ガンダムウォー
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ガンダムウォー(GUNDAM WAR)は、バンダイから発売されているトレーディングカードゲームの一種。
『機動戦士ガンダム』から始まるガンダムシリーズをモチーフにしたトレーディングカードゲームで、モビルスーツやキャラクターを、作品の枠を超えて自分の好きなように使うことが出来るのが醍醐味。古いカードから新しいカードまでほぼすべてを使用できるのが特徴(一部例外がある。後述の評価・問題点参照)
目次 |
[編集] カードの種類
- ユニットカード
- モビルスーツ、モビルアーマー、艦船、戦闘機など「乗物」をあらわす。例外的に拠点も存在する。マジック・ザ・ギャザリングのクリーチャーカードに相当する。戦いにおいて主軸となるカード。「ガンダム」「シャア専用ザクII」など。
- キャラクターカード
- コマンドカード
- ガンダムストーリー内の細かい出来事等を表すカード。使い捨てであり、その場限りの効果を発揮する。マジック・ザ・ギャザリングのソーサリー、インスタントに相当するが、ガンダムウォーにおいてはプレイできるタイミングはコマンドごとに規定されている。「赤い彗星」「作戦の看破」など。
- オペレーションカード
- ガンダムストーリー内の作戦やイベントを表すカード。場に配置されつづけている限り継続して効果を発揮する。マジック・ザ・ギャザリングの全体エンチャントやエンチャントクリーチャーに相当する。「プラント最高評議会」「真の『星の屑作戦』」など
- ジェネレーションカード
[編集] カードの色
カードには、それぞれ登場勢力や作品毎に決まった色がある。
- 青(地球連邦軍、エゥーゴ、リガ・ミリティア)
- 回復、生産、防衛を得意とする勢力。原作アニメの主人公達が多く所属する勢力でもある。歴代のガンダムが数多くあり、大型から小型のユニットやカードの種類が豊富あり様々な戦いが出来る。初心者~上級者向けといえる。
- 緑(ジオン公国、デラーズ・フリート)
- ダメージをあたえる特殊効果やコマンドカードに優れた勢力で、低い国力で生産できるユニットを多数持ち、速攻に強い。反面、回復においては有効な手段が無い為長期戦には向かない。使い易いユニットが多いが特殊なユニットもいる。初心者~中級者向けといえる。
- 黒(ティターンズ、ザンスカール帝国)
- 場の全体や大量のカードに影響を及ぼす効果が特徴的な勢力。また、カードを直接破壊する能力にも長け、相手の手札に影響を与えるカードも多い。全体除去など1枚で戦況が変わるカードをどう使うべきか戦略が問われるため中級者~上級者向けといえる。
- 赤(ネオ・ジオン、クロスボーン・バンガード)
- コマンドカード「作戦の看破」に代表される相手の使ったカードを妨害する能力やサイコミュを用いたユニットが特徴の勢力である。相手を妨害するカードが豊富であるがカードの使い方が問われる戦い方になり、ユニットも一癖あるユニットが多いため上級者向けといえる。
- 茶(『∀ガンダム』『機動新世紀ガンダムX』『機動武闘伝Gガンダム』系全般)
- 『∀ガンダム』『ガンダムX』『Gガンダム』が所属する勢力。捨て山やジャンクヤードのカードを再利用する能力が特徴。また、『Gガンダム』系はリングエリアでの戦闘に優れている。数多くのオペレーションがあり、それを駆使して戦っていく戦いが主になる。ユニットは他の勢力に対し一歩劣っている(『Gガンダム』系の普及により解消されつつある)。中級者~上級者向きといえる。
- 白(『新機動戦記ガンダムW』『機動戦士ガンダムSEED』『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』系全般)
- 『ガンダムW』の世界と『ガンダムSEED』を中心とした勢力。強力なモビルスーツと様々なコマンドカードが特徴。強力な大型ユニットによって1枚で場を制する事が可能であり、バランスのよい他のカードによって圧倒していく事が出来る。初級者~中級者向けと言える。バランスが良く、あらゆる状況に対応可能な色だが、カードをプレイする為のコストが他の色に比べ大きい事、カウンターカード等は専門と言える赤に劣る事等から「器用貧乏」と評される事が多い色でもある。
- 紫
