恵我ノ荘駅
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恵我ノ荘駅(えがのしょうえき)は、大阪府羽曳野市南恵我之荘8丁目にある、近畿日本鉄道南大阪線の駅。
駅名は「恵我ノ荘」だが、地名は「恵我之荘」である。
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[編集] 駅構造
相対式2面2線ホームを持つ地上駅。駅改札は上下線別・古市寄りに設けられているほか、上下線ともホーム中ほどに臨時改札口が設けられている。ホームの幅は最小で1mほどしかない。
- のりば
[編集] 利用状況
- 2005年11月8日の調査結果によると、1日の利用客は12419人。
- 近鉄の全調査対象駅(323駅)中、62位。
- 南大阪線・吉野線の駅(43駅、他線接続駅含む)の中では、7位。
- 大阪府内の近鉄の駅(61駅)の中では、28位。
[編集] 駅周辺
駅前の狭隘な道を中型路線バスが通行する。バスが通るにもやっとの幅だが、駅周辺が羽曳野市有数の住宅街であるため、夕方などの一時を除き中型バスしか使えない。
- 大塚山古墳
- 大阪府立大塚高等学校
- 羽曳野市立恵我之荘小学校
- 松原市立恵我南小学校
- 羽曳野恵我之荘郵便局
- はびきのコロセアム
- NHKラジオ羽曳野送信所・美原送信所
- 吉村家住宅 (国指定重要文化財)
[編集] 路線バス
丹比線が発着
[編集] 歴史
- 1924年(大正13年)6月1日 大阪鉄道の駅として開業。相対式2面2線の地上駅。駅舎改札は藤井寺・古市方面ゆきホーム東端にあり、阿部野橋方面ゆきホームへは構内踏切を渡るようになっていた。
- 1943年(昭和18年)2月1日 関西急行鉄道が大阪鉄道を合併。関西急行鉄道天王寺線の駅となる。
- 1944年(昭和19年)6月1日 戦時統合により関西急行鉄道が南海鉄道(現在の南海電気鉄道の前身。後に再独立)と合併。近畿日本鉄道南大阪線の駅となる。