鳴海駅
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鳴海駅(なるみえき)は、愛知県名古屋市緑区鳴海町字向田にある、名古屋鉄道名古屋本線の駅である。
快速急行以下の種別が停車する。また、特急の特別停車駅となっているが、停車するのは平日朝の豊橋行き1本のみである。
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[編集] 駅構造
[編集] 概要
島式2面4線ホームを持つ高架駅。2006年11月25日に高架化された。 4線あるうち外側が本線、内側が待避線というスタイルの配線であり、高架化以前とは逆で、名鉄では一般的でない配線である(他には犬山線の岩倉駅)。この配線は高架化工事時の仮線営業から採用された。なお、高架化に伴い、駅周辺では7ヶ所の踏切が廃止されている。仮線時代は本来の場所の南西側(国道1号側)に仮ホームを設けて営業していた。
[編集] のりば
- 名古屋・岐阜・犬山・津島方面(本線)
- 名古屋・岐阜・犬山・津島方面(待避線)
- 知立・東岡崎・豊橋・西尾方面(待避線)
- 知立・東岡崎・豊橋・西尾方面(本線)
[編集] 利用状況
愛知県の統計によれば、1日平均の乗車人員は、平成14年度8,635人、平成15年度8,537人である。名古屋本線の駅では、11番目に利用者が多い。
かつては2万人に迫る時期もあったが、名古屋市営地下鉄桜通線の野並延長に伴い利用客が一部流れた。平成17年度末乗降客数は17,498(中部運輸局調べ、愛知県の統計より) 「愛知 統計 交通」で検索
[編集] 駅周辺
- 鳴海小学校
- 成海神社
- 緑生涯学習センター
- 旧東海道
- イトーヨーカ堂
- 名古屋鳴海郵便局
- 三重銀行鳴海支店
- 三菱東京UFJ銀行鳴海支店(●旧UFJ店舗)
- 碧海信用金庫鳴海支店
- 日本車輌製造工場
- 国道1号
- 東海自動車学校
[編集] 路線バス
- 平針運転免許試験場、鳴子みどりヶ丘、神沢中学校 行
また南側へ250mほどの国道1号上には名古屋市営バスの「鳴海栄町」バス停があり、 要町11系統(有松町口無池~鳴海栄町~要町)が走っている。また、駅から北側へ400mほどの県道上(東西方向)にも、名古屋市営バスの花井バス停が存在し、新瑞12号系統(新瑞橋~花井~白土)や野並19号系統(野並~花井~星崎)が走っている。
[編集] 歴史
[編集] 概要
かつては鳴海工場を有し隣接する日本車輌の工場とともに車輌修繕を行っていた。運転教習施設も兼ねていて東部地区の要となっていた。現在は豊明市の豊明検車区と岡崎市の舞木定期検車場に機能を移し、機能移転後は小規模な係留線を3本程度残すのみとなっていた。高架化後は駅南側の上下線の間に係留線を2本設けている。
[編集] 年表
- 1917年5月8日 開業。
- 2004年7月25日 高架化工事のため仮設ホームに移転。
- 2004年9月15日 トランパス導入。
- 2005年1月29日 ダイヤ改正に伴い、西尾線直通特急の停車を廃止。特急は上り1本のみの停車となる。
- 2006年11月25日 高架線開通。上下線とも高架線へ切り替え、高架駅での営業が開始。
[編集] 隣の駅
- 名古屋鉄道
- 名古屋本線
[編集] 関連項目
豊橋 - (平井信号場) - 伊奈 - 小田渕 - 国府 - 御油 - 名電赤坂 - 名電長沢 - 本宿 - 名電山中 - (舞木信号場) - 藤川 - 美合 - 男川 - 東岡崎 - 岡崎公園前 - 矢作橋 - 宇頭 - 新安城 - 牛田 - 知立 - 一ツ木 - 富士松 - 豊明 - 前後 - 中京競馬場前 - 有松 - 左京山 - 鳴海 - 本星崎 - 本笠寺 - 桜 - 呼続 - 堀田 - 神宮前 - 金山 - 山王 - 名鉄名古屋 - 栄生 - 東枇杷島 - (枇杷島分岐点) - 西枇杷島 - 二ツ杁 - 新川橋 - 須ヶ口 - 丸ノ内 - 新清洲 - 大里 - 奥田 - 国府宮 - 島氏永 - 妙興寺 - 名鉄一宮 - 今伊勢 - 石刀 - 新木曽川 - 黒田 - 木曽川堤 - 笠松 - 岐南 - 茶所 - 加納 - 名鉄岐阜