西ノ京駅
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西ノ京駅(にしのきょうえき)は、奈良県奈良市西ノ京町408にある、近畿日本鉄道橿原線の駅。 2007年3月22日の改正から土・休日の昼間時間帯のみ急行が停車するようになった。
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[編集] 駅構造
相対式2面2線のホームを持つ駅。ホーム有効長は4両であったが、2007年のダイヤ変更から優等列車停車のため、永久的に6両編成対応になるようで、2006年12月から延伸工事が始まった。改札・コンコースは地下、ホームは地上にある。改札口は東西2ヶ所にある。出入口は両ホームの橿原寄りにある。
- のりば
- 天理・大和八木・橿原神宮前・吉野・伊勢志摩方面
- 大和西大寺・奈良・京都・生駒・上本町・難波方面
[編集] 利用状況
- 2005年11月8日の調査結果によると、1日の利用客は7567人。この数字は…
- 近鉄の全調査対象駅(323駅)中、89位。
- 橿原線の駅(16駅、他線接続駅含む)の中では、7位。
- 奈良県内の近鉄の駅(90駅)の中では、23位。
[編集] 駅周辺
- 薬師寺
- 唐招提寺
- がんこ一徹長屋
- 墨の資料館
- 奈良西ノ京郵便局
- 南都銀行西ノ京支店
- 奈良県立奈良商業高等学校
- 奈良県立西の京高等学校
- 奈良医療センター
- 西の京病院
- 奈良パワーシティー
[編集] 路線バス
- 六条山方面のりば
- 63・64・70 六条山
- 赤膚山方面のりば
- 67 赤膚山
- 県庁前方面のりば
- 63 県庁前
- 70 春日大社本殿
[編集] 歴史
- 1921年(大正10年)4月1日 大阪電気軌道畝傍線(現在の橿原線)西大寺~郡山間開通時に開業。
- 1941年(昭和16年)3月15日 参宮急行電鉄との会社合併により、関西急行鉄道の駅となる。
- 1944年(昭和19年)6月1日 会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。
- 1996年(平成8年)2月21日 地下駅舎化。
- 2007年(平成19年)3月24日 土・休日の日中のみ急行停車開始。
[編集] その他
薬師寺で平山郁夫氏の壁画が公開された2001年、壁画観覧者の利便のため一部の土・休日に一部の特急と急行が臨時停車していた(他にさだまさしコンサートでも急行のみ臨時停車していた)。そのために、2両分のホーム延伸が行われ6両編成の電車が停車可能となった。この時延伸された2両分のホームは仮設ホームであり、特急・急行臨時停車期間経過後は仮設ホームは撤去され4両編成対応ホームに戻された。また、特急臨時停車期間は近鉄駅営業所で使われているクーポン券端末機(F型端末機)が臨時に設置された。
2007年1月現在ホームの延伸工事がおこなわれており、2007年3月22日のダイヤ変更からは土休日の日中のみ急行停車が行われる。特急については、将来的には停車が検討されているが今春からの停車は行われない。