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星のカービィシリーズ - Wikipedia

星のカービィシリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

星のカービィシリーズ』(ほしのカービィシリーズ)は、任天堂から発売された『星のカービィ』を第1作とするアクションゲームシリーズの総称。HAL研究所が開発を担当している。桜井政博が生みの親で、彼が開発にかかわった作品を「桜井カービィ」と呼ぶこともある。第1作はゲームボーイ対応ソフトだった。今年の4月27日でデビューから15年を迎える。

目次

[編集] シリーズ概要

[編集] ゲーム内容

使用するボタンは基本的にAボタン、Bボタン(一部例外あり)、十字キーのみとシンプルである。それは、当時(1991年)は難しいゲームが多く、この頃からゲームを始める初心者たちのための導入口としてつくられたという経緯から。他にも即ミスしないよう飛行能力を持たせたり、バイタリティ(体力)を設けたりした。しかし、上級者でもしっかりと遊べる内容となっている。初心者は吸ってはく、上級者はコピー能力を使い分けるなど初心者、上級者の同居につっこんだアクションゲームだが、能力を用いたパズル的要素もあり、意外と難しいマップもある。丸い体を生かしたゲームも多い。アニメにもなり人気が再評価されてきている。開発当初のゲームタイトルは「ティンクル・ポポ」で、カービィの名前は「ポポポ」だった。現在はピンク色だが、最初は白で、桜井政博のみピンクのつもりでいたらしく、後に直された。カービィはアメリカの任天堂から募集した名前。

主人公カービィが、強力な吸引力と、吸引したものを高速で吐き出す能力を用いて、プププランドの平和を乱すデデデ大王を倒すという内容。中にはカレーさつまいもなどの特殊アイテムも存在したが、2作目以降はない。吸引した敵の能力を自分のものにコピーする能力は『星のカービィ 夢の泉の物語』以降の能力である。

空気を吸い込んで空を飛ぶことができ、その空気を吐き出して攻撃することもできるが、ボスキャラクターにはこの空気弾が効かないため、何かを吸い込んでそれを吐き出すか、コピー能力を用いないと倒すことができない。

因みに、吸引能力のアイディアは空を飛ぶことから浮かんだらしい。桜井は先ず、初心者が画面下に落ち、即ミスになることを防ぐために空気を吸い込んで空を飛ぶ飛行能力を考え、その際「空気を吸うなら他の物も吸い込めるに違いない」と吸引能力を付加した。現在のカービィの代名詞でもある吸引力はそのようなエピソードから生まれた。

[編集] 作品リスト

[編集] シリーズ

(ここの項の価格は税込価格)

[編集] 解説

シリーズは大きくアクションゲーム系統と番外編系統とに分けられる。番外編はカービィの丸い体を生かした、ボールゲームが多い(カービィのピンボール・カービィボウルなど)。

アクションゲームは『星のカービィ 夢の泉の物語』以降、シナリオ描写やデザイン、操作性などから大きく「星のカービィ2 - 3 - 64」の流れ(ディレクターは下村真一)と、「スーパーデラックス(SDX) - 夢の泉デラックス - 鏡の大迷宮」の流れ(ディレクターは桜井政博(ただし『鏡の大迷宮』ではスペシャルアドバイザーとなっている)。いわゆる「桜井カービィ」)とに分かれる。「星のカービィ 参上! ドロッチェ団」はグラフィックなどの面からも「桜井カービィ」の影響を大きく受けていると思われるが、ミックスコピーが存在するなど一部では「64」の影響も受けていると思われる面がある。 桜井が2003年にHAL研究所を退社しフリーになったため、今後のカービィ作品に関わる可能性は低いと思われる。

熱烈なファンの中には桜井が開発に関わっていない作品を「非桜井カービィ作品」として区別し、その存在を否定するものまでいる。逆に前述のような分け方や「桜井カービィ」という考え方を嫌うファンも少なくなく、電子掲示板などで両者の対立が見られる(主に『2ちゃんねる』などが最も分かりやすい)。前者の言い分としては主に

