ばんえい競走
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ばんえい競走( - きょうそう)とは、競走馬がそりを曳きながら力と速さを争う競馬の競走である。一般には「ばんえい競馬」と呼ばれている。乗馬に対し輓馬(ひきうま)で曳くことから「輓曳」(ばんえい)と表記される。
現在公式競技としてばんえい競走を行っているのは、帯広市が主催する地方競馬としてのばんえい競馬のみである。以下の項では主に「ばんえい競馬」について記述する。
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[編集] 概要
- 世界で唯一、北海道でのみ行われている形態の競馬である。一般の平地競走で使われているサラブレッド系種などの「軽種馬」は使わず、古くから主に農耕馬として利用されてきた体重約800~1200 kg前後の「ばんえい馬」(重種馬)が、騎手と重量物を積んだ鉄製のそりを曳き、2箇所の障害が設置された直線200 mのセパレートコースで走力と持久力を競う。
- 帯広市が主催する地方競馬としての「ばんえい競馬」のほか、一部地域では主に地域の祭典などで「草ばんば」も行われるなど北海道独自の馬文化として定着しており、それらを含めて「北海道遺産」に選定されたほか、ばんえい競馬を題材にした映画『雪に願うこと』も製作されるなど、注目度は高まりつつある。
- 地方競馬の一つではあるが、競走の性質が全く異なる為、平地競走と障害競走で行われている中央競馬や他の地方競馬、また外国競馬との人馬交流競走は行われていない。また、地方競馬全国協会(NAR)による競走馬の表彰などについても、平地とは別枠で『ばんえい最優秀馬』の部門が設けられている。ただし、NARが集計する地方競馬の全国リーディングジョッキーランキングでは、平地の騎手と混合して勝利数や賞金が集計されている。また、年度代表馬については平地の馬と同様に選出される可能性はある。
- 競走での人馬交流は無いものの、ばんえい競馬の所属騎手がばんえい競馬のPR活動を行う為、業務として平地競走の競馬場に赴き、現役のばんえい競走馬と実際に競走で使用されているそりを運び込み、ダートコースなどを使用してデモンストレーションの競走を行う場合もある。このような模擬競走は1973年に大井競馬場で初開催され、近年では船橋競馬場や名古屋競馬場などでも実施された例がある。
- 2007年度は全日程が帯広競馬場で開催される予定。2007年4月27日~2008年3月24日まで25回・150日を予定しており、このうち6月16日~9月17日までの42日間はばんえい初となるナイター開催が予定されている。
- 帯広競馬場には馬場にヒーティング設備が施され、冬季でも馬場が凍結することなく競走が行えるようになった。これにより、従来は11月で終了していた開催期間を徐々に延長してきたが、2005年度からは北海道では初めて、長期の休催期間を設けない事実上の通年開催が実施された。
- なお、ばんえい競馬は原則土曜から月曜、一方ホッカイドウ競馬は原則火曜から木曜の開催ローテーションが組まれており、一部を除き両者の開催日程が重なることはほとんどないため、道内では多くの場外発売所で両者の相互場外発売が行われている。
- 2006年5月21日より、従来から場外発売を行っている大井競馬場とタイアップし、「日曜BANBA」と銘打った販売拡大策を行っている。日曜日のメイン競走で同時に大井競馬場が当日開催している場合、大井競馬場内の販売場所の拡大の他、南関東地区の当日開催の場外、電話投票システム「SPAT4」でも発売される。また、2006年5月20・21日には当企画のPRの為、新宿高島屋前と大井競馬場に現役のばんえい競走馬を登場させて大規模なPR活動を行った。この他にも、道外各地区の競馬場に場外発売を働きかけており、引き続き売上拡大に向けた努力が続いている。
[編集] 競馬場
- 過去に開催していた競馬場
- 旭川競馬場:1947年~2006年まで開催。ホッカイドウ競馬は引き続き開催している。
- 岩見沢競馬場:1947年~2006年まで開催。2006年休止。
- 北見競馬場:1953年~2006年まで開催。現在は場外発売のみ。
[編集] 歴史
