三河島駅
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三河島駅(みかわしまえき)は、東京都荒川区西日暮里1丁目にある東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線の駅である。
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[編集] 駅構造
島式ホーム1面2線の高架駅である。出口は南千住駅寄りの1箇所のみ。屋根が短いので、雨天時に利用する際は注意。2005年ホーム屋根の増設工事で屋根の設置率は半分をこえたが、それでもまだ車両の停止分よりは短いので、なおも注意が必要。かつては駅にみどりの窓口が設置されていたが、券売機で指定席券を購入することができるようになったため、平成17年11月20日をもって廃止された。
[編集] のりば
1 | ■■常磐線(快速) | 松戸・取手・成田・土浦・水戸方面 |
2 | ■■常磐線(快速) | 日暮里・上野方面 |
- 当駅は快速が各駅に停車する区間にある。そのため複々線区間で各駅停車しか停まらない綾瀬・亀有方面へは北千住駅で各駅停車に乗り換える。
- かつての中距離電車は当駅に日中のみしか停車しなかったが平成16年3月13日のダイヤ改正で全ての中距離電車が当駅に停車するようになった。
[編集] 利用状況
2005年度の利用者数は1日平均9,743人である。
[編集] 駅周辺
駅の出口は尾竹橋通りに面している。近隣に京成本線の新三河島駅があるが、乗り換えに適した距離ではなく、日暮里駅が適している。
駅周辺は東京有数のコリアタウンで、済州島出身者を中心とした朝鮮・韓国系住民が多く居住し、朝鮮学校や在日韓国・朝鮮人団体の支部が置かれている。
[編集] 路線バス
- 三河島駅前
[編集] 歴史
- 1905年(明治38年)4月1日 - 開業。
- 1962年(昭和37年)5月3日 - 駅構内で貨物列車と上下電車2本による三重衝突事故(常磐線三河島駅列車多重衝突事故・三河島事故)発生。死者160人、負傷者296人の大惨事となった。詳しくは三河島事故・国鉄戦後五大事故を参照のこと。