  • カービィシリーズの最高傑作は『星のカービィ スーパーデラックス』以外に有り得ない(実はこの意見が最も多い)
  • どちらの作品が優れているかは火を見るより明らか(これには、SFCソフトである『SDX』が100万本以上の売上本数を記録したのに対し、同じSFCソフトの『3』は30万本にも満たなかったという事実が背景にある)
  • カービィの面白さは『SDX』が最盛期。それ以降や桜井がHAL研を辞めた後のカービィはつまらなくなってきた
  • 『非桜井カービィ作品』は印象が低年齢向け

などが挙げられる(あくまで一例)。逆に後者は(これも一例だが)

  • 「○○が関わってるから一番凄くて、○○が関わっていない他のは全部駄目」という単純な考え方は不毛
  • 桜井が関わっただけで全てのカービィが名作になるわけではない(これには、100万本以上の売上本数を記録した『SDX』などに対し、桜井が最後に関わったソフト『カービィのエアライド』が、アクションゲームでは無かった事も一因と考えられるとはいえ、約30万本程度だった事が背景にある)
  • 『SDX』の評価だけを盲信しすぎて、他の作品の良さを理解できていない
  • (前者の)意見には、そもそもしっかりした中身が出来ておらず、矛盾だらけである

と反論しており、結果的に現在に至るまで、これらの対立は今も根強く残ったままである。

そしてアニメ化された際には、設定、、キャラクター等殆どがオリジナルで占められ、いわゆる「非桜井カービィ」キャラの登場も相まってそれらがより顕著に現れ、アニメ版の肯定派、否定派といったふうに対立はより激化、複雑化を極める一方で、一時期ネット上では、一部の固定ハンドルネームを用いた否定派による理不尽なファンサイト潰しが行われるようになった(この否定派による一連の事件は2ちゃんねるでも有名らしく、この否定派はカービィ関係スレッドの住人から大変嫌われている)。任天堂作品の中において、マリオシリーズが突出して目立った批判、ファンによる派閥があまり見られない大衆受けした作品であるのに対し、アニメを除いてもここまでファン同士の派閥争いが激しい作品は非常に珍しい。中には、そもそもゲームは楽しむために有るものであって、こんな下らない争いを生むために作られたのではないと、この現状を嘆くファンも現れた。

こういった対立の一因として、テレビアニメにおいても『2』『3』『64』のキャラクターはあまり登場しておらず、リック、クー、カインにおいても「カービィの仲間」であるという位置づけは無い。このことから「非桜井キャラが冷遇されている」と言われることもある。しかし例外の一つとして、『2』のザコキャラであるマッシャーは、アニメでは作中においてトップクラスの実力を持つ「最強魔獣」として登場し、大幅に巨大化された上にオリジナルの設定で、ジェット噴射という強力な装備でカービィを苦しめた。しかも再登場も果たしていることから、真に冷遇されているとは言い難い。

星のカービィ3 シリーズの二分化も参照されたし。

[編集] 未発売作品

  • カービィのおもちゃ箱 (サテラビュー
    『スーパーデラックス』の発売を記念して、1996年1月から3月にかけて放送されたミニゲーム群。『スーパーデラックス』に収録されたミニゲーム2作を先行放送するとともに、新たに製作したミニゲーム8種類を放送した。
  • Kirby's Avalanche/Kirby's Ghost Trap(Super NES)
    北米とヨーロッパで販売された『す~ぱ~ぷよぷよ』の海外版。キャラクターをカービィに差し替えた。
  • また、『カービィのエアライド』は元々、NINTENDO64で発売される予定だったが、その後『星のカービィ64』が発売されたため、ニンテンドーゲームキューブ版として内容を一新して改めて発売された。

[編集] キャラクター

キャラクターはたくさんの種類が存在し、カービィの仲間や、敵キャラクターなどがいる。敵キャラクターにはカービィが吸い込んで能力をコピーできるものとできないものがおり、できないものはスカキャラという。また、ステージの途中で出てくる大きめの敵は中ボス、レベル(ステージ)の最後に出てくるのが大ボス、ゲームの一番最後に出てくるものがラスボスとなっている。中ボスは通常のままでは吸い込む事ができず、大ボス以降は吸い込みは不可能。敵キャラのコピー能力は作品によって異なる。またザコ敵でもがんばり吸い込みを駆使しないと吸い込めないものもいる。