- どこにも属さない勢力。主に他の色の補助など。どの色にも合うため使い勝手がよい。特殊Gとされるカードのほとんどはこの紫Gであり、「モルゲンレーテ」「月面民間企業」といった、一線で使われるカードも少なくない。
[編集] 基本的なルール
- 対戦は2名のプレイヤーにより1対1で行われる。プレイヤーは「自軍」「敵軍」と呼称される。
- 双方のプレイヤーは、ルール制限に従って50枚ちょうどで一組のカードで構成された「デッキ」を持つ。デッキはゲーム上において「本国」と呼ばれる。
- 各々のプレイヤーは、後述する進行手順に従い自分のカードを場に出し、定められた方法で(基本的には自分のターンに)相手の場のカードを攻撃する。
- 攻撃を受けた際、防衛側プレイヤーはカードを場に出し防御する。これによって防ぎきれなかったダメージは、特別な場合を除き無効となる。本国にダメージを与えるには、相手に防御させず直接敵本国に攻撃する必要がある。
- 以上を繰り返し、本国が0枚になるか、その他の敗北条件を満たしたプレイヤーは、敗北となる。
[編集] ゲームの進行手順
双方のプレイヤーが各々の手番(ターンと呼ぶ)を交互に実行することでゲームを進める。
プレイヤーあたりのターンは、以下のような手順を順に行うことで実行される。以下では、最新のルールを紹介する。
- リロールフェイズ:前のターンまでに使用していたカードを、自ターンが巡ってくることで回復することを表す
- ドローフェイズ:自分の山札からカードを1枚引く行動を行うフェイズ。
- 配備フェイズ:手札に持っているカードを場に出すフェイズ。ユニット、キャラクター、ジェネレーション、オペレーションの4種類は、通常このフェイズにのみ使用できる。
- 戦闘フェイズ:自分が操作しているユニットを使って相手プレイヤーと戦闘をすることができる。このゲームの一番の醍醐味である。
[編集] エキスパンションリスト
- 第1弾 1999年2月下旬発売
- 発売型式 スターターボックス&ブースターパック
- 全200種類
- 発売型式 スターターボックス&ブースターパック
- 第2弾(撃墜王出撃) 1999年6月下旬発売
- 発売型式 ブースターパック
- 全110種類
- 発売型式 ブースターパック
- 第3弾(宇宙の記憶)1999年10月下旬発売
- 発売型式 ブースターパック
- 全130種類
- 発売型式 ブースターパック
- 第4弾(新しき翼) 2000年2月下旬発売
- 発売型式 スターターボックス&ブースターパック
- 全204種類
- 発売型式 スターターボックス&ブースターパック
- ドラマチックスターター2(正義の創痕&黒い波動&紅き脅威) 2000年6月下旬発売
- 発売型式 スターターボックス
- 全80種類(3つあわせて。ただし、枚数が重複するカードは除く)
- 発売型式 スターターボックス
- 第5弾(永久の絆) 2000年8月下旬発売
- 発売型式 スターターボックス&ブースターパック
- 全224種類(再録カード20種類も含む)
- 発売型式 スターターボックス&ブースターパック
- ドラマチックブースター1(一年戦争編) 2000年12月下旬発売
- 発売型式 ブースターパック
- 全66種類
- 発売型式 ブースターパック
- 第6弾(新世紀の鼓動) 2001年2月下旬発売
- 発売型式 スターターボックス&ブースターパック
- 全220種類(再録カード20種類も含む)
- 発売型式 スターターボックス&ブースターパック
- 入門用スターター 2001年4月下旬発売
- 発売型式 スターターボックス
- 全108種類(Aセット&Bセット一式分。ただし、枚数が重複するカードは除く。また、カードは一部テキストなしの簡略化バージョン)
- 発売型式 スターターボックス
- ドラマチックブースター2(ウイング/ターンA編) 2001年6月中旬発売
- 発売型式 ブースターパック
- 全66種類
- 発売型式 ブースターパック
- 第7弾(革新の波濤) 2001年8月上旬発売
- 発売型式 スターターボックス&ブースターパック
- 全220種類(再録カード20種類も含む)
- 発売型式 スターターボックス&ブースターパック
- ベースドブースター1 2001年11月下旬発売
- 発売型式 ブースターパック
- 全240種類(新規84種類と再録156種類)
