ROCK CONCERT
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ROCK CONCERT | ||
---|---|---|
KUWATA BAND の アルバム | ||
リリース | 1986年12月5日 1992年6月27日(再発) 2001年6月25日(再発) |
|
録音 | - | |
ジャンル | ロック | |
時間 | Disc1 58分58秒 Disc2 59分40秒 Total 118分38秒 |
|
レーベル | ビクタータイシタ | |
プロデュース | KUWATA BAND | |
チャート順位 | ||
|
||
ゴールド等認定 | ||
|
||
売上枚数 | ||
|
||
KUWATA BAND 年表 | ||
NIPPON NO ROCK BAND (1986年) |
ROCK CONCERT (1986年) |
『ROCK CONCERT』(ロック コンサート)はKUWATA BANDのライブアルバム。1986年12月5日発売。発売元はビクターTAISHITAレーベル。
目次 |
[編集] 内容
サザンオールスターズ活動休止中の1986年1年間限定で結成されたKUWATA BANDが最後に発売した作品。同年10月までに約50本行われたライブツアー「ROCK CONCERT」での音源を収めた作品である。ちなみに桑田佳祐が嘉門雄三名義で発売した作品を除き、現在までサザン本体及びサザンのメンバーはライブアルバムを発売していない。嘉門雄三名義の作品は現在廃盤のため、現行作品として唯一のライブアルバムとなる。ただ、ライブ演奏の曲などがシングルに収録されることはある。
サザン名義の曲は演奏していないが、KUWATA BANDの曲以外にカバー曲なども演奏している。『NIPPON NO ROCK BAND』からの曲が中心となるが、本作では日本語詞のシングル曲も収録。2001年6月25日には7年ぶりのソロシングル「波乗りジョニー」リリースにあわせてリマスタリング盤が発売された。
[編集] 収録曲
タイトルは基本オリジナル収録時のものに従った。収録曲は全てライブ音源である。※印は『NIPPON NO ROCK BAND』収録曲。ほぼオリジナル通りに演奏された曲が多いが、ライブ用にアレンジを加えた曲もある。
[編集] DISC 1
- SMOKE ON THE WATER ~ M.C.
(作詞・作曲:I.Paice / J.Lord / I.Gillan / R.Blackmore / R.Glover 編曲:KUWATA BAND)
「SMOKE ON THE WATER」はディープ・パープルのカバー。この曲は、サザンオールスターズが出演したTDK『AD 46』のCMに、KUWATA BANDによるスタジオ録音ヴァージョンが使用されたが、そのスタジオ・ヴァージョンは現在に至るまで未発売。演奏後、そのまま桑田のMCに入るいわばメドレー形式で収録されている。 - YOU NEVER KNOW (恋することのもどかしさ) ※
(作詞:Tommy Snyder 作曲・編曲:KUWATA BAND) - RED LIGHT GIRL (街の女に恋してた) ※
(作詞:Tommy Snyder 作曲・編曲:KUWATA BAND)
聴き所は小島のキーボードソロとそれを際立たせる河内によるギターの絡み具合。 - BELIEVE IN ROCK'N ROLL (夢見るロック・スター) ※
(作詞:Tommy Snyder 作曲・編曲:KUWATA BAND) - DEVIL WOMAN (デビル・ウーマン) ※
(作詞:Tommy Snyder 作曲・編曲:KUWATA BAND) - MERRY X'MAS IN SUMMER
(作詞:桑田佳祐 作曲・編曲:KUWATA BAND)
ラストでは観客との掛け合いの部分も加えられている。 - ALL DAY LONG (今さら戻ってくるなんて) ※
(作詞:Tommy Snyder 作曲・編曲:KUWATA BAND) - ZODIAK (不思議な十二宮) ※
(作詞:Tommy Snyder 作曲・編曲:KUWATA BAND)
ラストのサビ前で原曲よりも長く引っ張っている。 - 天国への扉 (KNOCKIN' ON HEAVEN'S DOOR)
(作詞・作曲:Bob Dylan 編曲:KUWATA BAND)
オリジナル・カバーを含めて、KUWATA BANDの中では最もポップなナンバー。 - LIKE A ROLLING STONE
(作詞・作曲:Bob Dylan 編曲:KUWATA BAND)
この曲は同名映画も公開されている。ラストはバスドラムに合わせ観客とのコール&レスポンスがあったのち、ベース演奏から次曲へと繋がる。 - 風に吹かれて (BLOWIN' IN THE WIND)
(作詞・作曲:Bob Dylan 編曲:KUWATA BAND)
ここまで3曲はボブ・ディランのカバー。特に「風に吹かれて」は原曲のフォークロックなアコースティックサウンドとは全く違う、ハードロックのアレンジ。 - スキップ・ビート (SKIPPED BEAT)
(作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:KUWATA BAND)
原曲には無いイントロ、そしてサビから始まる。
[編集] DISC 2
- ONE DAY
(作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:KUWATA BAND) - I'M A MAN (アイム・ア・マン・フロム・ザ・プラネット・アース) ※
(作詞:Tommy Snyder 作曲・編曲:KUWATA BAND)
この曲では特に桑田・河内ツインによるスライドギターが光る。 - FEEDBACK (理由なき青春) ※
(作詞:Tommy Snyder 作曲・編曲:KUWATA BAND)
河内のボーカルで、間奏でも彼の怒涛のギターソロ演奏が入り、合間ではフォークダンスやキャンプファイヤー等でお馴染みの『オクラホマミキサー』の一節も弾いている。 - SHE'LL BE TELLIN' (真夜中へデビューしろ!!) ※
(作詞:Tommy Snyder 作曲・編曲:KUWATA BAND) - PARAVOID (彼女はポラボイド) ※
(作詞:Tommy Snyder 作曲・編曲:KUWATA BAND)
間奏では今野のパーカッション、琢磨のベース、松田のドラムの順でソロ演奏が入る。 - “BOYS” IN THE CITY (ボーイズ・イン・ザ・シティ) ※
(作詞:Tommy Snyder 作曲・編曲:KUWATA BAND) - GO GO GO (愚かなあいつ) ※
(作詞:Tommy Snyder 作曲・編曲:KUWATA BAND)
原曲のハーモニカはサックスに置き換えられている。この曲でライブの本編が終了。 - 鰐
(作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:KUWATA BAND)
かなり歌詞を間違えている。 - BE MY BABY
(作詞・作曲:Spector-Greenwich-Barry 編曲:KUWATA BAND)
ロネッツのカバー。 - BAN BAN BAN
(作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:KUWATA BAND) - 神様お願い
(作詞・作曲:松崎由治 編曲:KUWATA BAND) - HEY JUDE
(作詞・作曲:Lennon-McCartney 編曲:KUWATA BAND)
ビートルズのカバー。演奏時間は8分超であるが、曲のラスト半分はメンバーが会場全体を回っている模様を収録している。
[編集] 外部リンク
![]() |
この「ROCK CONCERT」は、アルバムに関連した書きかけ項目です。加筆、訂正などして下さる協力者を求めています。(Portal:音楽 Wikipedia:ウィキプロジェクト アルバム) |