[編集] カービィとその仲間たち

主人公。詳しくはリンク先を参照。
  • 仲間たち
カービィをサポートするキャラクター。詳しくはカービィの仲間たちを参照。

[編集] 敵キャラ

()内にはそのキャラが初登場した作品名の略称を挙げる。
星のカービィ(初代)      星のカービィ 夢の泉の物語(夢)
星のカービィ2(2)       星のカービィ スーパーデラックス(SDX)
星のカービィ3(3)       星のカービィ64(64)
星のカービィ 夢の泉デラックス(夢デラ)  星のカービィ 鏡の大迷宮(鏡)
タッチ! カービィ(タッチ)   星のカービィ 参上! ドロッチェ団(参)
スカキャラで最もポピュラーな敵キャラ。カービィと同体型。普通はスカだが、このキャラがパラソルを持っているときに吸い込めばパラソルの能力をコピーできる。また、ボートに乗っていたり、イノシシに乗っていたり、幽霊になってみたりと意外に芸達者。シリーズ皆勤賞である。
しかし、本人にはあまり敵意はなく、『64』で仲間になる等、敵である必要性が感じられないことも。
  • ワドルドゥ(初代)
ビームの能力を持つ一つ目の敵キャラ。
スカキャラでハニワのような容姿の敵キャラ。多くは帽子を被っていての様な姿になっている。
敵キャラで見た目はキュート。吸い込むと怒ってのような形相で追いかけてくる。
敵キャラで丸い体に羽を持つ。特徴的なその太い眉毛がチャームポイントである。スカキャラ。
  • グランク(初代)
イソギンチャク。頭から弾を発射してカービィの行く手を阻む。スカキャラ。
  • ツイジー(初代)
ステージ上を飛んでいるだけの鳥。しかし触れるとダメージ。これの成長した敵キャラはトゥーキーと呼ばれる。両者ともにスカキャラ。
外見が大砲で弾を発射して攻撃する。敵キャラだが倒せない。亜種として移動可能のモトシャッツォ、火炎放射を浴びせるフレイムシャッツォが存在する。ただし前者は無敵ではないため倒す事ができる。
ウニのような外見の敵キャラで、倒せない。その場に停止していたり一定空間を移動したりするがゴルドー自身は攻撃しない。他に「ブレドー」という亜種がおり、そちらも無敵。密かにシリーズ皆勤賞であり、それだけでなく他の任天堂ゲームにゲスト出演したことがある。
主にボムまたはカッターをコピーできる。
  • ブーマー(初代)
カッターがコピーできる敵キャラ。ポピーブロスJr.の亜種。
  • トゥーフェイス(初代)
お面の姿をした敵キャラで、最初は背景と同化しているがカービィが接近すると本性を表し襲いかかって来る。亜種でMr.ビー・アンプキンという敵がいる。こちらは顔がハロウィンのカボチャ風になっている。両者ともスカキャラ。
モアイ像のような顔の敵キャラでスカキャラ。テレポーテーションをする。格上のザコでグランプルスという敵がいる。
  • コナー(初代)
ヤドカリ。殻にこもっている間は吸い込みが効かない。他のザコキャラと違って水中でも活動できる。スカキャラ。
  • バウンダー(夢)
人型のスカキャラで、星を投げて攻撃してくる。壁を登る能力がある。しかし後のリメイク版では、当時放送されていたアニメカービィが取っていた「人間を登場させない」というスタンスの影響か、ギップというスカキャラに差し替えられた。
  • ギップ(夢デラ)
バウンダーと差し替えで登場した。豚の頭に羽が生えたようなスカキャラ。バウンダーと違うのは鼻から星を出して攻撃すること。それ以外の能力はバウンダーと同じ。
  • チリー(夢)
アイスまたはフリーズをコピーできる敵キャラ。雪だるまの形をしている。
  • ペンギー(夢)
ペンギンのような姿をした敵キャラ。地面の上を滑って移動し、口から氷の息を吐いてカービィを凍らせる。名前的におそらく格上?の亜種でマスターペンギー(2)がいる。どちらもアイスをコピーできる。
  • ロッキー(夢)
の姿をしていて、ストーンをコピーできる。作品によって鉢巻をつけている時とそうでない時がある。
  • スパイキー(夢)
トゲの生えた甲羅を被った敵キャラだが、亀ではない。カービィが近づくとトゲを伸ばして身を守る。ニードルをコピーできる。後のリメイク版ではニードラスに差し替えられた。
  • ニードラス(夢デラ)
黄色と黒のしま模様の体を持つ毛虫。カービィが近づくと丸まった後、高速で体当たりしてくる。同じくニードルをコピーできる。
  • スパーキー(夢)
スパークをコピーできる敵キャラ。の体をしている。体を放電させる。
  • サーキブル(初代)
カッターをコピーできる敵キャラ。丸いのような姿。亜種としてロードキブルという敵が存在するが、特に違いは無い。
