南甲府駅
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南甲府駅(みなみこうふえき)は、山梨県甲府市南口町1-36にある東海旅客鉄道(JR東海)身延線の駅。身延線の主要駅で、特急「ふじかわ」を含み全ての列車が停車する。
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[編集] 駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅。線路はほぼ北東から南西に走り、駅舎はその北西側に設けられている。のりばは駅舎側から1番線、2番線となっている。
- のりば
1 | ■身延線(下り) | 甲府方面 |
---|---|---|
2 | ■身延線(上り) | 身延・富士宮・富士方面 |
ホームの甲斐住吉方は緩やかな坂となっており、これを下ったところから構内踏切(遮断機・警報機つき)が駅舎にのびている。当駅はこのほかに多数の留置線を持ち、身延線の車両基地となっている。
駅舎は身延線の前身である「富士身延鉄道」が1928年(昭和3年)の駅開業時に建てたものである。当時は富士身延鉄道の本社も入っていたためコンクリート二階建ての大変重みのある建築物となっている。駅舎の内部には待合所と窓口のほかに自動券売機が一台と営業していない旅行センターがある。みどりの窓口も設置された直営駅で改札は駅員が行なっている。甲府駅はJR東日本の管轄駅であるため、JR東海の甲府市周辺の拠点は当駅となっている。
[編集] 駅周辺
駅前にはタクシー乗り場、バス乗り場及び交番がある。周辺は甲府の市街地である。また地元企業の石油油槽所が多くあり、ガソリンスタンドへの出荷拠点となっている。
- 甲府市立南中学校
- 南甲府駅前郵便局
- テレビ山梨
- 山梨交通自動車学校
- 山梨交通伊勢町営業所
[編集] 歴史
- 1928年(昭和3年)3月30日 - 富士身延鉄道により、甲府南口駅として開業。旅客・貨物営業を開始。
- 1938年(昭和13年)10月1日 - 富士身延鉄道を国が借り上げ。同時に南甲府駅に改称となる。
- 1941年(昭和16年)5月1日 - 国有化され国鉄身延線の駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道・日本貨物鉄道が承継。
- 1997年(平成9年)3月22日 - 貨物列車の発着が無くなる。
- 2001年(平成13年)4月1日 - JR貨物の駅が廃止となり、貨物の取扱が終了。