吉田敬
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吉田敬(よしだ たかし、1973年6月27日 - )は、吉本興業所属のお笑い芸人。ブラックマヨネーズの肌がブツブツの方。ボケ担当。立ち位置は向かって右。相方は小杉竜一。
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[編集] プロフィール
- 身長173 cm。血液型A型RH-。
- 通称は「よっさん」。
- 京都市伏見区出身。
- 京都市立藤森中学校卒業。
- 京都市立日吉ヶ丘高等学校在学中は弓道部に所属。
- 大阪NSC13期生。
- ネタの基本的な部分は吉田が作る。
- 趣味はパチンコ、読書、独り言、ナンパ。
- 特技はパチンコ、野球。特にパチンコはプロ並みの腕前で、実際殆どこれだけで生計を立てていた時期もあった。
- THE YELLOW MONKEYと長渕剛のファン。
- 好物は肉と、すき焼きの残り汁で作った炒飯。一方、アレルギー体質である為、カニやエビなどの甲殻類とそばが食べられない。
- 好きな女性芸能人は長谷川京子・安田美沙子。
- ペットが苦手である。
- ブラックマヨネーズ結成前は、別の相方と「ツインテール」というコンビを組んでいた。
- 好きな数字は、3378(これは彼らがM-1で優勝した年に出場した組の数である)。
[編集] 顔
- ブツブツの強面で、一見怖い人と勘違いされやすいが、多くの後輩に「よっさん」と慕われている。また、ブラマヨの2人がMCを努めるラジオ番組ブラックマヨネーズのずぼりらじおのリスナーで、吉田を「兄貴」と慕う男性ファンも多い。
- 顔面の肌荒れが酷く、自虐的に笑いにすると同時に周りからもネタにされている。
- 小杉が「2階席~」とネタにした時に、必ずと言っていいほど「お前顔ブツブツやん」と言われたり、歯医者に行ったのに医者に「顔どうしたの」と言われるほど、顔面がブツブツである。
- 「最近、お肌がツルツルになってきましたね?」と言われると、「ちょっと確認していいですか?」と言って頬を触ってから、「ザラザラやないか!」と言ってキレるのがお約束である。
- 行列のできる法律相談所(日本テレビ系)にゲスト出演した際、島田紳助に「日本人とゴーヤのハーフ」と言われていた、言われた後吉田は「おかんなんでゴーヤに惹かれたん?」カメラに向かって言っていた。
- 中学生の時に顔中がニキビだらけになった時に通販で「ニキビを消すローラー」を購入し、顔中にローラーをかけたのだが、実際はニキビをつぶしただけで、それが現在のブツブツに繋がったとのこと。
- さらに学生時代野球をしていたところ、スライディングで顔に小石が挟まってしまい、爪で取り出せなかったため車のミラーを見ながら爪楊枝で取り出すという屈辱的な経験をした。
- さらに、顔に通信販売で買ったコンシーラーを塗ったところ全然量が足らず、「コンシーラー、どんぶりでよこさんかい!」と言っていた。
- 顔のブツブツにばかり目が行きがちだが、肌荒れは腹の方が酷い(金属アレルギーの為、ベルトのバックルで荒れるらしい)。しかも本人曰く「アレルギーに負けたくない」為、つい掻きすぎてしまい、よく腹と指先が血だらけになっている。
- 最近エステに通っていたが、ある時を境に予約を入れようとすると必ず「一杯です」と断られるようになってしまったそうだ。
- 吉本ブサイクランキングの上位を常にキープしている。「顔立ち的にはそんなに悪くないのに」という声も結構あるが、あのブツブツ肌に拒否反応を示す人達の投票が影響していると思われる。
[編集] 交流
- 後輩にジュースをおごるが自分は100円しか出さない。要は、残りは自分で出せということ。
- 本人曰く、友達は少ない。が、基本的にネガティブ思考の人なので、他の芸人の話から判断しても、本人が思っているより友人は多いと思われる。自称ネクラ。
- 芸に対する姿勢は厳しく、自分はもちろん、相方にも厳しい。ファンに対してはちょっとはにかんでしまい、目を見ることができない。
- M-1決勝進出者発表の電話待ち中、先輩の陣内智則から「とうとうきたな!」という何かを予感させるようなメールをもらった。しかしそれは本来まだ伝えてはいけなかった予選結果を、勇み足で伝えてしまったものらしい。そのため「合格したんですか!?」という吉田のメールに対する返信はなかった。
- ちなみに2005年の誕生日には、陣内智則から陣内の写真入りロケットペンダントをもらった。
- 毎月1回うめだ花月にて「陣内智則&ブラマヨ吉田 うだうだしゃべります」というトークイベントを開催している。
- 陣内は、吉田が「兄さん、聞いて下さいよぉ…」と相談してくるのが可愛いらしく、その時何の他意もなく微笑んでしまうので、「そういう意味では俺の本当の笑顔を知っているのは吉田だけかもしれませんね」と発言している。
- 更に、「吉田の姿を見ていると母性のようなものを感じる。あまりに苦しそうな顔で寝てるから、このまま殺してあげようと思ったこともある」とも発言している。