  • ソードナイト(夢)
剣で攻撃してくる敵キャラ。ソードをコピーできる。キャラが被っているがブレードナイトよりも出る作品は多い。
  • ブレードナイト(夢)
剣で攻撃してくる敵キャラ。ソードをコピーできる。出る作品はソードナイトより少ないがSDXや次回作ではヘルパーをつとめる。
  • バブルス(夢)
青いボールに顔がついたような可愛い敵キャラ。よく弾むためかボールをコピーできる。
  • ユーフォー(夢)
その名通りの敵キャラ。カービィの周りを高速で移動し、レーザーを放つ。レアな能力のUFOをコピーできる。
  • クラックツイート(2)
ヒヨコ。最初は卵の状態だが、こちらが近づくと羽化する。特に邪魔になるような事はしてこない。スカキャラ。
  • バウンシー(2)
スカキャラでピンクの体に赤いリボンをした、ばねの足を持つ敵キャラ。常に飛び跳ねている。『2』では同じ容姿でバウンシータイという名前で登場。
リボンの大きさは『2』『ブロック』『64』では小さいが、『3』『タッチ』では大きい。飛ぶ時にヒラヒラしている。
  • バッツ(2)
甲冑をまとった敵キャラ。斧をブーメランのように投げて攻撃してくる。
  • ブレイド(2)
甲冑をまとった敵キャラ。剣を振って攻撃するほか飛び道具を相殺する能力を持つ。
  • マッシャー(2)
甲冑をまとった敵キャラ。鉄球を振り回して攻撃してくる。なお、バッツ、ブレイド、マッシャーの3体は吸い込む事ができない(コピー能力で倒す事は可能)。
  • オロ(3)
砂の生き物で、カービィが近づくと体を伸ばして行く手を遮る。亜種にオロサ(64)がおり、習性はやはり同じ。
  • カニィ(3)
その名通り(カニ)。近くに来るとハサミで攻撃してくる。スカキャラで、『3』と『64』では姿が違う。
  • カパー(3)
カービィと同じ体形の河童。頭の皿を投げて攻撃する。どんな高さまで飛んでも同じ高さまでジャンプして皿を投げつけてくるという、脅威の身体能力を持つ。カッターをコピーできる。
  • ガボン(3)
ドクロを被ったようなスカキャラ。遠くから骨を投げて攻撃してくるが、吸い込もうとするとドクロだけ取れて本体は逃げ出す。
  • コモ(3)
蜘蛛の姿をしたスカキャラ。お尻から伸ばす糸で天井からぶら下がり、口から蜘蛛の糸を放って攻撃する。見た目はハエトリグモに近い。
  • サスケ(3)
頭にパラソルをつけた敵キャラ。大抵空からゆっくり降りてくる事が多い。パラソルをコピーできる。亜種にを被ったキンコ(3)、同じくパラソルをつけたラッカ(64)がいる。前者は同じくパラソルをコピーできるが後者はスカ。しかもサスケとラッカはデザイン全体が違う。
  • ジョー(3)
。カービィを見つけると噛み付いてくる。ナックルジョーの略称(ジョー)と被るためよく間違われる。
  • ゼボン(3)
緑色の丸いゼリー状の体を持つ敵キャラ。しかし厳密には敵ではなく、中に入ると特定の方向、あるいは任意の方向に合わせてカービィを飛ばす仕掛けの一種のようなもの。倒せない。
  • ニドー(3)
扉に化けている謎の黒い軟体生物で、カービィが近づくと正体を現す。グーイに似ている。
  • バブット(3)
蝙蝠(コウモリ)。カービィが近づくと動き出し、取り付いて血を吸おうとする。スカキャラ。
  • プテラン(3)
プテラノドンがモチーフとなっているスカキャラ。カービィが下にいれば下に、上にいれば上に向かって飛んでくる。壁にぶつかると方向転換する。大抵登場する時は大群でやってくるので厄介である。
  • ポポン(3)
緑色のスライムのような敵だが、カービィが近づくと何段にも体を伸ばしてカービィの行く手を妨害する。スカキャラ。
  • マリエル(64)
普段は黒い球体だが、カービィが近づくと4本の足を出してがさごそと動き出す。スカキャラだが飲み込むと体力が減ってしまう。
  • ドカ(3)
オーバーオールのつなぎを着たモグラ。スコップで土を投げて攻撃する。スカキャラ。彼にだけ公式イラストが無いのは、一説によれば名前と姿に何らかの問題があったからだという。
  • ヌラフ(3)
猪。2ではボスキャラだったがここではザコキャラとしてのヌラフを扱う。3では背中にワドルディを乗せていることもある。
  • パサラ
白い綿のような敵キャラ。触ったり攻撃を加えると3体に分裂し、気まぐれにその辺を漂った後消滅する。名前の由来は恐らく「ケサランパサラン」より。吸い込めない。
  • ぺラン(3)
壁の上から壁紙を貼って身を潜めているスカキャラ。カービィが近づくと少しの間だけ姿を現し、弾を吐き出して攻撃してくる。
  • ペルー(3)
