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アネクドート - Wikipedia

アネクドート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

Disambiguationこの項目ではロシアの小話であるアネクドートについて説明しています。逸話・秘話の意味のアネクドートについては逸話をご覧ください。

アネクドート (анекдо́т, anekdot) とは、ロシア語では滑稽な小話全般を指すが、日本ではそのうち特に旧ソ連で発達した政治風刺の小話を指して用いられることが多い。 本来この言葉はギリシャ語アネクドトン (ανέκδοτον) に由来し「公にされなかったもの」の意を表した。 同根の言葉である英語のアネクドート (anecdote) や、多くの言語での対応する言葉は逸話の意味で用いられている。 この記事では主としてソ連時代の政治的な小話について取り扱う。

旧ソ連において、政治批判はもちろん生活の不満を公に漏らすことも許されない状況で、政治的なアネクドートは国民の不満のはけ口になった。 一方、冷戦時代、西側ではこうした政治的アネクドート自体が政治的価値をもち、ソ連のイデオロギーの道徳的退廃を示すものとして広められた。 ただしアネクドートとされて日本で紹介されるもののなかには実際にはソ連生まれでなくて外国生まれであるものも多い事に注意されたい。 日本では1970年代読売新聞が、アネクドートをよく紹介していた。

目次

[編集] 様々な政治的アネクドート

ソ連時代のロシア刑法 58 条では反ソビエト的プロパガンダには最高で死刑を適用できた。 政治的アネクドートを口にすることは、旧ソ連の人々にとって一種の危険なスポーツのようなものとみなされていた。

  • 判事が頭を抱えて笑い転げながら法廷から出てきた。 同僚の判事が寄ってきて一体何がそんなに可笑しいのかと尋ねた。 「今世界で一番おかしなアネクドートを聞いたからさ。」 「へえ、どんな話なのか教えてくれよ、」同僚の判事が聞いた。 「それは無理だね。だって、たった今それを言ったやつに 10 年の刑を喰らわせてきたところだもの。」

[編集] 共産主義に関するもの

マルクス・レーニン主義の理論によれば、共産主義とは社会主義の段階を経て達成される社会発展の最終段階であるユートピアを意味していた。 ブレジネフはソ連が共産主義を構築しようと邁進している発達した社会主義の段階にあると規定していた。

  • 「共産主義が実現すれば電話で食べ物が注文できるようになるって本当?」 「ああ、もちろん。そしてテレビで注文した料理を見て楽しめるようになるよ。」
  • 老いた古参のボリシェビキがもう一人に話しかけた、 「ああ友よ、我々は共産主義の実現まで生きてはいまい。 しかし我々の子供たちなら…ああ、なんとかわいそうな子供たちよ。」
  • 資本主義国と社会主義国のおとぎ話の違い。資本主義国では「むかし、むかしある所に」で始まるが、社会主義国では「やがて、いつかは」で始まる。

ロシア革命後、富農と認定された農民からは通常の倍の徴税を「自主的」に行わせる「自己徴税」の制度があった。

  • 「共産主義社会になれば、秘密警察もなくなるのですか?」 「ご存知のように、共産主義社会では国家はその抑圧手段とともに廃止されます。 その段階では、人民はどのようにして『自己逮捕』するか知るようになるのです。」

共産党の掲げるさまざまなスローガンは格好のネタとなった。

  • レーニンは死んだ。しかし彼の事業は生きている』 「逆の方がよかったなあ。」
  • 『レーニンは死んだ。しかし彼の事業は生きている』 「偶然だなあ、『ブレジネフは死んだが、彼の体は生きている』。」 (ロシア語では事業 дело, delo と体 тело, telo が韻を踏む)

レーニンが、共産党と農工業の近代化によって共産主義に到達することを説明するために掲げたスローガンには誰でも知っている数学的な真理が適用された。

  • 『共産主義とは、ソビエトの権力、 プラス、全国土の電化である』 「したがって、ソビエトの権力 = 共産主義 − 全国土の電化、かつ、全国土の電化 = 共産主義 − ソビエトの権力、がなりたつ。」

