太閤記～天下を獲った男・秀吉

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太閤記～天下を獲った男・秀吉（たいこうきてんかをとったおとこ・ひでよし）とは中村橋之助 (3代目)扮する藤吉郎のちの豊臣秀吉を主人公にした時代劇テレビドラマである。テレビ朝日系で2006年 10月31日から12月12日までテレビ朝日火曜時代劇の枠で放送される。同じく2006年より放送されている、NHK 大河ドラマ功名が辻では、豊臣秀吉役の中村橋之助が石田三成、渥美侘助役の柄本明が豊臣秀吉を演じている。

[編集] 概要

内容は特別に新解釈を加えることもなく、他の映像作品同様、オーソドックスな秀吉のサクセスストーリーとなっている。物語の展開も秀吉が賤ヶ岳の戦いで柴田勝家を打ち破り、関白の位に就き、その生涯を終えたところで終了している。徳川家康との戦いや天下人となった後の朝鮮出兵や利休切腹、甥の秀次一家殺害等の描写は省略されており、終始、秀吉の成功のみを描いた作品となっている。放送開始時期が他局のテレビドラマより遅かった事や視聴率の低迷も重なってしまったため、あまり深くドラマを描き切れずに盛り上がりに欠けており、少々荒削りになってしまっている（第1話と最終話である第6話以外は合戦シーンを殆ど省略してしまっている感も拭えない）。

最後に秀吉が生涯を終えるシーンで、寝床にねね、本能寺の変で死んだ織田信長、賤ヶ岳の戦いで死んだお市の方、前田利家夫婦が幻影として登場している。しかしながら、この時点ではまだ、存命中のはずのねねと前田利家夫婦も現われるため、彼らを幽霊か秀吉の心の中に登場した者として捉えるべきかどうかは視聴者の解釈に任されている。

[編集] 登場人物(出演者)

[編集] スタッフ

脚本:渡辺善則(第1,6話）小木曽豊斗(第2,5話）、塩田千種(第3,4話)
音楽:栗山和樹
チーフプロデューサー:田中芳之(テレビ朝日)
プロデューサー:井上千尋(テレビ朝日)、小嶋雄嗣、島田薫(東映)
監督:猪崎宣昭(第1~3話）森本浩史(第4,5話）、石川一郎（第6話）
製作:テレビ朝日･東映

[編集] 放送日・サブタイトル・視聴率

各話	放送日	サブタイトル	視聴率
第1話	2006/10/31	天下を獲った男・秀吉～ニッポンを変えた武将・信長との出会いから史上最大の奇襲戦“桶狭間”！！　歴史の巨編が今夜始動	11.8%
第2話	2006/11/7	信長怒る!!秀吉切腹の危機!!敵地築城と姫への恋心…	9.1%
第3話	2006/11/13	光秀と運命の再会…秀吉、京へ	7.0%
第4話	2006/11/28	織田重臣の秀吉イジメ!!長政切腹と涙のお市救出!!	6.7%
第5話	2006/12/5	信長狂乱!!秀吉切腹!?重臣追放!!そして本能寺へ…	6.2％
第6話	2006/12/12	秀吉はいかにして天下を獲ったか？本能寺の変!!信長死す戦国の男たちと女たちが織りなす最終決戦!!歴史巨編が今夜完結	8.2%