輓曳競馬の由来は、北海道開拓期に余興や催事として行われた、木材を運び出していた馬の力比べに起源を持つ。当初は2頭の馬に丸太を結びつけ、互いに引っ張りあっていたという。また、こうした興行には当初は道産子など日本在来の農耕馬が使われ、やがてヨーロッパからペルシュロン種・ブルトン種・ベルジャン種が導入されると、それらの血を引く馬が使われるようになった。現在は「半血」と称される前記3種の異種混血馬やそれらと在来種の混血が主流となっており、純血種の馬は減少傾向にある。また、便宜上輓曳競走に使用する馬を総称して「ばんえい種」と呼称する事がある。なお、平成15年(2003年)度以降の生産馬については純系種同士の配合によって生まれた雑種を一代に限り「半血種」とし、このほかは「日本輓系種」とすることになっている。
明治末期頃から荷物を載せたそりを引かせる現行の競走方式が登場したとされ、そのような競走は記録上は大正末期に亀田八幡宮(渡島国亀田郡亀田村)の境内や五稜郭公園の敷地内で行われた輓馬競走にまで遡ることが可能である。なお、最古の輓馬競走の競技記録として、1915年9月に函館区外十勝畜産共進会が主催した開催におけるものがある。この時は、そりに土俵を乗せて競走が行われた。
1946年から公営競馬としてシステム化され、現在に至っている。初期の記録ではコースがU字型のオープンコースで行われていた時期があり、1競走の頭数も現在に比べ多かった。また、道営競馬(現在のホッカイドウ競馬)でもばんえい競走を開催していた時期があった(市営競馬で平地競走を行っていた時期もあった)が、1966年以降は道営競馬は平地競走、市営競馬はばんえい競走のみを開催する現在の開催形態となっている。
1989年に、従来の旭川・岩見沢・帯広・北見競馬場の個別運営方式から、北海道市営競馬組合を設立して4市による一部事務組合方式へ移行。
2007年度より旭川市・岩見沢市・北見市が開催から撤退したため北海道市営競馬組合は解散し、帯広市の単独開催となった(経緯は下記で詳述)。
[編集] 存廃についての動き
2006年度は史上初めて帯広で開幕し、上記4場で順次開催されてきたが、売上が減少したことによる累積赤字の増大から運営状況は厳しさを増し、2006年度限りで旭川市・北見市・岩見沢市が撤退を表明、残る帯広市も負担が大きすぎるとして単独での開催継続に難色を示したことから、ばんえい競馬の廃止が濃厚と見られていたが、ファンらの嘆願や寄付の申し出に加え、2006年12月13日にはソフトバンク子会社のソフトバンク・プレイヤーズが帯広市の単独開催に対する支援を申し出たことから、2007年度は帯広市単独での開催継続が決定した。これについて農林水産大臣・松岡利勝は「喜ばしいことだ。正式に要請があれば、スムーズに処理できるようにするし、できる限り支援したい」と述べた。
これに伴い、2007年2月1日に一部業務を受託する運営会社「オッズパーク・ばんえい・マネジメント株式会社」が設立された。また、帯広市はファンなど個人・法人からの寄付もあわせて受け付けることとした。
ただ、2008年度以降も開催を継続するかについてはいまだ不透明であり、依然として予断を許さない状況は変わっていない。
[編集] レースと勝敗
レースはフルゲート10頭で争われる。セパレートコースで争われるため、他馬への進路妨害などはほとんど見られないが、2歳馬の競走ではごくまれに起こることがある。
ゴールインは、そりの最後端が決勝線を通過したときとなる。これは、ばんえい競馬が「荷物を運びきる競技」ということに由来していることと、決勝線上で馬が止まってしまうことがあり、鼻先では決勝判定が難しい場合があるためである。
鼻先(先端)で勝敗を決める平地競走や障害競走、及び他種公営競技(競輪・競艇・オートレース)とは異なり審判の決勝判定も難しく、かつては審判に関するトラブルが絶えなかったが、写真判定やVTRを導入し、判定の正確さは飛躍的に向上した。決勝判定写真は、シャッターを開けている時間が長いため、馬の胴が長く伸びて写る場合がある。
なお、運びきったそりはトロッコに載せられてスタート位置まで戻される。
成績は1着から最下位まですべて走破タイムのみで発表され、平地競走のような着差は表示されない。
[編集] クラス編成
ばんえい競馬のクラスは馬齢(2歳、3・4歳、3歳以上)と収得賞金によって分けられる。
