津久野駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
津久野駅(つくのえき)は、大阪府堺市西区津久野町1丁にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)阪和線の駅。
目次 |
[編集] 駅構造
相対式2面2線のホームをもつ盛土駅。他の駅と異なり国鉄時代に新設された駅であるため、構造や雰囲気は阪和線の駅の中では異質である。
和歌山寄りですぐ石津川を越える関係で、川岸の位置にある駅入口より堤防を越える必要のある線路が一段高い位置にあり、駅自体は高架駅の形となっている。
改札口は南側にあり、南海バスのバスターミナルがあって泉北方面に向かってバス路線が延びている。対して北側には改札口はなく線路をくぐるトンネル状の通路を通り一旦南側に出てから乗車する形になり多少不便である。
19年3月、みどりの券売機設置。4月からは一部時間帯窓口が閉鎖される。
[編集] 利用状況
津久野駅の乗車人員は1日平均9,398人(2004年度)であり、阪和線・関西空港線の駅の中では第9位の利用者数である。
[編集] 駅周辺
- 家原寺
- イトーヨーカドー津久野店
- ダイエーグルメシティ津久野店
- デイリーカナート向ヶ丘店
- 鳳郵便局
- 馬場記念病院
[編集] 路線バス
[編集] 歴史
- この地域は踞尾(つくお)と呼ばれていたが、向ヶ丘団地建設に伴ってこの駅を新設する際、あまり一般的でない文字を含む「踞尾」を駅名にすることに国鉄が難色を示した。地元と協議の結果、それまでにも当て字などで使われていた「津久野」とすることで決着し、現在ではこの文字が地名として定着している。駅の北西には「踞尾八幡神社」がある。