[編集] アルメニア・ラジオ

架空の放送局アルメニア・ラジオあるいはラジオ・エレバンは、どんな質問であろうとちゃんと答えてくれ、ソ連式の言論の自由を示していた。

  • 「ソ連にもアメリカのような言論の自由があるって本当ですか?」 「ええ、原則的としてその通りです。 ワシントンD.C.ホワイトハウスの前で 『くたばれ、レーガン!』 って叫んでも罰せられないのと全く同じように、モスクワ赤の広場の前で 『くたばれ、レーガン!』 って叫んでも罰せられません。」
  • 「科学者のアンバルツミアンが公営宝くじでヴォルガ車を当てたって本当?」 「ええ、そうです。 ただ、彼は科学者ではなくて警備員です。 それに、名前はアンバルツミアンではなくてラビノヴィッチですね。 あと、車ではなくて 100 ルーブルでした。 それから、宝くじではなくてカード・ゲームでしたが。 ただし、勝ったのではなくて負けました。 しかし、その他の点ではあなたの言うとおりです。」

[編集] 強制労働キャンプに関するもの

スターリンの時代、強制労働キャンプの数は増え続け、1950年代の初めには 170 万人が収容されていた。

  • アブラモヴィッチは 5 年の刑を宣告され、 10 年間服役し、 幸運にも刑期を残して釈放された。
  • アルメニア・ラジオに聞いた、「我々の労働キャンプの環境はすばらしいって本当?」 「本当です。 5 年前に同じことを聞いた聴取者がいましたが、それを調べるためにキャンプに送られました。 まだ戻ってきていませんが、そこがとても気に入ったからだそうです。」
  • とある強制収容所の大部屋に3人の男が収監されていた。1人目の男はの幹部ポポフ氏を批判したかどで投獄され、2人目はポポフ氏を弁護したために投獄されていた。3人目は当のポポフ氏だった。

[編集] 政治家に関するもの

政治家についてのアネクドートは、彼らそれぞれの性格を強調して描き出している。

  • レーニンとスターリンフルシチョフブレジネフが一緒に列車で旅に出た。 すると突然、列車は止まってしまった。 レーニンは提案した、「おそらく、労働者と農民が問題を解決するようスボートニク (休日返上の勤労奉仕日) を呼びかけるべきだな。」 スターリンは窓から頭を突き出して叫んだ、「運転士が列車を動かさないなら、処刑してしまえ!」 フルシチョフも叫んだ、「列車の後ろの線路を取り去って、前の線路を作るのに使いなさい!」 しかしそれでも一向に列車は動き出そうとはしなかった。 最後にブレジネフが言った、「まあまあ同志のみなさん。 カーテンをしめて、レコードでも聴きましょう。 列車が動いていると思えるように。」

ウラジーミル・イリイチ・レーニンは、やさしく、子供好きで、分かち合いの精神を持ち、優しい目をしているなどのプロパガンダによって定着していたイメージをからかわれた。 しばしば、革命政府のあったスモリヌイ学院 (Смольный институт, Smolny institute) で、秘密警察の長官ジェルジンスキーや農民の代表と会話する偽善的でずるい人物として登場した。

  • 内戦の飢饉のころ、農民の代表が請願書を届けようとスモリヌイにやってきた。 農民のひとりが訴えた、「我々はもはや馬のように草さえ口にしています。」 レーニンは励ますように行った、「大丈夫、何も心配することはないんだよ! 我々もここで蜂蜜入りの紅茶を飲んでいるけど、別に蜂のようにブンブン音を立ててはいないだろ。」

レーニンについてのそうしたプロパガンダはあらゆるところに浸透していた。

  • 学校の教師が生徒たちを公園へと連れ出した。 そこで彼らは子供の野ウサギを捕まえた。 都会生まれの子供たちは誰もそれまでウサギを見たことがなかった。 教師が尋ねた 「これが何か知ってる人?」 しかし誰も答えなかった。 「どうしたの?みんな、ほら歌にもでてくるし、いつも読んでる詩やお話にも出てくるでしょう。」 「そっか、わかった!」 ひとりの生徒がやさしくウサギの頭を叩きながら行った。「これがレーニンおじいさんだ。」

