西鉄福岡(天神)駅
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西鉄福岡(天神)駅(にしてつふくおか(てんじん)えき)は、福岡県福岡市中央区天神二丁目11-2にある大手私鉄16社のうちの1社である西日本鉄道(西鉄)天神大牟田線の発着駅である。
西鉄久留米、大牟田方面の電車はもちろんのこと、観光地でもある太宰府方面への電車も多数発着している。[1] 当駅からは、日中でも1時間に特急2本、急行4本、普通6本が出ている。
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[編集] 駅構造
現在は4面3線の頭端式ホームとなっており、乗車専用ホーム(1~3番線)と降車専用ホームがある。電車が進入した後、まずすべての乗客を降車ホームに降車させ、その後乗車ホーム側の乗客が乗車ホームから乗ることができる電車が進入した後、約1分程度待たされる)。なお、10両編成まで入線可能である。
[編集] のりば
- 1番線-日中は主に急行列車が使用する。
- 2番線-日中は主に普通列車が使用する。
- 3番線-日中は主に特急列車が使用する。
[編集] 駅構内
改札口は北口、ソラリア口、中央口、南口の4箇所ある。
- 北口
- 精算室(ソラリア口に挟まれている)
- 2F
- 駅事務室・定期券売場それぞれが2箇所
- コインロッカー3箇所
- ATMコーナー
がある。
また、インターネットコーナーもあり、福岡市営地下鉄空港線、箱崎線(天神駅)へ乗り換える際、一番近い改札口である。
- 中央口
- 定期券売り場
- コインロッカー
がある。
- 南口
- 定期券売り場
がある。 福岡市営地下鉄七隈線(天神南駅)へ乗り換える際、一番近い改札口である。
なお、西鉄天神バスセンターへはこの改札口が近い。
[編集] 利用状況
平成16年度の1日平均の乗降人員は143,894人。JRや地下鉄を含めた九州の駅の乗車人員では博多駅、天神駅に次いで第3位であり、西鉄としては1番多い数字である。
[編集] 駅周辺
天神も参照のこと。
- 天神ソラリア - 駅と一体
- ソラリアターミナル
- 福岡三越
- 西鉄天神バスセンター
- ソラリアプラザ
- ソラリアステージ
- インキューブ(西鉄系列の百貨店)
- ソラリアターミナル
- 天神地下街 - 天神駅、天神南駅方面を結ぶ
- 天神駅 - 福岡市地下鉄空港線
- 天神南駅 - 福岡市地下鉄七隈線
- 福岡市役所
- 博多大丸・福岡天神店
- 岩田屋
- VIORO
- 天神コア
- イムズ
- 天神ビブレ
- 天神ツインビル
- 福岡競艇場
- ジークス天神
- 新天町
- 博多東急イン
- 在福岡カナダ領事館
[編集] 歴史
- 1924年4月12日 - 福岡駅として開業。
- 1935年頃 - 九鉄福岡駅に改称。
- 1942年9月22日 - 西鉄福岡駅に改称。
- 1961年11月1日 - 高架化。
- 1997年9月27日 - 改良工事完成。
- 2001年1月1日 - 西鉄福岡(天神)駅に改称。
高架化される前の駅の姿は、1956年公開の東宝映画空の大怪獣ラドンの福岡破壊シーンで見る事ができる。
1997年のソラリアターミナルビル完成で現在地に移転する以前は、現在より80mほど北(現在のソラリアステージの位置)にあり、岩田屋デパート旧本館とひとつづきのビルになっていた。それよりさらに以前にはその位置より少し西側に駅があったらしい。
[編集] 隣の駅
- 西日本鉄道
- ■天神大牟田線
- 普通・急行・快速急行(到着列車のみ)・直行・特急
- 西鉄福岡(天神)駅 - 薬院駅
- 普通・急行・快速急行(到着列車のみ)・直行・特急
[編集] 脚注
- ^ (注意)太宰府駅は、西鉄天神大牟田線ではなく西鉄太宰府線の駅であるが、当駅からも太宰府行きの電車が出ている。また、太宰府駅へ行く際は特急停車駅でもある西鉄二日市駅で乗り換えることも可能である。太宰府天満宮の最寄り駅はJRでは二日市駅、西鉄では太宰府駅であるが、二日市駅は太宰府天満宮まで駅からバスで10分ほどかかるのに対し、太宰府駅は目の前が参道になっており、歩いて行ける距離である。
[編集] 関連項目
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