- 発売型式 ブースターパック
- 第8弾(月下の戦塵) 2002年2月下旬発売
- 発売型式 スターターボックス&ブースターパック
- 全207種類(シンボルカード6種類も含む)
- 発売型式 スターターボックス&ブースターパック
- ドラマチックスターター3(ギレンの野望編) 2002年6月中旬発売
- 発売型式 スターターボックス
- 全87種類(2つ合わせて、ただし、枚数が重複するカードは除く。シンボルカード4種類も含む。)
- 発売型式 スターターボックス
- 第9弾(相剋の軌跡) 2002年8月上旬発売
- 発売型式 スターターボックス&ブースターパック
- 全207種類(シンボルカード6種類も含む。)
- 発売型式 スターターボックス&ブースターパック
- ベースドスターター&ベースドブースター2 2002年11月下旬発売
- 発売型式 スターターボックス&ブースターパック
- 全375種類(ベースドスターターのみ、ベースドブースター1から一部選出した分などを含む。また、シンボルカード2種類も含む。)
- 発売型式 スターターボックス&ブースターパック
- 第10弾(刻の末裔) 2003年2月下旬発売
- 発売型式 スターターボックス&ブースターパック
- 全207種類(シンボルカード6種類も含む。)
- 発売型式 スターターボックス&ブースターパック
- ドラマチックスターター4(ガンダムSEED編・栄光のザフト)&ドラマチックブースター3(ガンダムSEED編) 2003年5月下旬発売
- 発売型式 スターターボックス&ブースターパック
- 全65種類(双方合わせて。プロモカードも含む。また、スターターのみ枚数が重複するカードは除く)
- 発売型式 スターターボックス&ブースターパック
- 第11弾(蒼海の死闘) 2003年8月上旬発売
- 発売型式 スターターボックス&ブースターパック
- 全207種類(シンボルカード6種類も含む。)
- 発売型式 スターターボックス&ブースターパック
- セレクテッドブースター(赤い彗星 シャア編) 2003年11月下旬発売
- 発売型式 ブースターパック
- 全36種類(全て再録)
- 発売型式 ブースターパック
- コラボレーションブースター(ガンダムエース編) 2003年12月下旬発売
- 発売型式 ブースターパック
- 全84種類(オリジンWARカード48種類とガンダムエースカード36種類)
- 発売型式 ブースターパック
- 第12弾(宿命の螺旋) 2004年2月下旬発売
- 発売型式 スターターボックス&ブースターパック
- 全207種類(シンボルカード6種類も含む)
- 発売型式 スターターボックス&ブースターパック
- BB3スターター&ベースドブースター3 2004年5月下旬発売
- 発売型式 スターターボックス&ブースターパック
- 全366種類(BB3スターターのみ、ベースドブースター1&2から一部選出した分等も含む)
- 発売型式 スターターボックス&ブースターパック
- 第13弾(烈火の咆哮) 2004年8月中旬発売
- 発売型式 スターターボックス&ブースターパック
- 全207種類(シンボルカード6種類も含む。)
- 発売型式 スターターボックス&ブースターパック
- 拡張シートVer1 2004年10月下旬発売
- 発売型式 ジャンボカードダス自販機
- 全28種類(20種類は、DS1&DS2からの再録)
- 発売型式 ジャンボカードダス自販機
- 戦場の女神 2004年11月下旬発売
- 発売型式 ブースターパック
- 全58種類(シークレットレアカード1枚も含む。)
- 発売型式 ブースターパック
- 拡張シートVer2 2005年1月末発売
- 発売型式 ジャンボカードダス自販機
- 全28種類(20種類は、DB1&DS4からの再録)
- 発売型式 ジャンボカードダス自販機
- 第14弾(果てなき運命[さだめ]) 2005年2月下旬発売
- 発売型式 スターターボックス&ブースターパック
- 全216種類(IXホイルカード[箔押し、裏面は9分割パズル]9種類とパラレルレア12種類[スターターとブースターではイラストが違う]も含む)
- 発売型式 スターターボックス&ブースターパック
