羽後本荘駅
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羽後本荘駅(うごほんじょうえき)は、秋田県由利本荘市西梵天にある東日本旅客鉄道(JR東日本)・由利高原鉄道の駅。由利本荘市の中心部にあり特急「いなほ」「あけぼの」「日本海」が停車する。
日本貨物鉄道(JR貨物)の貨物取扱施設である羽後本荘オフレールステーション(羽後本荘ORS)を併設する。
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[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
島式ホーム2面4線をもつ地上駅。駅本屋はホームの西側にある。
- のりば
[編集] 東日本旅客鉄道
- 1・2番線(第1ホーム)、3番線(第2ホーム)を使用する。
- 終日駅員配置駅。
- 駅舎には自動券売機、自動改札機3機、待合室、みどりの窓口(営業時間6:00~21:40)、びゅうプラザ(営業時間10:30~17:30・土曜17:00、日曜休業)がある。
[編集] 由利高原鉄道
- 4番線(第2ホーム)を使用している。なおJRと線路は繋がっていない。
- 出札・改札口はJR改札前の専用ブースにある。
[編集] 利用状況
- JR東日本の2005年度の乗車人員は1日平均1,642人であった。
[編集] 羽後本荘オフレールステーション
JR貨物のコンテナ集配基地で、旅客駅東側にある。レールは敷設されておらず、正式な貨物駅ではない。
- 取扱貨物は、コンテナ貨物。12ftコンテナのみを取り扱う。
- 貨物列車の発着は無く、その代替として秋田貨物駅との間に1日3往復のトラック便が設定されている。
- 1986年に駅での貨物取扱が廃止され、その代替として羽後本荘コンテナセンターが設置された。その後2006年の貨物駅の名称整理の際に現在の名称に変更された。
[編集] 駅周辺
本荘の中心部。羽後交通の路線バスが、「本荘駅前」または「本荘駅前角」で連絡する。
[編集] 歴史
- 1922年(大正11年)6月30日 - 陸羽西線の駅として開業。
- 1922年(大正11年)8月1日 - 横荘鉄道西線が当駅から前郷まで開業。
- 1924年(大正13年)4月20日 - 陸羽西線が羽越線に線名変更。
- 1937年(昭和12年)9月1日 - 横荘鉄道西線が国有化され国鉄矢島線となる。
- 1985年(昭和60年)10月1日 - 矢島線が由利高原鉄道鳥海山ろく線として転換。
- 1986年(昭和61年)11月1日 - 貨物の取扱が廃止。代替として羽後本荘コンテナセンターが設置される。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により羽越本線の駅はJR東日本の駅となる。羽後本荘コンテナセンターはJR貨物が継承。
- 2006年(平成18年)4月1日 - 羽後本荘コンテナセンターが羽後本荘オフレールステーションに名称変更。
- 2007年(平成19年)3月25日 - JR側改札口の自動改札機が稼働開始。
[編集] その他
[編集] 隣の駅
- 由利高原鉄道
- 鳥海山ろく線
- 羽後本荘駅 - 薬師堂駅