起亜タイガース
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起亜タイガース | |
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各種表記 | |
ハングル: | 기아 타이거즈 |
漢字: | 起亞 타이거즈 |
平仮名: (日本語読み仮名): |
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片仮名: (現地語読み仮名): |
キア=タイゴズ |
ラテン文字転写: | {{{latin}}} |
英語: | Kia Tigers |
チーム名 | 起亜タイガース |
加盟団体 | 韓国野球委員会 |
創設年度 | 1982年 |
チーム名の遍歴 | ヘテ・タイガース(1982年~2001年7月)→ 起亜タイガース(2001年8月~) |
縁故地 | 光州広域市 |
本拠地 | 光州無等総合競技場野球場 |
収容人員 | 14,600人 |
オーナー | 鄭夢九(チョン・モング、現代・起亜自動車グループ会長) |
親会社 | 起亜自動車 |
監督 | 徐定煥(ソ・ジョンファン) |
タイトル | 優勝9回 |
(優勝年度) | 1983年、1986年~1989年、1991年、1993年、1996年、1997年 |
シリーズ出場 | 9回 - 9勝0敗(太字は勝利した年) 1983、1986~89、1991、1993、1996~97 |
プレーオフ | 6回 - 2勝4敗(太字は勝利した年) 1987、1989、1990、1992、2002~03 |
準プレーオフ | 3回 - 0勝3敗 1994、2004、2006 |
Aクラス | 18回 - 1983、1985~97、2002~04、2006 |
Bクラス | 7回 - 1982、1984、1998~2001、2005 |
起亜タイガース(キア・タイガース)は大韓民国のプロ野球チーム。縁故地(ホームタウン)は光州広域市。本拠地は同市内の光州無等総合競技場野球場。
もともとはヘテ製菓が所有していたが、2001年に起亜自動車に買収され、現チーム名になった。
2002年、2003年と公式戦2位ながらもプレーオフで敗退。2004年は公式戦4位で準プレーオフ敗退。元中日ドラゴンズの李鍾範が選手会長を務める。2005年は序盤から不振で、ヘテ時代を通しても球団史上初のシーズン最下位に転落。2006年は投打ともに建て直しに成功し、斗山ベアーズとの激しい4位争いを制し準プレーオフへ進出したが敗退した。
1986年から1989年にかけて韓国シリーズ4連覇と韓国初の連覇を達成、1996年から1997年にかけても韓国シリーズ連覇を達成、2度目の連覇も韓国初だった。また、韓国シリーズ出場9回全てに勝利している。
しかし、このチームは韓国シリーズ以外のポストシーズンゲームでは弱く、プレイオフ・準プレイオフでは2勝7敗で、1989年のプレイオフで勝利したのを最後に、プレイオフ・準プレイオフのシリーズでは目下7連敗中。最近は三星・現代の力に到底及ばなく、レギュラーシーズン1位通過ができず、プレイオフまたは準プレイオフから始めるはめになっていることが多いが、前評判で優位と評された時でさえも敗退するなど失敗が続いている。そこで、韓国シリーズでの華麗な歴史しか記憶してくれないファンからは、「いつからこんな弱いチームになったんだ」、「起亜になってからは何もよいことがない」、「ヘテと起亜は別のチームだ」、「起亜に栄光なるタイガースを名乗る資格はない」と苛立ちを募らせている。名門復活の先決課題はレギュラシーズンを1位で通過して、韓国シリーズに直行するしかないかも知れない。
目次 |
[編集] 主な在籍選手およびコーチング・スタッフ
- 李鍾範-元中日ドラゴンズ
- 金鍾国(キム、ジョングク)
- 張盛好(チャン・ソンホ)
- 李容圭(イ・ヨンギュ)
- 韓基周(ハン・ギジュ)
- 全炳斗(チョン・ビョンドゥ)
- ラリー・サットン
- 山下千春(トレーニングコーチ・元大阪近鉄バファローズ)
[編集] 主な退団・引退選手およびコーチング・スタッフ
- 金奉淵(キム、ボンヨン)
- 金城漢(キム、ソンハン)
- 李順喆(イ・スンチョル)
- 宣銅烈-元中日ドラゴンズ、前身のヘテ時代に在籍
- 李強喆(イ・ガンチョル)宣銅烈の高校の後輩で、宣銅烈とともにチームを支えてきたサブマリーン投手。安定感が抜群で、10年連続二桁勝利の記録は先輩の宣銅烈でさえできなかった離れ業であり、今も韓国プロ野球の記録として残っている。
- 金正洙(キム・ジョンス)
レギュラーシーズンでの活躍に比べて、韓国シリーズで強かったいわゆるシリーズ男の左腕投手。現在まで韓国シリーズ最多勝利記録保持者で、その活躍ぶりから、「秋のカササギ」という別名をつけられた。 - 金大鉉(キム・デヒョン)かつて先発ローテーションを担っていたが、交通事故で死亡
- 金相辰(キム・サンジン)将来のエース候補だったが、'99年に胃がんのため22歳で死去
- 馬海泳(マ・ヘヨン)通算200本塁打以上の大砲として2003年オフサムソンライオンズから巨額でFA移籍したが、年齢による衰えで期待に応えられず、2005年シーズン終盤に2軍落ちすると首脳陣批判を繰り広げ、この年のオフ4年契約の2年目終了時点でLGツインズにトレードされた。
- ホセ・マラベ-元横浜ベイスターズ
- ルイス・サントス-元読売ジャイアンツ
- ルディ・ペンバートン-元西武ライオンズ
- マイク・ジョンソン-元大阪近鉄バファローズ、シドニー五輪カナダ代表
- セス・グライシンガー-現東京ヤクルトスワローズ、2005年途中-06年在籍。2006年には先発として29試合に登板し、14勝12敗、防御率3.02、164奪三振という成績を残した。起亜在籍時の登録名は「クレイシンオ」。
- 池内豊-元阪神タイガース、コーチとして2003-05年まで在籍
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
韓国野球委員会 (Korean Baseball Organization) | |
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過去に存在したチーム | |
サンバンウル・レイダース |
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