- ドラマチックスターター5(ガンダムSEED DESTINY編・閃光のミネルバ)&ドラマチックブースター4(ガンダムSEED DESTINY編) 2005年5月下旬発売
- 発売型式 スターターボックス&ブースターパック
- 全63種類(両方合わせて。また、スターターのみ枚数が重複するカードは除く)
- 発売型式 スターターボックス&ブースターパック
- 第15弾(禁忌の胎動) 2005年8月下旬発売
- 発売型式 スターターボックス&ブースターパック
- 全216種類(IXホイルカード[箔押し、裏面は9分割パズル]9種類とパラレルレア12種類[スターターとブースターではイラストが違う]も含む。)
- 発売型式 スターターボックス&ブースターパック
- ドラマチックブースター5(機動戦士Zガンダム The Movie) 2005年11月上旬発売
- 発売型式 ブースターパック
- 全37種類(シークレットレアカード1枚も含む。)
- 発売型式 ブースターパック
- タクティカルスターター1(疾風の砲火&戦乱の兇刃[きょうじん]) 2005年11月下旬発売
- 発売型式 スターターボックス
- 全62種類(両方あわせて。ただし、枚数が重複するカードは除く)
- 発売型式 スターターボックス
- 第16弾(覇王の紋章) 2006年2月下旬発売
- 発売型式 スターターボックス&ブースターパック
- 全216種類(IXホイルカード[箔押し、裏面は9分割パズル]9種類&パラレルレア12種類[スターターとブースターではイラストが違う]も含む。)
- 発売型式 スターターボックス&ブースターパック
- 覇王の紋章・拡張シートVer. 2006年2月下旬発売
- 発売型式 ジャンボカードダス自販機
- 全19種類(一部は覇王の紋章と重複。また、ジェネレーションカードのみ枚数が重複する。)
- 発売型式 ジャンボカードダス自販機
- ドラマチックブースター6(ガンダム・ザ・ガンダム編) 2006年5月下旬発売
- 発売型式 ブースターパック
- 全61種類(シークレットレアカード1枚も含む。)
- 発売型式 ブースターパック
- タクティカルスターター2(爆炎の決闘場[リング]) 2006年5月下旬発売
- 発売型式 スターターボックス
- 全32種類(枚数が重複するカードは除く)
- 発売型式 スターターボックス
- 第17弾(不敗の流派) 2006年8月下旬発売
- 発売型式 スターターボックス&ブースターパック
- 全216種類(IXホイルカード[箱押し、裏面は9分割パズル]9種類とパラレルレア12種類[スターターとブースターではイラストが違う]も含む。)
- 発売型式 スターターボックス&ブースターパック
- エクステンションブースター 2006年11月下旬発売
- 発売型式 ブースターパック
- 全302種類(新規50種類と再録252種類、パラレルレア4種類も含む。)
- 発売型式 ブースターパック
- 戦場の女神コインプラス 2006年12月下旬発売
- 発売型式 ブースターパック
- 全24種類(再録ユニット12種類、新規Gカード12種類)
- 発売型式 ブースターパック
- 第18弾(戦慄の兵威) 2007年2月下旬発売
- 発売型式 スターターボックス&ブースターパック
- 全216種類(IXホイルカード[箱押し、裏面は9分割パズル]9種類とパラレルレア12種類[スターターとブースターではイラストが違う]も含む。)
- 発売型式 スターターボックス&ブースターパック
- ドラマチックブースター7(前線のフォトグラフ) 2007年5月下旬発売予定
- 発売型式 ブースターパック
- 全55種類予定(シークレットレアカード1枚も含む。)
- 発売型式 ブースターパック
[編集] 関連商品
- ガンダムウォーオフィシャルバインダー
- 1999年10月下旬発売
- プロモカード・百式(第1弾からの再録)付き。
- 1999年10月下旬発売
- ガンダムウォーオフィシャルプレイシート
- 1999年10月下旬発売
- プロモカード・ガンダム試作1号機フルバーニアン付き。
- 1999年10月下旬発売
- ガンダムウォーオフィシャルバインダー2
- 2000年12月下旬発売
- プロモカード・シャア専用ザクII付き。
- 2000年12月下旬発売
- ガンダムウォーオフィシャルデッキケース
- 2001年6月中旬発売
- ガンダムウォーオフィシャルバインダー3