ヨシフ・スターリンについての話は気難しくブラックなユーモアであった。

  • 「同志スターリン! この男はあなたにそっくりであります!」 「撃ち殺せ!」 「おそらく、ひげを剃ってしまえばいいのではないでしょうか。」 「いい考えだ! ひげを剃って撃ち殺せ!」
  • スターリンは党大会で報告を読み上げていた。 そのとき誰かがくしゃみをした。 「だれだ、くしゃみをしたのは?」 (沈黙) 「第 1 列!立て!撃ち殺せ!」 (拍手) 「だれだ、くしゃみをしたのは?」 (沈黙) 「第 2 列!立て!撃ち殺せ!」 (長い長い拍手) 「だれだ、くしゃみをしたのは?」 (沈黙) …そして背後から落胆しきったすすり泣く声がした、「わたしです。」 スターリンは身を乗り出して言った、「お大事に、同志!」
  • スターリンが船遊びをしていて、川に落ちて溺れた。そこをたまたま通りかかった農民が助けた。スターリンは助けてくれた御礼として農民に褒美をやることにした。スターリン「何かしてほしいことはあるか」 、農民「へい、私が殿下を助けたことを内緒にしてくださいまし」

ニキータ・フルシチョフの話はしばしば彼が試みた経済改革について触れていた。 特に彼はとうもろこしを導入したことから「とうもろこし男」 (кукурузник) と呼ばれてさえいた。 別の話では、農業政策の失敗や、都市開発、米ソ関係の悪化、20 年で共産主義を実現するといった約束、あるいは単にはげていることや下品さ、女たらしであることなどをからかわれた。

  • フルシチョフはなぜ失脚したのか? それは 7 つの К (カー) のせいだ。 個人崇拝 (Культ личности)、 共産主義 (Коммунизм)、 中国 (Китай)、 キューバ危機 (Карибский Кризис)、 とうもろこし (Кукуруза)、 そしてクジマー (Кузьма) のお母さん。 (ロシア語で「クジマーのお母さんに合わせてやる」とは「ひどい目にあわせてやる」, "en:We will bury you" の意味があり、フルシチョフは西側の大使の前でこの言葉を用いたため問題になった。)
  • 「ソ連で最も偉大なマジシャンはだれだろう?」 「フルシチョフさ、彼は中央アジアのカザフに種をまいて、カナダサスカチュワンで収穫したのだもの。」 (農業政策の失敗から北アメリカから小麦を輸入せざるを得なくなったことを指している。)
  • フルシチョフが養豚場を訪問した際のプラウダ紙の記事より 「写真:とフルシチョフ(右から2番目)」
  • フルシチョフがコルホーズを訪問した。 同志フルシチョフは、いつものように陽気な冗談交じりで話しかけた。「どうだい、きみんとこは?」 コルホーズの農民たちも、陽気な冗談で答えた。「たいへん上手くいってますよ!」

レオニート・イリイチ・ブレジネフは、愚かでぼけた誇大妄想を抱いている人物として描かれた。

  • 1980年のモスクワオリンピックでブレジネフが演説を始めた。 "O!" (拍手) "O!" (大きな拍手) "O!" (さらに大きな拍手) "O!" (立ち上がって拍手喝采) "O!!!" (総立ちの鳴り止まない拍手喝采)。 側近が演壇に駆け寄ってささやいた。 「レオニート・イリイチ、それはオリンピックの旗です。 読む必要はありません。」
  • 「レオニート・イリイチ…!」 「おいおい、お互い同志の間柄でそんなにかしこまらなくてもよい。 単に『イリイチ』と呼んでくれ。」 (ロシアでは名前と父称で呼ぶのは丁寧な呼びかけにあたる。 そして、単にイリイチだけの場合はふつうレーニンを指した。)
  • 「レオニート・イリイチは手術中です。」 「また心臓か?」 「いえ、胸郭を拡大する手術です。 もうひとつ金星勲章 (Золотая Звезда, Gold Star)がつけられるように。」
  • ブレシネフはスピーチ・ライターに怒鳴った、「私は 15 分の原稿を依頼したのだぞ! なぜこれを読むのに 1 時間もかかってしまったのだ?」 「いえ、同志ブレジネフ、原稿は確かに 15 分のものでした。」 ライターは答えた、「ただ同志がコピーを 4 つ読まれたのです。」
  • 赤の広場で、酔っ払いが、「ブレジネフはバカだ!」と叫んでいた。すぐにKGBがやって来て、酔っ払いを逮捕し、懲役22年を言い渡した。国家侮辱罪で2年、国家機密漏洩罪で20年。
  • ブレジネフと、コスイギン首相の間で、海外脱出する国民が増えている問題が話題になった。「このままでは、ソ連に残る者は、我々2人だけになってしまうよ」とブレジネフは述べた。首相は答えた。「2人って、閣下と誰のことですか。」

