臼井儀人
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臼井 儀人(うすい よしと、本名:臼井 義人、1958年4月21日 - )は、静岡市出身・春日部市育ちの男性漫画家。春日部市在住。代表作は『クレヨンしんちゃん』。
[編集] 来歴
埼玉県立春日部工業高等学校を卒業後デザイナー学校に入学するが中退し、広告関係の会社に勤めたのち1985年『だらくやストア物語』で漫画家デビュー。「決して顔出ししない漫画家」(理由は「漫画家は謎めいていたほうがいいから」らしい)として知られるが、彼を知る人からは極めて普通の人といわれている(臼井と面識を持つ関根麻里によれば「かっこいい」らしい)。
また、コサキンのファンであることも知られており、TBSラジオの『コサキンDEワァオ!』へ時々葉書を送っているほか、1998年・2006年には番組にゲスト出演も果たしている。同局の『小堺一機のサタデーウィズ』にもゲスト出演し、「大きな野望 小さな野望は?」と小堺一機に訊かれ「街でリチャード・ギアと間違えられ『いいえ、違います』というのが野望」というシュールな受け答えをしていた。このため、初期から中期にかけてはコサキンのリスナーにしか分からないネタが背景の随所にばらまかれ、コアなファンを生み出した。
[編集] クレヨンしんちゃんに関するエピソード
アニメ化された『クレヨンしんちゃん』の一部では、カラオケなどで自身の喉を披露している。サザンオールスターズ(桑田佳祐含む)のファンで、作中ではしんのすけの失恋シーンやひろしがお風呂で歌う鼻歌の場面などにサザンや桑田の曲を引用。車の中でサザンのカセットを探すシーンも見られる。さらにはコミックスの24巻に『希望の轍』の歌詞が掲載されたこともあった。
また、『クレヨンしんちゃん』では『ダークエンジェル』や『24(トゥエンティーフォー)』などの映画・テレビドラマ名や役者の名前が登場することが多く、彼は映画・テレビドラマが好きであると思われる。映画好きの証拠として、『スターウォーズ』(『クレヨン・ウォーズ』)や『ロード・オブ・ザ・リング』(『ロード・オブ・ザ・イカリング』)などを元ネタにした外伝作品まである。また漫画の中の看板や旗の幟やポスターにチラシなどいたるところに、映画やテレビドラマの個人的な感想(「ホーンテッドマンションおもしろかったよ」や「キル・ビルのVol.2はレンタルビデオでいいや」など様々)が登場している。
連載初期のころはフリーザ、スカウターなどの『ドラゴンボール』ネタが多く使われ、超サイヤ人は多数のキャラが変身し、みさえは超サイヤ人3にまでなった。「大原なち」という実名が『クレヨンしんちゃん』内で登場しているが、関係はない。
他にも『風雲!たけし城』を髣髴とさせるシーンなどもあった。
NHK『みんなのうた』でも、楽曲「それがボクのおとうさん」の映像を担当している(動画・絵コンテなどはシンエイ動画が担当している。この曲を歌っているのは財津和夫であり、財津は『暗黒タマタマ大追跡』の主題歌も歌っている)。
『クレヨンしんちゃん』は現実を舞台にした日常漫画だが、自身の作品の映画化に触発または影響されるせいか、自分なりの非日常冒険外伝も多く描いており、『伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!』の上映に関しては自らイメージイラストを描くほどの関心を持っている。
『超こち亀』で両津勘吉と秋本麗子を共演させた時、「麗子さんとつきあいたい」と言っていた。
[編集] 作品リスト
- あたしら派遣クイーン
- あんBaらんすぞ~ん
- 臼井儀人こねくしょん
- 臼井儀人のぶちかましシアター
- おーえるグミ
- (株)くるぶし産業24時
- クレヨンしんちゃん
- しわよせ派遣会社(株)
- スーパー主婦月美さん
- すくらんぶるえっぐ
- すぅぱあ・みっくす
- だらくやストア物語
- ひらきなおっちゃうぞ!
- みっくす・こねくしょん
- もっと ひらきなおっちゃうぞ