BMD-4
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
BMD-4 | |
---|---|
基礎データ | |
全長 | 6.36 m |
全幅 | 3.114 m |
全高 | 2.45 m |
重量 | 13.6 t |
乗員数 | 2 名 |
乗員配置 | 乗員2名、歩兵5名 |
装甲・武装 | |
装甲 | mm |
主武装 | 30mm機関砲 100mm滑腔砲 9M113対戦車ミサイル |
副武装 | 7.62mm機関銃 5.45mm機関銃 |
機動力 | |
速度 | 70 km/h(整地) 45km/h(不整地) 10 km/h(水上) |
エンジン | 2B-60-2 ディーゼルエンジン 331 kW |
懸架・駆動 | |
行動距離 | 500 km |
BMD-4(БМД-4)は、ロシア連邦の歩兵戦闘車(IFV)。BMDとは、ロシア語で空挺戦闘車(Боевая машина десанта)を意味し、この型の車両は空中投下が可能なように設計されている。
BMD-3の改良型で、BMD-3M、バフチャー-U(Бахча-У;「スイカ」を意味する)とも呼ばれる。
[編集] 概要
BMD-4は、砲塔に30mm機関砲2A72と、100mm滑腔砲2A70を有する。100mm砲は、破片榴弾(射程7km)と対戦車誘導弾「アルカン」(Аркан)(射程5.5km)を発射することができる。自動装填システムは、榴弾と誘導弾で共通であり、4~6秒で次弾を装填できる。
弾薬搭載数は、「コンクールス」対戦車誘導弾×4発、「アルカン」対戦車誘導弾×4発、30mm機関砲弾×500発、100mm砲弾×34発、7.62mm機関銃弾×2000発、5.45mm機関銃弾×2160発。
[編集] 関連項目
第二次世界大戦後のソ連・ロシアの装甲戦闘車両 | |||
---|---|---|---|
主力戦車 | |||
T-44 | T-54 | T-55 | T-62 | T-64 | T-72 | T-80 | T-90 | チョールヌィイ・オリョール | T-95 | |||
重戦車 | 水陸両用戦車 | ||
IS-3 | IS-4 | T-10 | PT-76 | ||
空挺戦車 | |||
BMD-1 | BMD-2 | BMD-3 | BMD-4 | ASU-57 | ASU-85 | 2S9ノーナ-S | |||
歩兵戦闘車 | |||
BMP-1 | BMP-2 | BMP-3 | BTR-T | BMP-T | |||
自走砲 | |||
2S1グヴォズジーカ | 2S3アカーツィヤ | 2S5ギアツィント | 2S7ピオン | 2S19MSTA | 2S25スプルート-SD | |||
自走式対空砲 | |||
ZSU-57-2 | ZSU-23-4シルカ | 2S6/2K22ツングースカ | |||
装甲兵員輸送車 | |||
BTR-152 | BTR-40 | BTR-50 | BTR-60 | BTR-70 | BTR-80 | BTR-90 | BTR-D | MT-LB | |||
戦車一覧 |