3・4歳をひとつのクラスとして編成しているのは、3歳馬や4歳馬は5歳以上の馬と比べ能力的に劣るとされているためである。
各年齢ごとの収得賞金によるクラス編成は以下のとおり。
- 2歳
当該年度の収得賞金順に、以下のように格付け。
- 新馬
- 未受賞
- A組・B組・C組
- オープン
- 3・4歳
通算収得賞金により、以下のように格付け。前期と後期に分けられており、期間により異なる。
なお、通算収得賞金が220万円を超えた馬は3歳以上のクラスに格付けされる。
期間は2006年度のもの。
- 前期(4月15日~8月21日)
- 70万未満
- 120万未満
- 170万未満
- 220万未満
- 後期(8月26日~3月26日)
- 120万未満
- 170万未満
- 220万未満
- 3歳以上
過去3シーズンの通算収得賞金と本シーズンの通算収得賞金を合計した「番組賞金」を元に、以下のように格付け。
- 270万未満
- 320万未満
- 390万未満
- 470万未満
- 550万未満
- 650万未満
- 800万未満
- オープン
[編集] 馬名登録
ばんえい馬の馬名には、現役の平地競走馬や過去に平地で登録されていた馬名と同名の馬が時折みられる。これは平地と全く形態が異なる競馬であり、馬の種類も異なるため血統上の混乱を招きにくいことから認められている。
[編集] デビューから引退まで
- ばんえい競馬の競走馬は2歳からデビューし、10歳(明け11歳)で定年となり引退する。なお、セン馬となり、3歳までに競走に出走した馬については定年が1年延長される。
- デビュー前の2歳新馬や、デビュー後も成績が不振な馬には「能力検査(能検・専門紙では能試とも呼ばれる)」が義務付けられ、これに合格しなければレースに出走できない。とくに新馬の能検は約1/6の馬しか合格できない狭き門で、見守る生産者や馬主の視線も熱を帯びたものとなる。なお、不合格馬は各地で観光馬車を曳いたり農耕馬として転出する場合もあるが、多くは食肉用に転用される。
- 競走成績が優秀だった馬には、引退後も種雄馬(平地競馬での種牡馬にあたる)への道が開かれる。
[編集] 重量
そりに載せる荷物(重量物)の重量(ばんえい重量)は最低500kg(牝馬は480kg)。春先は概ねばんえい重量が軽めに設定され、シーズン後半になるにつれて徐々に重くなっていく。これは春先に重い重量を設定すると、完走できなかった馬が自信を無くしてしまうためである。
高重量戦の得意な馬、不得意な馬もおり、馬券(勝馬投票券)検討のファクターでもある。
重賞競走「ばんえい記念」では、最高重量1000kgが設定されている。詳細は「ばんえい記念」の記事を参照。
なお、一般競走における減量騎手の取り扱いについては以下のとおりとなる。出走表にはカッコ内の記号で表示される。
- 男性騎手の場合
- 通算勝利度数が50勝未満の騎手は10kg減量(☆)。
- 免許取得5年以下で通算勝利度数が50勝以上100勝未満の騎手は、当該年度10勝するまで10kg減量(☆)。
- 女性騎手の場合
- 通算勝利度数が50勝未満の騎手は20kg減量(△)。
- 免許取得5年以下で通算勝利度数が50勝以上100勝未満の騎手は、当該年度10勝するまで20kg減量(△)。
- 上記以外の騎手については、10kg減量(☆)。
[編集] 騎手
騎手の重量は75kg(冬季は77kg)とされ、体重が足りない場合は鉛のおもりを入れた鉄製の箱(弁当箱とも呼ばれる)を持って調整している。
ばんえい競走では、平地競走よりも騎手の技量によるところが大きくなる。ばん馬は鞍をつけない(つける必要がない)ため、パドックなどで騎手が鞍も鐙もない馬にまたがるのは、一般の乗馬や平地競走での騎乗に比べはるかに大変である。
レース中も、騎手同士の駆け引きが繰り広げられるほか、第2障害通過後の直線での追い方も騎手ごとに多種多様である。
原則として騎手の1日の騎乗回数は最大7回まで、連続騎乗は4回までと定められている。
また、ばんえいの騎手については他の地方競馬や中央競馬、他種公営競技と異なり、騎手または選手を養成する為の専門機関が存在しない。
- ばんえい競馬の騎手になるためには、まず厩舎に厩務員などとして就職し、厩舎で馬の扱い方や乗り方などを習得した上で騎手免許の試験を受験し、これに合格した者に騎手免許が交付されるシステムとなっている。
