ワシントン・ステカネロ・セルクエイラ
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ワシントン(Washington Stecanelo Cerqueira、1975年4月1日-)は、ブラジル・リオグランデドスール州カシアス出身の元同国代表、Jリーグ・浦和レッドダイヤモンズ所属のサッカー選手(FW)。
目次 |
[編集] プレイスタイル
主に右足から放たれるシュートと身体能力を生かしたヘディング、体格を生かした懐の深いプレーで得点を量産するストライカー。 ゴール嗅覚に優れたストライカーであると同時に、体を張ったポストプレーヤーであるが故、腰を痛めて試合に出場出来ない事もある。
[編集] 所属チーム
- 1989年 - 1990年 ブラジリア(ブラジル・連邦直轄区)
- 1991年 - 1997年 SERカシアス(ブラジル・リオグランデ・ド・スル州)
- 1997年 インテルナシオナル(ブラジル・リオグランデ・ド・スル州)
- 1998年 グレミオ(ブラジル・リオグランデ・ド・スル州)
- 1998年 ポンチ・プレッタ(ブラジル・サンパウロ州)
- 1999年 SERカシアス(ブラジル・リオグランデ・ド・スル州)
- 1999年 パラナ・クルーベ(ブラジル・パラナ州)
- 2000年 - 2002年 ポンチ・プレッタ(ブラジル・サンパウロ州)
- 2002年 フェネルバフチェ(トルコ)
- 2004年 アトレチコ・パラナエンセ(ブラジル・パラナ州)
- 2005年 東京ヴェルディ1969(日本)
- 2006年 - 現 在 浦和レッドダイヤモンズ(日本)
[編集] 経歴
SCインテルナシオナルやグレミオ、フェネルバフチェに在籍。
サッカーブラジル代表としても10試合3得点の成績を残しており、2001年に日本で開催されたFIFAコンフェデレーションズカップ2001にも出場した。
2003年には心臓疾患で2度にわたる手術を受け、一時は選手生命も危ぶまれたが、リハビリを経て復活を果たした。
2004年、アトレチコ・パラナエンセに移籍。38試合で34得点を挙げ、ブラジル全国選手権の得点記録を塗り替え、得点王に輝いた。
2005年より東京ヴェルディ1969に加入。リーグ戦で22得点を挙げるもチームは降格、契約非更新により退団。
2006年より浦和レッドダイヤモンズに加入、26得点を挙げガンバ大阪のマグノ・アウベスと共に得点王に輝き優勝に貢献した。また日本心臓財団より、心臓疾患で療養中の患者に勇気を与えたとして感謝状を贈られた[1]。
[編集] 個人成績
年度 | チーム | リーグ | 背番号 | リーグ戦 | カップ戦 | 天皇杯 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
J・J1 | J2 | ||||||||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
2005年 | 東京ヴ | J1 | 9 | 33 | 22 | - | 5 | 5 | 1 | 0 | |
2006年 | 浦和 | J1 | 21 | 26 | 26 | - | 6 | 9 | 2 | 3 | |
2007年 | 浦和 | J1 | 21 | 3 | 3 | - | |||||
通算 | 62 | 51 | - | 11 | 14 | 3 | 3 |
その他、2005年-2006年ゼロックス・スーパーカップに出場、3得点
[編集] タイトル
- 2006年 - 得点王&ベストイレブン
[編集] 代表歴
- ブラジル代表:2001年 - 2002年、10試合3得点
- 2001年 FIFAコンフェデレーションズカップ
浦和レッドダイヤモンズ - 2007 |
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1 山岸範宏 | 2 坪井慶介 | 3 細貝萌 | 4 闘莉王 | 5 ネネ | 6 山田暢久 | 7 酒井友之 | 8 小野伸二 | 9 永井雄一郎 | 10 ポンテ | 11 田中達也 | 12 堤俊輔 | 13 鈴木啓太 | 14 平川忠亮 | 15 エスクデロ | 16 相馬崇人 | 17 長谷部誠 | 18 小池純輝 | 19 内舘秀樹 | 20 堀之内聖 | 21 ワシントン | 22 阿部勇樹 | 23 都築龍太 | 24 坂本和哉 | 25 赤星貴文 | 26 中村祐也 | 27 西沢代志也 | 28 加藤順大 | 29 大谷幸輝 | 30 岡野雅行 | 未定 原口元気 | |
監督 オジェック | コーチ エンゲルス | コーチ 池田太 | コーチ 大槻毅 | コーチ 広瀬治 | GKコーチ 土田尚史 | |
クラブ | |
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