ぺランと違い、こちらは壁の一部分そのものが体(顔)となっている。カービィが近づくと姿を現し、真下に来ると長い舌でカービィを食べようとする。倒せない。
  • ボボ(3)
火の玉に足がついたような敵キャラ。『3』ではやせ型と太り型の2種類がある。バーニングをコピーできる。
  • ボテン(3)
サボテンの頭の部分が動き出したもの。習性はスパイキーなどと同じ。ニードルをコピーできる。亜種にガブテン(64)がおり、こちらは画面奥から噛み付いて攻撃してくるので少し厄介。だが吸い込む事は可能。こちらはスカである。
  • ラウド(3)
雨雲。雫を垂らしながらカービィに迫る。スカキャラ。これの発展系としてパッチ(64)がおり、こちらは上に乗っている人(?)が電気の玉を投げて攻撃し、カービィの真上に来るとラウドと同じく雫を垂らしてくる。こちらはスパークをコピーできる。
  • ガルボ(3)
怪獣のような敵キャラ。いつもは寝ているが、カービィが近づくと目を覚まして火炎を吹いてくる。バーニングをコピーできる。
  • ガンサン(3)
顔のついた小さな岩が三つ合体した敵キャラ。常に転がって移動する。ストーンをコピーできる。
  • ケケ(3)
箒にまたがった魔女っ娘。クリーンをコピーできる。『64』では背景を飛んでいるだけのキャラとなってしまった。
  • コロ(3)
ニット帽を被った小さなペンギン。大きな雪玉を転がしてカービィを潰そうとする。転がした後はこれといった攻撃手段が無いため無防備。スカキャラ。
  • ブキセット(3)
骸骨を被ったような敵キャラで、持っている武器で攻撃方法やコピーできる能力が違う。
  • ボビン(3)
丸い体をした電気ナマズ。電気の弾を撃って攻撃してくる。スパークをコピーできる。
  • ブルームハッター(初代)
帽子を被り、を持っている敵キャラ。『3』ではクリーンをコピーできる。
  • エヌゼット(64)
『64』でワドルディが仲間のサブキャラになったため、差し替えで登場したキャラクター。灰色の敵キャラでスカキャラ。
  • パクト(3)
大きな口を持つ。大抵床下や天井に潜むものが多く、ジャンプしながらカービィを食べようとしてくる。吸い込む事は出来ないが空気弾やコピー能力による攻撃で倒せる。亜種にパックンチョ(64)がおり、性質はパクトと一緒。
  • ギョックン(64)
魚雷型の敵キャラ。特定のポイントから打ち出されて一直線に進むという、マリオシリーズの敵キャラであるキラーに似通った動きをする。ボムをコピーできる。なお魚雷であるためか、水中ステージにしか登場しない。
  • ロックン(64)
ミックンに似た形状を持つミサイル型の敵キャラ。ボムをコピーできる。両者共に登場するステージが限られているという、変わった敵キャラである。
  • ミックン(64)
ロケットのような敵キャラ。上記の2体に比べ登場するステージは多い。やはりボムをコピーできる。
  • プット(64)
1本角の生えた敵キャラ。頭突きで大岩を転がしてカービィを潰そうとする。攻撃方法がコロに似ているがペンギンではない。スカキャラ。
  • ギョドン(64)
フグ。カービィが接近すると自爆するという、一風変わった敵キャラ。コピーするなら早めに。ボムをコピーできる。
  • コンセ(64)
コンセント型の敵キャラ。頭のプラグで地面に電流を走らせて攻撃する。スパークをコピーできる。
  • ハヤマ(64)
臆病なペンギン。カービィが近づくと驚いて転んだ後、カービィのダッシュよりも早いスピードで逃げ出す。アイスをコピーできる。ちなみにただ闇雲に逃げているわけではないようで、目の前に穴があるとジャンプで飛び越えていく。
  • プロペラー(2)
その名通り頭にプロペラをつけた敵キャラ。リックたちに乗ったカービィを見つけると様子が豹変し、接近してくる。この時に接触してダメージを受けてしまうと一発で合体が解除されてしまう。同じ容姿でプロペラーボムという敵キャラがいる。『64』ではアイスをコピーできる。
  • スターマン(夢)
ヒトデマントを着たような敵キャラ。ハイジャンプをコピーできる。
  • バーニンレオ(SDX)
頭から炎を出している敵キャラ。ファイアをコピーできる。
  • ノディ(夢)
ナイトキャップのようなものを被っている敵キャラ。スリープをコピーできる。
  • ボンバー(夢)
爆弾のような形をした敵キャラ。クラッシュをコピーできる。
  • バイオスパーク(SDX)
忍者のような格好の敵キャラ。ニンジャをコピーできる。
  • カプセルJ(SDX)
ジェットを背中に背負った敵キャラ。ジェットをコピーできる。
  • ギム(SDX)
