名鉄一宮駅

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名鉄一宮駅

名鉄一宮駅（めいてついちのみやえき）は、愛知県一宮市新生にある、名古屋鉄道の駅である。

中部国際空港開港を前とした2005年1月29日に新一宮駅から改称された。行き先の表示・駅や車内での放送では単に一宮(For Ichinomiya)と略表記される。

[編集] 利用可能な鉄道路線

• 名古屋鉄道
  • 名古屋本線
  • 尾西線

[編集] 駅構造

島式2面4線ホーム（19m車10両分）を持つ高架駅である。1番線を尾西線、2～4番線を名古屋本線が使用する。 改札は駅北側コンコース前に有人改札、駅南側と駅上（名鉄百貨店）に無人改札（ともに自動改札装備）がある。駅上の改札口は、駅集中管理システムに対応されている無人駅のような感じである。 かつては隣接しているJR尾張一宮駅と共同使用駅だったが1993年2月21日に高架化された。この時、改札口は別々になった。

のりば

• 昼間はこの駅で緩急接続を行わないため、3番線は車両の留置に使われている。また、岐阜方面用の電光掲示板もあるが、"2番線から発車します。"と表示されるため、機能していない。
• 昼間、名古屋本線は上下線とも西側から乗降する珍しい駅でもある。
• 尾西線列車の編成が短いことと運転区間の分割から、1番線の中央付近に場内・入換信号機を置いて名古屋方と岐阜方に分割し、名古屋寄りに津島方面、岐阜寄りに玉ノ井方面の列車が発着するため、この区間を利用される場合には間違いの無いようにされたい。なお、津島方面行の車両は津島経由で入るため朝の一部列車を除き、向きが名古屋本線と逆になる。
• 駅北の東邦ガスの西隣当たりに留置線が1本あり、車両の留置に使われている。その場所の直下はかつての地上駅時代にも留置線があった。

[編集] 利用状況

1日平均乗降客数は平成16年度は16,310人である。名古屋本線の駅では、5番目に利用客が多い。尾西線の駅の中では、最も利用客が多い。

これは、名鉄の駅の中では7番目に多いが、対名古屋の所要時間や朝ラッシュ時の本数格差もあり、隣接するJR尾張一宮駅との競争では劣勢に立たされている。

[編集] 駅周辺

かつて名鉄・JRともに地平駅だったころは、名古屋本線・尾西線・東海道本線それぞれが並走しており、朝のラッシュ時には、ひっきりなしに電車が走りこの辺りの踏切は開かずの踏切だったが、高架化されたことにより解消されている。

• 名鉄百貨店一宮店
• 尾張一宮駅 - 東海旅客鉄道東海道本線
• 名鉄一宮駅バスターミナル（駅建物に隣接。自由通路から直接行ける）
• 国道155号
• 真清田神社
• 一宮七夕祭り（三大七夕祭りの一つ。毎年7月下旬開催）

[編集] 歴史

元々は、尾西線の前身である尾西鉄道が開業させた駅である。名古屋鉄道の直系母体となる名古屋電気鉄道は、1913年に岩倉駅経由で名古屋と一宮を結ぶ一宮線を開業させたが、同線の終端駅は新一宮駅東部の、市街地に設けられた東一宮駅となった。

その後、尾西鉄道を合併した名古屋鉄道は現在の名古屋本線に当たる路線を建設し始め、1935年にこの新一宮駅を経由するルートで全線が開業した。このため東一宮駅は急速に凋落していき、1965年に路線とともに廃止された。

• 1900年1月24日 - 尾西鉄道一ノ宮駅（いちのみやえき）として開業。
• 19xx年 - 新一宮駅（しんいちのみやえき）に改称。
• 1993年2月21日 - 名古屋本線高架化。
• 1994年11月27日 - 尾西線津島方面高架化。
• 1995年7月29日 - 尾西線玉ノ井方面高架化。
• 1996年3月 - 連続立体交差事業完成。
• 2005年1月29日 - 名鉄一宮駅に駅名変更。

[編集] 隣の駅

名古屋鉄道

名古屋本線

□快速特急・■特急

国府宮駅 - 名鉄一宮駅 - （一部笠松駅） - 名鉄岐阜駅

□快速急行・■急行・■準急

国府宮駅 - （一部の準急のみ妙興寺駅） - 名鉄一宮駅 - 新木曽川駅

■普通

妙興寺駅 - 名鉄一宮駅 - 今伊勢駅

尾西線

■普通

観音寺駅 - 名鉄一宮駅 - 西一宮駅

[編集] 外部リンク

• 名鉄百貨店一宮店

[編集] 関連項目

• 日本の鉄道駅一覧