伊達市 (北海道)
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伊達市(だてし)は、北海道の胆振支庁管内にある市。2006年3月、伊達市と大滝村が合併した。
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[編集] 地理
胆振支庁西部沿岸に位置、内浦湾(噴火湾)に面する。 道内では温暖な気候を誇り、「北の湘南」の異名を持つ。
- 山: 有珠山、ホロホロ山(1322.4m)、徳舜瞥山(1309m)、白老岳(968m)、紋別岳(714.5m)、稀府岳(702.1m)、円山(555.3m)
- 河川: 長流川、気門別川、紋別川、シャミチセ川、谷藤川、牛舎川、気仙川、尻別川、徳舜瞥川
- その他: アルトリ岬
[編集] 隣接している自治体
[編集] 沿革
- 1869年 伊達邦成が明治政府より有珠郡支配を命じられる。開拓役所と支配所を設置する。
- 1879年 有珠郡下に三つの戸長役場が設置される。
- 1885年 有珠郡下にあった三つの戸長役場を一つの戸長役場にまとめる。
- 1900年 有珠郡東紋鼈村(ひがしもんべつ)、西紋鼈村(にしもんべつ)、長流村(おさる)、有珠村、稀府村(まれっぷ)、黄金蘂村(おこんしべ)が合併、一級町村制が施行され、伊達村となる。
- 1925年 町制施行、伊達町
- 1969年 開基100年
- 1972年 市制施行、伊達市
- 1978年 北海道電力伊達発電所 1号機(出力35万kw) 運転開始
- 2006年
[編集] 行政
全国で初めての住民による環境権訴訟である伊達火力発電所建設差止請求訴訟(伊達環境権訴訟)や全国で初めてのゴミの有料化を実施したことから、環境への取り組みに優れている市として知られる。 伊達市環境基本条令に基づく伊達市環境市民会議では、公募者を全員採用した(市民参加型の地方行政モデル)。
また、高齢者や障害者を積極的に受け入れ、新しい福祉の考え方を模索・実践している。 2005年、小泉内閣の推進する構造改革の一環である都市再生のモデルとして「高齢者安心生活まちづくり」(ウェルシーランド構想)が紹介される。
合併特例法に基づく市町村合併で、大滝村と合併することが決定した(飛地合併)。 1市1町1村(伊達市・壮瞥町・大滝村)が合併の協議会を開催していたが、2004年12月に解散。 1市1村(伊達市・大滝村)で協議会を再開し、2005年3月に合意・調印。
[編集] 環境への取り組み
- 1972年 伊達火力発電所建設差止請求訴訟、起訴
- 1980年 伊達火力発電所建設差止請求訴訟、原告側敗訴
- 1989年 ゴミの有料化開始
- 1999年 伊達市環境基本条例施行
- 2004年 伊達市環境美化条例施行
[編集] 経済・産業
[編集] 立地企業
[編集] 姉妹都市・友好都市・交流都市
[編集] 教育
[編集] 小学校
- 市立
- 伊達小学校
- 伊達西小学校
- 有珠小学校
- 長和小学校
- 稀府小学校
- 関内小学校HP
- 黄金小学校
- 東小学校
- 有珠小学校優健分校(平成18年3月閉校)
- 星の丘小学校(平成18年4月開校 上記優健分校廃止に伴う新設)
- 大滝小学校
[編集] 中学校
- 市立
- 伊達中学校
- 長和中学校
- 有珠中学校
- 達南中学校
- 光陵中学校
- 有珠中学校優健分校(同上)
- 星の丘中学校(同上)
- 大滝中学校
[編集] 高等学校
[編集] 養護学校
- 道立
- 北海道伊達高等養護学校
[編集] 専門学校
[編集] 交通
[編集] 空港
[編集] 鉄道
かつては胆振線(伊達紋別駅~倶知安駅)も存在したが、1986年に廃止された。
[編集] バス
[編集] 道路
- 高速道路
- バイパス
- 一般国道
- 都道府県道
- 北海道道86号白老大滝線(白老郡白老町~大滝区)
- 北海道道145号伊達インター線
- 北海道道385号長和停車場線
- 北海道道386号有珠停車場線
- 北海道道519号滝之町伊達線(有珠郡壮瞥町~伊達市)
- 北海道道695号清原喜茂別線(虻田郡喜茂別町~伊達市大滝区)
- 北海道道703号洞爺湖公園線(有珠郡壮瞥町~伊達市)
- 北海道道779号南黄金長和線
- 北海道道981号上長和萩原線
- 北海道道982号伊達紋別停車場線
- 北海道道1057号稀府停車場線
- 道の駅
[編集] 名所・旧跡・文化財・観光スポット・祭事・催事
[編集] 観光
[編集] 祭事・催事
- 有珠磯まつり(7月)
- 伊達武者祭り(8月)
- だて噴火湾縄文まつり(9月)
- だて物産まつり(10月)
[編集] 名産品
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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