能仁寺 (飯能市)
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武陽山 能仁寺(ぶようざん のうにんじ)は埼玉県飯能市にある曹洞宗の寺院。
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[編集] 起源と歴史
- 慶応4年(1868年) 飯能戦争(戊辰戦争)の舞台となる。上野の彰義隊の系統である渋沢精一郎を首領とする振武隊の本営となり、官軍と戦火を交えて寺はほとんど焼失、参謀の渋沢平九郎は顔振峠を越えて熊谷方面へと敗走、官軍に追いつかれて自害した。
- 昭和11年 再興される。
[編集] 伽藍
[編集] 池泉回遊式蓬莱庭園
本堂の裏手にある、桃山末期の作といわれる庭園。市指定文化財(大正11年3月29日指定。名勝)。面積およそ1000m²。日本の名園百選。要拝観料。
[編集] その他
31世の住職が住職に就任する以前が報知新聞社運動部記者であったことにより、長嶋茂雄、王貞治らと縁がある。
[編集] 交通アクセス
- 西武池袋線飯能駅北口から、国際興業バス名栗方面・中沢・間野黒指・西武飯能日高の各行き先「天覧山下」バス停下車、徒歩。
- JR八高線東飯能駅西口から、上記国際興業バス乗車。(西武飯能日高行きは、東飯能駅を通らないので注意)
[編集] 外部リンク
[編集] 関連項目
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