ウォッチタワー作戦
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ウォッチタワー作戦(Operation Watchtower、望楼作戦)は、第二次世界大戦前半においてアメリカ軍が行った作戦の名称である。
ミッドウェー海戦後、日本はアメリカ-オーストラリア間を遮断すべくニューカレドニア、フィジー、サモア諸島攻略を目指すFS作戦を発動した。その一環として、ソロモン諸島の小島、ガダルカナル島に飛行場の建設を決定する。1942年7月16日に建設開始、8月5日に滑走路が完成、航空機の進出が可能となる。
それに対し米軍はウォッチタワー作戦を発動、防御攻勢に打って出るべくフランク・J・フレッチャー中将麾下の空母部隊、およびリッチモンド・K・ターナー少将麾下の両用戦部隊の援護下、海兵隊第1海兵師団がガダルカナル島・ツラギ島の両島に上陸、8月7日完成したばかりの飛行場(のちにヘンダーソン飛行場と呼ばれる)を占領した。
これ以後約半年に渡って同島の飛行場を巡り、日米海軍の死闘が繰り返される。
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