第五管区海上保安本部
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第五管区海上保安本部(だいごかんくかいじょうほあんほんぶ)とは、主に関西~四国地方の太平洋、ならびに滋賀県、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、徳島県、高知県を管轄範囲とする、海上保安庁の管区海上保安本部の一つである。
略称は五管(五管本部と称呼することもある)、英語表記は5th Regional Coast Guard Headquarters。本部は兵庫県神戸市中央区波止場町にあり、下部組織として6つの海上保安部、10の海上保安署・分室、航空基地1カ所、海上交通センター1カ所を有する。
管区の特徴としては、海の難所である潮岬沖及び高知県沖を航行する船舶の安全監視、大阪湾内の大阪港や神戸港における麻薬や拳銃などの密輸阻止、混雑海域である大阪湾内の交通整理、阪神工業地帯や関西国際空港等沿岸の災害防除に力を入れている。
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[編集] 五管関連年表
- 2007年(平成19年)1月1日:姫路海上保安署が姫路海上保安部に昇格。これに伴い東播磨海上保安署が姫路海上保安部所属に変更。
- 2007年(平成19年)4月1日:小松島海上保安部が徳島海上保安部に、小松島海上保安部日和佐分室が小松島海上保安部美波分室に、東播磨海上保安署が加古川海上保安署に改称。
[編集] 組織
- 第五管区海上保安本部(兵庫県神戸市中央区)
[編集] 主な保有船艇・航空機
[編集] 巡視船・巡視艇
五管は計59隻の巡視船艇を保有しているが、主要なものを以下に挙げる。