翔んだカップル
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『翔んだカップル』(とんだカップル)は、柳沢きみおの漫画作品であり、柳沢の代表作。また、それを原作とした実写映画もしくはテレビドラマ。
目次 |
[編集] 原作ストーリー
主人公田代勇介(たしろゆうすけ)は、共学の私立高校入学のために上京してきた。外国に行っているおじ夫婦宅の留守番を頼まれ、一軒家に独りで住むことになり、不動産屋に男性の同居人探しを依頼した。ところが、不動産屋の手違いから、可愛く無邪気ながらも気の強い少女・山葉圭(やまばけい)と同じ屋根の下で共同生活を送る羽目になる。共同生活という秘密を持ちながら、周囲の人とのさまざまな交流を通して、お互いの気持ちに気付いていくことになる。しかし、お互いに自分の気持ちに素直になれず、顔を合わせれば口ゲンカの日々。
クラスの才女・杉村秋美(すぎむらあきみ)は、他の男子生徒とは一風変わってた勇介に興味をもち急接近。何と勇介はファーストキスをしてしまう。それがきっかけで、勇介は圭と杉村と言う2人の対照的な女性との想いに揺れ動く。
しかし、杉村の突然の留学、親友・中山わたるの死等、交友関係は激変し、自分を見失いかける勇介は漫然とした高校生々活を送ってしまう。ようやく自分の気持ちに向き合う様になった勇介は、進学の為に再度身を入れ勉学に励む。そして、圭と杉村との関係にも答えを出し、大学受験後の春を待つ。
漫画の第1作は、圭以外の者達の大学入試結果が出たところで終了している。(勇介は、第一志望の早稲田大学教育学部に合格したと最終章で判明。圭は語学関係・英米学科への進学を希望しており、第一志望クラスの青山学院大学に合格した様子。「新―」ストーリーで、圭が通う大学名を「A大」と言っている点からの推察) 「新―」は、2人の大学生活が中心に描かれている。 「―21」は、さらに約20年後が描かれている。
[編集] 田代勇介の出身地考察
原作では、山葉圭は広島・杉村秋美は京都出身と描かれているが、勇介の出身地名は具体的に出てこない。しかし、勇介が帰郷の為に向かう駅は上野、乗車した列車がキハ181系つばさ、勇介の父が上京時に乗車した列車が583系特急、冬は雪が多い点を考えると、福島県の中通り地区若しくは会津地区沿線の出身かと推察される。(但し、時代背景と照らし合わせると、微妙なズレは考えられるが)
映画では、九州出身として描かれている。
[編集] 映画版・TV版登場人物
※Mは映画版、Tはテレビドラマ版
- 田代勇介(M:鶴見辰吾/T:芦川誠)
- 山葉圭(M:薬師丸ひろ子/T:桂木文)
- 中山わたる(M:尾美としのり/T:宮脇康之)
- 織田隼人(M:西田浩/T:轟二郎)
- 梨本慎吾(M:/T:柳沢慎吾)
- 杉村秋美(M:石原真理子/T:中帆登美)
- 和田先生(M:円広志/T:)
- サル(M:吉見秀幸/T:水島びん(現・水島敏照))
- キツネ(M:酒井康明/T:深見博)
- タヌキ(M:斉藤建夫T:秋山武史)
- 榊(M:岡竜也)
- 静子(M:長谷川純代)
- マリ(M:石川ルミ)
- 教頭(M:三谷昇)
- 星田(M:真田広之)
- 志津(M:原田美枝子)
- 山野熊代(T:蔦木恵美子)
- 古文教師(T:佐藤B作)
[編集] 漫画
週刊少年マガジンに連載された。
1979年(昭和54年)度、第3回講談社漫画賞少年部門受賞。
続編として、『新・翔んだカップル』『続・翔んだカップル』『翔んだカップル21』がある。
[編集] 映画版
[編集] スタッフ
[編集] テレビドラマ版
[編集] スタッフ
- 演出:牛窪正弘
- 企画:金田晴夫
- 脚本:岡部俊夫、岩城未知男、永井準
- 音楽:川辺真
[編集] 新・翔んだカップル
[編集] スタッフ
- 演出:牛窪正弘
- 脚本:首藤剛志、土屋斗紀雄、岡部俊夫
- 音楽:風戸慎介
[編集] キャスト
フジテレビ系 金曜19時台前半 | ||
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