野球帽を被った機械のような敵キャラ。ヨーヨーを使った攻撃を仕掛けてくる。ヨーヨーをコピーできる。
  • ナックルジョー(SDX)
少年の格闘家で、バルカンジャブといったあらゆる格闘技を駆使する。ファイターをコピーできる。最近ではアニメ効果もあってか、やや知名度は高いものの後述するデッシーに出番を奪われているが、『GC』で久々に登場する予定。
  • プラズマウィスプ(SDX)
青白く光る炎のような敵キャラだが、プラスマ能力による攻撃を得意とする。もちろんプラズマをコピーできる。
  • ツイスター(夢)
回転させて攻撃してくる敵キャラ。トルネイドをコピーできる。
  • ウィリー(夢)
タイヤの形をした敵キャラ。ホイールをコピーできる。『エアライド』ではレックスウィリー、ウィリ―スクーターという亜種が存在する。
  • バードン(SDX)
ゴーグルを被ったの姿をした敵キャラ。ウイングをコピーできる。
  • フレイマー(夢)
普段は壁をつたって移動するがカービィが接近すると炎をまとって突進する。バーニングまたはファイアをコピーできる。
  • アニー(鏡)
天使の姿をした敵キャラだが体形はカービィに近い。輪を画くように一定のルートを飛び、矢を放って攻撃してくる。エンジェルをコピーできる。
  • ビルゲ(鏡)
大きな唇が特徴のスカキャラ。近くにあるアイテムをペロリと平らげてしまう。一発で倒せないと怒って一定時間暴走する。
  • チップ(鏡)
狐のような姿をしたスカキャラ。ただし手足は無く、ジャンプして移動する。
  • コロロン(鏡)
その名通り丸い体を生かして転がるスカキャラ。
  • ドロッピー(鏡)
スカキャラだがコピー能力を持ったカービィにぶつかるとその能力を奪って変身してしまう。変身出来ない能力だと赤くなって暴走を続ける。
  • バッティー(鏡)
バブットと同じ蝙蝠のスカキャラ。体の形はやや肉まんに似ている。こちらは習性こそバブットと同じだが体当たりしてくるだけで血を吸ったりはしない。
  • プランク(鏡)
紫の体を持つ敵キャラで、バナナの皮を置いたり物を投げてきたりとイタズラ好き。投げてきた物によってコピーできる能力が違う。
  • ブロックン(鏡)
星ブロックに化けた敵キャラでスカ。普段は星ブロックに化けているが外部からの刺激を受けると動き出し襲いかかって来る。
  • リープ(鏡)
白い羽が生えたスカキャラで、ビルゲとは対照的に口紅を塗った美しい(?)唇が特徴的。カービィに触れると熱いキスをかましてくる。この時カービィは顔一面についた口紅を拭こうとハンカチを取り出して拭き始めるのだが、その間は一切操作が出来ないので空中でうっかり接触すると取り返しのつかない事になる。
  • フォーリー(鏡)
プロペラーに似た姿の敵キャラ。常に頭の葉っぱをプロペラのように回して飛んでおり、カービィが真下に近づくと葉っぱと胴体を切り離して落下し、地面に着弾して爆発する。ボムをコピーできる。
  • デッシー(鏡)
格闘家を目指す子犬で、中ボスを務めるバウファイターの弟子なので「デッシー」。ナックルジョーより技のレパートリーや体長、技のリーチに劣るが、上級者になると空中を飛んでいるカービィにジャンプから繰り出すアッパー攻撃を仕掛けてくるので侮れない。ファイターをコピーできる。
  • ドッコーン(鏡)
ミサイルに足がついたような敵キャラ。同じ画面に入ると、ある程度時間を置いてから発射しカービィをしばらく追尾した後自爆する。ミサイルをコピーできる。
  • プクラ(タッチ)
風船のように膨らんでいる敵キャラ。バルーンをコピーできる。
  • ガブイーラ(タッチ)
壁から出てきてカービィを食べようとする。タッチするとしびれて壁の穴にひっこむ。
  • トッパー(タッチ)
床と天井に足のようなものをぴったりとつけて通る邪魔をしてくる。
  • クリンプ(参)
壷型の敵で、壁を歩いて移動している。グランクと同じく頭から弾を発射するが水平には飛ばない。スカキャラ。
  • グッサ(参)
角が生えた魚で、足はスクリューになっている。スカキャラ。
  • クレット(参)
黄色いボールが雲に乗ったようなスカキャラ。攻撃的ではないがカービィが真下にいると時折ココナッツ爆弾を落とす。また、吸い込もうとすると回復アイテムかゴルドーのいずれかに変身する。
  • マイガ(参)
スライム状の体を持つスカキャラ。しかし吸い込もうとするとカービィの顔に引っ付いて吸血攻撃を仕掛けてくるので侮れない。
  • ガウガウ(参)
イヌのような敵キャラ。アニマルをコピーできる。
  • バブルヘッド(参)
バブルをコピーできる。ホットヘッドの亜種。