多くの話はソ連の演説の決まり文句「親愛なるレオニート・イリイチ」をネタにしていた。

  • 電話が鳴ったのでブレジネフが受話器を上げた、「もしもし、親愛なるレオニート・イリイチだ…。」

短期に終わったアンドロポフチェルネンコの時代には、人々はクレムリンで行われている棺桶の担ぎ順レースを興味深くながめた。 アネクドートに登場する定番のキャラクターであるラビノヴィッチは年会費を支払ったので、葬儀に出席するチケットを買わずに済んだと言っている。

  • 「権力の継承におけるツァーリズム社会主義の違いは何か?」 「ツァーリズムでは権力は父から息子に継承されるが、社会主義ではおじいさんからおじいさんに継承される。」

ミハイル・ゴルバチョフは、しばしば文法の誤りをからかわれたが、ペレストロイカの時代には、次々に出されるスローガンと効果のない改革、頭のアザ、ライサ・ゴルバチョワがどこにでも首を突っ込むこと、米ソ関係がよく取り上げられた。

  • (レストランにて) 「なぜ、このミートボールは四角いのかね?」 「ペレストロイカ (建て直し)!」 「それに、生焼けじゃないか?」 「ウスカレーニエ (加速化)!」 「かじった跡があるぞ?」 「ガスプリヨームカ (国家品質承認)!」 「君はなぜそんなずうずうしいしゃべり方をするのかね?」 「グラスノスチ (情報公開)!」

ソ連崩壊以後の政治家に関して、ボリス・エリツィンの話は多くがブレジネフと共通していた。 ウラジーミル・プーチンに関しては主に彼が KGB 出身であることが取り上げられている。

  • 「もう聞いたかい? プーチンはインフレを押し留めるように政府に指示したそうだよ。」 「それは正確じゃないな。 彼はインフレを押し留めたあと、投獄するよう指示したんだよ。」 (ロシア語のザディエールジヴァティ、 задерживать には、押し留めるという意味だけでなく拘束するという意味もある。)

[編集] KGB

KGB についてのアネクドートはトラの尾を引っ張ってみるような行いだとみなされていた。

  • KGBの職員二人が世間話をしていた。

「なあ、正直今の政権についてどう思う?」

「まあ率直に言えば君と同じ感想だ。」

「そうか。悪いが同志、君を逮捕する。」

  • ホテルの相部屋に 4 人の初対面の男たちが泊まった。 3 人はすぐに打ち解け、ウォッカのボトルを開けて酔っ払い、騒がしく歌ったり政治的な笑い話を言い合ったりしていた。 4 人目は何とか必死で寝ようとしていたが、とうとう頭にきてこっそりと部屋を抜け出した。 男は階下で案内係に「67 号室にお茶を 10 分後に届けてくれ」 と頼むと、部屋に戻ってパーティーに加わった。 5 分後、前かがみになって何食わぬ顔で彼は灰皿に向かって話しかけた 「同志少佐、67 号室にお茶をお願いします。」 しばらくすると件の案内係がお茶を持って入ってきた。 部屋はしんとして、パーティーはお開きになった。 こうして男はゆっくり眠ることができた。 翌日、目覚めてみると部屋には自分ひとりしかいなかった。 驚いて再び案内係に尋ねた、「他の人たちはどこに行ったのかね?」 「ああ、KGB に逮捕されました。」 「し、しかし、私はどうして…?」 恐怖におののいて男は尋ねた。 「ええ、彼らはあなたはそのままにしておくと決めたそうです。 同志少佐がお茶のアネクドートでとても笑わせてもらったからって。」
  • ソ連のKGB とフランスの GIGN とアメリカの CIA は誰が一番犯人を捕まえるのがうまいか証明しようとしていた。 国連の事務総長は彼らをテストすることにした。 彼は森に一匹のウサギを放つと、それを捕まえてくるよう各々に指示した。 CIA は、動物の情報提供者を森じゅうに配置した。 さらに、植物や鉱物の目撃者に尋ねて回った。 そうして 3 ヶ月に渡る徹底的な調査が終了した後、彼らはウサギは存在しないという結論を下した。 GIGN は 2 週間捜索し、成果が得られないとみると森に火をつけウサギもろともみんな殺してしまった。 彼らは謝りもせず、ウサギに責任があると言った。 KGB は 2 時間ほど森に入っていたかと思うと、ひどく痛めつけられたクマを連れてきた。 クマはうめいていた、「そうだよ、そうだよ、俺はウサギだよ、ウサギだよ。」

