BMD-1
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BMD-1 | |
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基礎データ | |
全長 | 5.4 m |
全幅 | 2.94 m |
全高 | 1.97 m |
重量 | 7.5 t |
乗員数 | 2 名 |
乗員配置 | 乗員2名、歩兵5名 |
装甲・武装 | |
装甲 | 23 mm |
主武装 | 73mm低圧滑腔砲 AT-3サガー対戦車ミサイル |
副武装 | 7.62mm機関銃×3 |
機動力 | |
速度 | 60 km/h(整地) 10 km/h(水上) |
エンジン | 5D-20 V型6気筒 液冷ディーゼルエンジン 176 kW/2600 rpm |
懸架・駆動 | トーションバー方式 |
行動距離 | 500 km |
BMD-1(БМД-1;Объект 915)は、ソビエト連邦の歩兵戦闘車(IFV)。BMDとはロシア語で空挺戦闘車(Боевая машина десанта)を意味し、この型の車輌は空中投下が可能なように設計されている。
目次 |
[編集] 概要
BMD-1は1969年にソ連軍に制式採用され、ヴォルゴグラード・トラクター工場で量産が開始された。現在ではロシア空挺軍のほか、CIS諸国、インドが装備している。
[編集] 構造
BMD-1は、車体前部に操縦手と車長が、中央部に空挺兵が搭乗し、後部にエンジンを設置するという構造を取っている。
装甲はアルミ合金製であり、7.62mm弾や砲弾の破片からの防護にとどまる。上部正面は78度、下部正面は50度の傾斜を有する。このような決定は内部容積の増大のために採択された。正面に設置されている波除板は地上装甲の際、増加装甲となる。
車体前部の中心部には操縦手席があり、操縦手の左側には車長が位置する。出入りには個別のハッチを用いる。3ヶ所のペリスコープによって操縦手は60度の視界を有する。
砲塔にはBMP-1と同様、安定装置はついていない。砲塔の旋回、砲身の上下は電気装置で行うが手動操作も可能である。
外部監視用に単眼式ペリスコープ測距儀1PN22M1が設置されている。夜間はアクティブ式夜間暗視装置(砲塔の右側に設置)を利用すれば400m~900mの視程を得られる。
砲塔の背後には3人の空挺兵が搭乗する。後部には3ヶ所のペリスコープと3ヶ所の銃眼が設けられている。
追加設備として、フィルター式換気装置、自動消火装置、発煙装置を装備する。その外、空中投下された本車を空挺兵が探し出せるようにビーコン発信機が設置されている。外部との連絡用にR-123M無線機、車両内での会話用にR-124戦車会話装置が搭載されている。
弾薬搭載数は、対戦車誘導弾×3発、73mm砲弾×40発(HEAT×16発、破片榴弾×24発)、機関銃弾×4000発。
[編集] 派生型
[編集] 関連項目
第二次世界大戦後のソ連・ロシアの装甲戦闘車両 | |||
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主力戦車 | |||
T-44 | T-54 | T-55 | T-62 | T-64 | T-72 | T-80 | T-90 | チョールヌィイ・オリョール | T-95 | |||
重戦車 | 水陸両用戦車 | ||
IS-3 | IS-4 | T-10 | PT-76 | ||
空挺戦車 | |||
BMD-1 | BMD-2 | BMD-3 | BMD-4 | ASU-57 | ASU-85 | 2S9ノーナ-S | |||
歩兵戦闘車 | |||
BMP-1 | BMP-2 | BMP-3 | BTR-T | BMP-T | |||
自走砲 | |||
2S1グヴォズジーカ | 2S3アカーツィヤ | 2S5ギアツィント | 2S7ピオン | 2S19MSTA | 2S25スプルート-SD | |||
自走式対空砲 | |||
ZSU-57-2 | ZSU-23-4シルカ | 2S6/2K22ツングースカ | |||
装甲兵員輸送車 | |||
BTR-152 | BTR-40 | BTR-50 | BTR-60 | BTR-70 | BTR-80 | BTR-90 | BTR-D | MT-LB | |||
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