布忍駅
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布忍駅(ぬのせえき)は、大阪府松原市にある、近畿日本鉄道南大阪線の駅。
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[編集] 駅構造
相対式2面2線ホームを持つ地平駅。ホーム有効長は6両分。駅舎(改札口)は2番ホームの古市寄りにあり、反対側の1番ホームへは地下道で連絡している。
- のりば
- 藤井寺・古市・橿原神宮前・吉野・河内長野・御所方面
- 大阪阿部野橋行き
[編集] 特徴
- 当駅と高見ノ里駅の間には南大阪線屈指の急カーブがあり(制限速度は50km/hで、土師ノ里~道明寺間のカーブに次ぐ急カーブ)優等列車でも当駅を通過する際は速度を落とす。
[編集] 利用状況
- 2005年11月8日の調査結果によると、1日の利用客は5825人。
- 近鉄の全調査対象駅(323駅)中、108位。
- 南大阪線・吉野線の駅(43駅、他線接続駅含む)の中では、15位。
- 大阪府内の近鉄の駅(61駅)の中では、44位。
[編集] 駅周辺
- ジャンボスクエア松原
- 阪南中央病院
- 布忍神社
- 松原市立布忍小学校
- 松原新町郵便局
- 市民新町図書館
[編集] 歴史
- 1922年(大正11年)4月18日 大阪鉄道布忍~道明寺間延伸時に終着駅として開業。
- 1923年(大正12年)4月13日 大阪天王寺(現・大阪阿部野橋)まで延伸。途中駅となる。
- 1943年(昭和18年)2月1日 関西急行鉄道が大阪鉄道を合併。関西急行鉄道天王寺線の駅となる。
- 1944年(昭和19年)6月1日 戦時統合により関西急行鉄道が南海鉄道(現在の南海電気鉄道の前身。後に再独立)と合併。近畿日本鉄道南大阪線の駅となる。