- 2002年6月中旬発売
- プロモカード・ギレンの野望付き。
- 2002年6月中旬発売
- ガンダムウォーオフィシャルバインダー4
- 2003年2月下旬発売
- プロモカード・望まれぬ対立付き。
- 2003年2月下旬発売
- ガンダムウォーオフィシャルバインダー5
- 2003年8月上旬発売
- プロモカード・REDとBLUE付き。
- 2003年8月上旬発売
- ガンダムウォーオフィシャルバインダー6
- 2004年2月下旬発売
- プロモカード・メビウスの輪付き。
- 2004年2月下旬発売
- ガンダムウォーDXストレージボックス
- 2004年9月上旬発売
- プロモカード・シャングリラの少年付き。
- 2004年9月上旬発売
- ガンダムウォーオフィシャルバインダー7
- 2005年2月下旬発売
- プロモカード・果てなき運命(さだめ)付き。
- 2005年2月下旬発売
- ガンダムウォーオフィシャルバインダー8
- 2005年8月下旬発売
- プロモカード・未来への彷徨付き。
- 2005年8月下旬発売
- ガンダムウォーオフィシャルデッキケース&スリーブセット(初回限定生産商品)
- 2006年2月下旬発売
- デッキケース1個+カードスリーブ1組(50枚)+プロモカード1種
- 2006年2月下旬発売
- ガンダムウォーオフィシャルバインダー9
- 2006年8月下旬発売
- プロモカード・王者の風付き。
- 2006年8月下旬発売
- ガンダムウォーオフィシャルカンデッキケース Vol.1 ジオンシリーズ「シャア専用」「ジオン公国軍」Vol.2 Z.A.F.T FAITHシリーズ「シン・アスカ」
- 2007年2月下旬発売
- 缶タイプデッキケース+特製シンボルカード
- 2007年2月下旬発売
- ガンダムウォーオフィシャルカンデッキケース Vol.1 ジオンシリーズ「ランバ・ラル」「黒い三連星」「シン・マツナガ」「ジョニー・ライデン」Vol.2 Z.A.F.T FAITHシリーズ「アスラン・ザラ」「ハイネ・ヴェステンフルス」「レイ・ザ・バレル」
- 2007年3月下旬発売予定
- 缶タイプデッキケース+特製シンボルカード
- 2007年3月下旬発売予定
[編集] 評価・問題点
ガンダムウォーの最大の魅力といえるのは、普通なら(テキストなどが)使えないかもといえるようなカードでもデッキ構築次第で活用できる、つまり全く使えないカードが存在しないと言う点であろう。そのためプレイヤーが研究し、いろんなタイプのデッキが構築されている。ゲームデザイナー側が意図的に専用のデッキを考案しエキスパンジョンにその為のカードを収録している例もある(ラフレシアを中心とした「ラフレシアデッキ」の為のカードなど)。
絶妙なバランスと他の同種のゲームと違い、公式大会での使用が禁止されているカードなどが存在しないといった魅力があったのだが、ベースドブースター3・第13弾エキスパンション「烈火の咆哮」以降それが崩れ始めている。これはカードテキスト、特に各色のデッキの中心になりそうなカードに、いわゆる「パワーカード」と呼べるものが極端に増えた事で「パワーカードをパワーカードで抑える」といった流れになってしまったためである。「烈火の咆哮」の発売でそのピークを迎え、「ゲームスピードが異常に早くなる」「特定カードの組み合わせのコンボによって、相手に何もさせずに勝利する」といったゲーム環境になったことで、古くからプレイしていたプレイヤーが引退するなどの動きがあり、電子掲示板などで激しい論議が行われた(この状態は落ち着きを見せているものの、パワーカードを連発するという状況はそのままである)。
このような状態になったのは、ゲームデザイナーが第10弾以降変更されたのが原因であるといわれている。この影響で現在は一部カードの公式大会での使用を禁止もしくは制限をかけたり、エラッタによるカードテキスト変更で対処している。このような経緯があることもあり、メーカー側の的確な対応(現状ではこれが行われてるとは言いがたい状況である)とルールの再整備が望まれている。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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