- 2002年頃、ブラックマヨネーズの伸びに悩みを感じ、お笑いを辞めようとしていたが、陣内とケンドーコバヤシに説得され思いとどまった。
- 同じ居酒屋内でロザン宇治原が飲んでいたことがあったが、金を出したくなかった為、店員に服を借りてバイト店員のふりをして逃げ出そうとしたことがある。
- ある夏の日、当時高校最後の夏休み中だったりあるキッズ長田から「一緒にプールに行きませんか?」という誘いの電話が来た。
- また吉田の家に長田が泊りに来た時には、寝ようと電気を消した直後「今好きな人いるんですか?」という修学旅行のような質問をされた。
- 昔、麒麟・田村の家に泊りに行った時、枕があまりにも汚かったため新しい物を要求したところ、渡された枕は蕎麦殻入りだった(吉田はソバアレルギー)。それが原因で「殺す気か」ともめた。
[編集] 人物像
- 父は鉄道会社勤務。「美人」の母がおり、弟思い。
- 造語の達人(?)であり、ネタ中に「ずぼり」(ずばり)、「やっぽり」(やっぱり)、「とぅき」(好きと愛してるの間)、「とぅぎ」(次)、「チルバス」(最悪の最上級)などの突拍子のない言葉を次々と生み出した。
- 恋愛が不得意で、初めてのまともな彼女は27歳の時にできた。
- ラジオで語る彼の性体験は凄まじい。20歳の時、テレクラで出会った内田裕也似の66歳の女性と体の関係を持ったことも。当時は「本気でちょっと好き」で「よしこ」と呼んでおり、それは人生のベスト3に入る体験だったとか。
- 現在住んでいる上本町の家のまわりは墓で囲まれているらしい。
- 「ジャイケルマクソン」でホストに変装した時の名前も「上本町一也」と呼ぶなど、上本町をネタにすることがある。
- 川崎麻世似で、「ミナミで一番不細工なナンパ師」であるらしく、M-1優勝後は成功率が少しあがったとか。
- 海原やすよ・ともこのやすよは吉田のことをかっこいいと思っている。
- 本人曰く不安症で、小杉とコンビを結成する際に「コンビ解消を言い出した方が、相方に3000万円支払う」という旨の誓約書を結ばせた。ネタ合わせの為、初めて小杉の実家に行ったとき、家の前にセルシオが止まっていて、「こいつ案外金持ちかぁ。いつでも辞めよるなぁ。」と不安になった。ちなみに、小杉とのコンビ結成当時はビデオ試写室でアルバイトをしていた。
- 六車奈々とは高校の同級生だったが、最近までお互いにそのことを知らなかった。その理由は、六車がモデル年齢を用いていたから。
- 水泳が大の苦手。(「めちゃ×2イケてるッ!」のコーナー「シンクロナイズドテイスティング」で氷水に落とされたときに顔が引きつり、よゐこの有野晋哉に「顔のバランスが悪い」とツッこまれた。)
- 倖田來未と中学が同じ。弟は倖田と友達であり、「くぅちゃん」と呼び吉田宅へ遊びに来たこともあるらしい。その事実を知った吉田は「今すぐ家中の窓閉めろ!残り香嗅ぎにいくから!」と言った。
- 見かけによらず(?)繊細な神経の持ち主。
- 落ちそうな気がするため電車のホームが怖い。そのため、ホームでは電車が停車するまでホームの柱に掴まっているらしい。
- 飛行機に乗るときは死んだ気になる。
- たまに息の仕方を忘れる。
- 心臓が自分の意識と関係のない次元で動いているのが納得いかない。
- あまり物を知らない。
- 「セレクトショップ」「ベーグル」など
- 食に対してはかなり保守的。
- インスタント食品はUFO、どん兵衛、カップヌードル以外食べない。
- ファミレスでは決まって「目玉焼きハンバーグ」しかも細かく切り刻んで、フォーク1本で食べる。
- 2006年10月3日のロンドンハーツで見事ブラックメールにひっかかる。
- 2006年秋、胸部に出来ていた粉瘤(アテローム)摘出手術を受けた事を告白(2006年10月21日のゴーJ!より)。
- 粉瘤の大きさは、お寿司一貫ほどで約五十針縫う手術であった。
- 以前から、胸部の粉瘤に対してコンプレックスがあったらしく、「今までのエッチでは、下はスッポンポンだったが上半身はほとんどTシャツを脱いだ事が無かった」と告白。
- M-1優勝当日に彼女に振られたものの、彼女のことが忘れられずにいた過去を持ち、その影響で荒んだ生活を送っていたことが、2006年12月21日放送『いきなり!黄金伝説』の企画で判明、松居一代の指導でどうにか改善した。
- その影響で、M-1の優勝トロフィー(レプリカ)もその時まで(箱からも出さずに)紛失しており、また9年前からほったらかしの預金通帳が発見されていた(しかもその銀行は既に潰れたらしい)。
- また、荒んだ生活からか自殺を考えていたこともあり上記の黄金伝説の企画中に相方の小杉、弟、問題の元彼女に当てた遺書が発見された(M-1の優勝が自殺を思いとどまらせたらしい。小杉曰く、「勝ってよかった」)。
- この荒んだ生活もブツブツの一因だったのだろう、片付いてから一時期ではあるが、若干ブツブツがマシになっていた。
- 2006年のM-1グランプリでチュートリアルが優勝したのを聞いたときに、口内炎ができたらしい。