西浜駅
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西浜駅(にしはまえき)は、兵庫県赤穂市折方にある日本貨物鉄道(JR貨物)の貨物駅である。赤穂線に属する唯一の貨物駅である。
1987年の開業以来、一度も定期列車が発着したことはない。
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[編集] 駅概要
本線北側に僅かに構内側線が広がるのみで、荷役設備等は無い。
また、駅西側、天和駅付近より三菱電機製作所へ続く専用線が分岐している。そこから希に変圧器を輸送する特大貨物輸送列車が運行される。
前身の西浜信号場時代には、駅西側で操業する住友大阪セメント赤穂工場へ専用線が続き、セメント輸送を行っていた。
[編集] 駅周辺
[編集] 歴史
- 1966年(昭和41年)10月1日 - 同年9月に操業を開始した住友セメント赤穂工場の専用線の分岐点として、西浜信号場開設。駅では無いが、貨物の取扱を開始。
- 1972年(昭和47年)6月 - 三菱電機専用線が開通。
- 1980年代後半 - 住友セメント専用線が廃止。
- 1987年(昭和62年)3月31日 - 駅に格上げ、西浜駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR貨物の駅となる。