ウィリアム・オルウィン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
クラシック音楽 |
---|
作曲家 |
ア-カ-サ-タ-ナ |
ハ-マ-ヤ-ラ-ワ |
音楽史 |
古代 - 中世 |
ルネサンス - バロック |
古典派 - ロマン派 |
近代 - 現代 |
楽器 |
鍵盤楽器 - 弦楽器 |
木管楽器 - 金管楽器 |
打楽器 - 声楽 |
一覧 |
作曲家 - 曲名 |
指揮者 - 演奏家 |
オーケストラ - 室内楽団 |
音楽理論/用語 |
音楽理論 - 演奏記号 |
演奏形態 |
器楽 - 声楽 |
宗教音楽 |
メタ |
ポータル - プロジェクト |
カテゴリ |
ウィリアム・オルウィン(William Alwyn、1905年11月7日 - 1985年9月11日、アルウィンとも)は、イギリスの作曲家、指揮者、フルート奏者、音楽教育者。
ノーサンプトンシャー州ノーサンプトンに生まれ、幼いころよりピッコロの演奏に興味を示した。15歳で王立音楽アカデミーに入学し、フルートと作曲を学ぶ。フルートの名手で一時はロンドン交響楽団の首席奏者だった。1926年より1955年まで王立音楽アカデミーで作曲の教授を務める。
多才な人物で、音楽家であると同時に言語学者、詩人、美術家でもあった。作風の幅は広く、5つの交響曲と2つのオペラ、様々な協奏曲、弦楽四重奏曲がある。
1941年から1962年までに70以上の映画音楽を手がけ、主な作品には「邪魔者は殺せ」(1947)、「落ちた偶像」(1948)、「真紅の盗賊」(1952)、「黒い天幕」(1956)、「SOSタイタニック/忘れえぬ夜」(1958)、「南海漂流」(1960)、「砂漠の勝利」などがある。
オルウィンはまた独自の十二音音楽を考案し、また不協和音も好んで取り入れている。
[編集] 主な作品
- 交響曲第1番
- 交響曲第2番
- 交響曲第3番
- 交響曲第4番
- 交響曲第5番「壷葬論」
- ハープ協奏曲「リラ・アンジェリカ」
- ピアノ協奏曲第1番
- ピアノ協奏曲第2番
- ヴァイオリン協奏曲
- オーボエ協奏曲
- コンチェルト・グロッソ(3曲)
- 弦楽のためのシンフォニエッタ
- 仮面劇のための序曲
- 魔法の島
- ダービー・デイ
- エリザベス朝舞曲