- この騎手試験はばんえい独自のものであり、試験の難易度も高く一発合格は稀で、多くの場合二度三度と受験してやっと合格できる非常に狭き門となっている。
ばんえい競馬では現在32名の騎手が活躍しており、女性騎手も2名活躍している。
- 過去に活躍した主な騎手
記録は公式に残っている1960年以降のものを記載している。
- 中西関松(~1977年、通算4616戦883勝、リーディング第1位8回受賞)
- 山田勇作(~1985年、通算7775戦1109勝、リーディング1位4回受賞)
- 尾ヶ瀬富雄(~1985年、通算7005戦851勝)
- 工藤正男(1973年~1985年、通算6606戦1001勝、リーディング1位3回受賞)
- 木村卓司(1968年~1994年、通算14853戦1822勝、リーディング1位1回受賞)
- 金山明彦(1969年~1999年、通算19712戦3299勝、通算勝利数歴代1位・リーディング1位13回受賞)
- 久田守(1972年~1996年、通算13964戦2103勝、リーディング1位4回受賞)
[編集] 馬場
ばんえい競馬は、途中に2つの障害を設けた直線200mのセパレートコースで行われる。障害の大きさやコースの勾配、砂質などは帯広競馬場の記事を参照。
馬場状態については、毎レースごとに馬場水分を計測し、0.1%から9.9%まで0.1%単位の数値で発表している。日本国内ではばんえい競馬のみで行われている独特の方式(海外の一部競馬場でも馬場状態を馬場水分値で発表している)であるが、これは馬場の水分状態が馬券検討の際に重要なファクターとなるためである。
ばんえい競走は平地競走と異なり、晴天で馬場が乾いているとそりの滑りが悪くなり、タイムは遅くなる(重馬場)。逆に雨が降って馬場が水分を含むとそりの滑りが良くなり、タイムは速くなる(軽馬場)。
- 冬季に馬場が積雪しているときは、さらにタイムが速くなる場合があり、1分を切るタイムが出ることもある。
- 馬場状態によって得意・不得意がある馬もいる。
また、夏季等で馬場があまりに乾燥した場合は大量の砂塵が舞い上がってレースに支障をきたす恐れがあるため、散水を行う場合がある。散水を行う場合は、あらかじめ場内などで告知が行われる。
[編集] 見どころ
ばんえい競馬の一番の見せ場は第2障害である。各馬スタートはそりを曳いたままキャンターで飛び出し、第1障害~第2障害間と第2障害の手前では一旦脚を止める。ここで馬の息を整えて、第2障害を一気に越えることがレース戦略上最も重要となる。
第2障害を越えた後も、最後の直線やゴール前で止まってしまう馬もいるため、ゴール直前の逆転劇もあり、勝負の行方は最後まで予断を許さない。
ばんえい競走は直線200mを平均2分前後(競走により4分~5分以上かかる場合もある)をかけて争われ、競走の性質から人間が歩いても追いつく程度の速度で展開するため、ファンも馬と一緒にスタンドを移動しながら声援を送る光景がみられる。
また、実況を担当している井馬博の名調子がレースをさらに盛り上げ、こちらもばんえい競馬の名物となっている。
[編集] 重賞競走(2007年度)
2007年度は大幅に見直しが行われ、以下の競走が予定されている。
各競走の格付けは、現在のところ未定。
カッコ内は1月~3月の年齢表記。
[編集] 2歳(3歳)[編集] 3歳(4歳)[編集] 4歳(5歳) |
[編集] 3歳(4歳)以上 |
[編集] その他の競走
[編集] 蛍の光賞・たちばな賞
年度末頃に行われる名物競走として、「蛍の光賞」(11歳馬・12歳セン馬限定)と「たちばな賞」(8歳牝馬限定)がある。
ばんえい競馬は前述のとおり定年制を採用しているため、「蛍の光賞」は定年引退馬の最後の競走として多く選ばれる。
また、8歳3月までの牝馬にはばんえい重量を一律20kg減量しているが、8歳4月以降の牝馬はこの特典がなくなり、牡馬と同重量になるため、一部の現役を続行する馬を除き牝馬の多くは8歳3月までに引退して後の繁殖に備えることが多いことから、「たちばな賞」は引退する牝馬のための最後の競走として多く選ばれる。
なお、上記の競走も含め、2007年度の特別競走の詳細は未定。
[編集] 発売している勝馬投票券
かねてよりファンから要望があった3連勝式馬券について、2007年度の導入は見送られた。
