2
2006年-国公立 横浜国大1、首都大1 、信州大1 、都留文科大1、埼玉大1、電通大1、 東京芸大1 私立 早大3、慶大1、学習院大4、明大1、青学大5、立大3、中大1、法大3
[編集] 交通
[編集] 学園祭
「ぽろにあ祭」と呼ばれ毎年9月下旬に行われる。名称は校章の桐の学名 「Paulownia」と芸術都市で知られるボローニャから来ている。