[編集] 日常生活

  • 「新聞とテレビじゃどっちが便利だろう?」 「そりゃ、もちろん新聞さ。 テレビじゃセリョートカ (селёдка) をくるめないだろ。」 (セリョートカはウォッカの肴として定番の塩漬けのニシン。)
  • 男が彼の新しいアパートを友人たちに案内していた。 友人のひとりが尋ねた、「なぜ時計がひとつもないんだい?」 男は答えた、「そんなことないよ、ひとつしゃべる時計があるんだぜ。」 「え、どこに?」 男は金づちを取り上げるとそれで壁を叩いた。 すると壁の反対側から怒鳴る声がした、 「午前 2 時だよ!こんな時間に釘を打つなんてどういうつもりだい、ろくでなしめ!」
  • 聡明なソ連人の 5 つの戒め: 考えるべからず。 考えたなら、しゃべるべからず。 考えてしゃべったなら、書き留めるべからず。 考えてしゃべって書き留めたなら、署名するべからず。 考えてしゃべって書き留めて署名したなら、驚くべからず。
  • 冬のさなか、肉を買うために 5 時間も行列に並んでいたイゴーリはとうとう耐え切れなくなってしまった。 彼は飛び跳ねて叫びはじめた。 「もう耐えられるもんか! こんな『発達した社会主義』などくそくらえだ! こんな制度は完全に腐ってる!」 数分後、いかめしげなトレンチコートの男がイゴーリに近づいて、彼の頭をゆっくりとゆすった。 そして指をピストルの形に曲げてイゴーリのこめかみに当てると、そのまま何も言わずに立ち去って行った。 イゴーリはひどく落胆して家に帰った。 「どうしたっていうの? もう一度お肉を買いに行かないの?」 彼の妻が聞いた。 「無理だよ、」 イゴーリは言った。 「もう、ピストルの弾さえないんだ。」
  • ソ連空軍の戦闘機で、翼が根元から折れる事故が続出した。それで、翼の根元にミシン目を入れたところ、事故はぴったりなくなった。ソ連製のトイレットペーパーが、ミシン目で切れないことにヒントを得たものだった。
  • 無重力下ではボールペンが使えない事が宇宙開発において問題になった。そこでNASAは宇宙でも使えるボールペンを開発した。一方ソ連は鉛筆を使った。

いくつかの話は、教育システムにおけるソ連の政治教育の水準をからかっている。

  • 「私の妻は 3 年間料理教室に通っていました。」 「それはさぞかし料理がお上手でしょう!」 「いえいえ、教室では第 12 回党大会のところまでしか行き着かなかったもので。」

商品の遅配はいつも話しのネタとなった。

  • 「お父さん、車の鍵を持たせて。」 「いいよ、でも無くすんじゃないぞ。 あとたった 7 年で車が来るんだからな。」
  • 男が冷蔵庫を買いに行き、配達時期について尋ねた 「そうですね、10 年後の金曜日に。」 「ああ、その日はだめだ。配管工が修理に来ることになってる。」

[編集] 国際関係

  • ルーマニアの小学校で、「わが国とソ連の関係を人間関係にと例えると何か」と教師が児童に質問した。児童は、「兄弟です」と答えた。「親友と言ったほうがいいのではないかね」と教師が述べた。「いえ、兄弟です」と児童は答えた。「なぜ兄弟に拘るのかね」と教師は質問した。「親友は選べます」と児童は答えた。
  • ワルシャワ条約機構の会議で、ハンガリー代表が「海軍省を創りたい」と申し出た。ソ連代表が「海の無い国が、海軍省を創ってどうするんだ?。」と尋ねると、ハンガリー代表は不思議そうな表情で尋ねた。「じゃあ、何でソ連には、文化省があるんですか?。」


[編集] 関連項目

他の言語

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