全レース100円単位。 ○…発売 ×…発売なし
単勝 | 複勝 | 枠番連複 | 枠番連単 | 馬番連複 | 馬番連単 | ワイド | 3連複 | 3連単 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × | × | × |
[編集] 予想専門紙
以下の専門紙が販売されているほか、道内で発行されている一部のスポーツ新聞には、簡略化された出走表が予想つきで掲載されている。重賞競走では、まれに馬柱が組まれることもある。
- かつて存在した専門紙
- ばん馬
[編集] 予想の特徴
各専門紙ごとに予想が大きく異なることが多く、各予想者の本命予想もばらけることが多いため、少頭数のわりに人気が割れやすく、万馬券が出現することは少ないものの、中穴配当が比較的多い。ただ、馬単導入後は馬単での万馬券が目立つようになった。また単勝馬券があまり売れないため、中央競馬のように単勝人気と枠複・馬複・馬単の人気が必ずしも一致しないこともある。
[編集] 在宅投票
オッズパークに加盟している。
[編集] 場外発売所
運営主体をまたぐ発売所との間では、投票券の払戻に互換性がないので注意すること。
[編集] ばんえい競馬が運営する場外発売所
ばんえい競馬の全競走を発売する他、南関東など道外の競馬場との広域場外発売も行われる。ハロンズ釧路を除く各場外では、ホッカイドウ競馬の場外発売も行われるが、北見競馬場とハロンズ名寄では、3連勝式(3連複・3連単)の発売は行わない。
ばんえい競馬開催と重複する日に南関東がナイター開催されている場合は、当日のばんえい競馬の全競走終了後も最終競走まで引き続き場外発売を行う。
- 北見競馬場 北見市若松306番地
- 旭川レーシングセンター 旭川市宮下通15丁目
- ハロンズ岩見沢 岩見沢市6条西2丁目
- ハロンズ名寄 名寄市西1条南8丁目
- ハロンズ苫小牧(Aiba苫小牧) 苫小牧市木場町1丁目 トマモール地下
- ハロンズ釧路 釧路市若松町2番13号
[編集] その他
一部の発売所では、発売を行わない日もあるので注意。
- 道内
以下のホッカイドウ競馬が運営する場外発売所では、ばんえい競馬の場外発売も行っているほか、道外の競馬場との広域場外発売も行う日がある。
- Aiba静内 日高郡新ひだか町静内木場町2丁目1番30号
- Aiba小樽 小樽市築港11-1 ウイングベイ小樽(旧マイカル小樽)1階
- Aiba滝川 滝川市栄町3丁目 高林デパート地下
- Aiba浦河 浦河郡浦河町大通3丁目 ショッピングセンターMio2階
- Aiba札幌駅前 札幌市中央区北4条西2丁目 ひまわりタワー5階・6階
- Aiba中標津 標津郡中標津町東31条南1丁目5番地
- Aiba留萌 留萌市花園町1丁目7番 ハスコム留萌ビル(旧長崎屋)2階
- Aiba千歳 千歳市幸町3丁目3-2
- Aiba函館港町 函館市港町3丁目17
- Aiba江別 江別市野幌町68番地
- 道外
- 大井競馬場 (ふるさとコーナー)
- 南関東競馬開催日に限り、ばんえい競馬などの発売を行っている。
- BAOO高崎(旧高崎競馬場)
- 日本レーシングサービスが運営し、ばんえい競馬や南関東競馬などの場外発売を行っている。
[編集] 払戻について
原則として開催日のみ払戻業務を行っているほか、郵送での払戻も受け付けている。これは遠隔地や閉幕後など、次開催までに払戻有効期間を過ぎてしまう場合があるためである。
[編集] レース実況放送
下記の事業者が全競走完全生中継を実施している他、公式ホームページでも全競走を完全生中継。また、携帯電話(FOMA)でもレース実況を配信している。
- スカパー!(ハッピー!241)241ch・無料
- 「ハッピー!241」で放送できない場合は、795ch「懐かし音楽★グラフィティTV/keiba」で放送する場合がある。
- 旭川ケーブルテレビ(ポテト)16ch
[編集] その他のばんえい競馬を扱った番組
- 北海道テレビ放送(HTB)「ばんドルBAN2!」(放送終了)
- Gyao(スポーツチャンネル)「BANBA王」・無料(放送終了)
- TBS「オールスター感謝祭」(2007年3月31日放送)
- TBS「どうぶつ奇想天外!」(春の2時間スペシャル)(2007年4月8日放送)