マダラヤドクガエル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
?マダラヤドクガエル | |||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() マダラヤドクガエル Dendrobates auratus |
|||||||||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||
学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Dendrobates auratus (Girard, 1855) |
|||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
マダラヤドクガエル | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Green and black poison frog |
マダラヤドクガエル(斑矢毒蛙、Dendrobates auratus)は、両生綱無尾目ヤドクガエル科ヤドクガエル属に分類されるカエル。
目次 |
[編集] 分布
コスタリカ、コロンビア、ニカラグア、パナマ、ホンジュラスに自然分布。アメリカ合衆国(ハワイ州オアフ島)に移入。
[編集] 形態
体長2.5-4cm。黒い体色に金属光沢のある鮮やかな緑色の斑模様という派手な色彩だが、警戒色よりは保護色の意味合いが強い。体色には地域変異がある。
[編集] 生態
熱帯雨林等に生息する。主に林床に生息するが、木に登ることもある。
繁殖形態は卵生で、落ち葉の下等に4-6個の卵を生む。オスは孵化するまで卵に水分を運び、孵化した幼生は背中に乗せて水場へ運ぶ。
[編集] Status
LEAST CONCERN(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
- ワシントン条約付属書II類
[編集] 人間との関係
蚊の駆除の為にハワイに人為的に移入された。
有毒種ではあるが飼育下では毒がなくなるとされることや、外観が美しいことから欧米や国内でも飼育される。飼育下での繁殖例も多く繁殖個体が多く流通する。性格は臆病だが、ヤドクガエルの中でも丈夫なため流通量も多いためヤドクガエル飼育の入門種として紹介されることもある。
[編集] 関連項目
カテゴリ: Least concern | カエル | 動物関連のスタブ項目