これ以降の敵キャラはがんばり吸い込みを駆使しないと吸い込む事ができず、しかも通常の敵キャラに比べて体力が高めである。

  • メタルン(参)
鋼鉄の体を持った敵キャラ。メタルをコピーできる。外見は星のカービィ64におけるロッキーのデザインに酷似している。
  • エイブン(参)
ウサギのような姿だが実は耳にあたる部分が腕という敵キャラ。その腕でカービィを捕まえてぶん投げる。スロウをコピーできる。
  • アッチー(参)
ガルボを大きくしたような敵。炎のようなトサカが生えている。ファイアをコピーできる。
  • ウジャ(参)
小さな黒い虫が集団で集まったもの。巨大な手型とサーベル型の2種類がいる。スカキャラ。
  • ヘビーナイト(鏡)
見るからに重そうな甲冑をまとった騎士。動きは極端に遅いが、剣の振りと踏み込みの強さによる間合いの詰めが速く正面からのがんばり吸い込みは困難。ソードをコピーできる。
  • ガレブ(鏡)
石の巨人。色によってローリング、ジャンププレス、アッパーと攻撃方法が違う。普通はストーンをコピーできるが、攻撃アクション中に吸い込む事でそれぞれホイール、ストーン、ファイターとコピーできる能力が違う。
  • メタルガーディアン(鏡)
球体のロボットで中心に目玉がついている。カービィが近づくと起動し、3方向にレーザーを飛ばす「3WAYレーザー」、着弾すると爆風が巻き起こる「ビッグレーザー」で攻撃する。レーザーをコピーできる。
  • ジャイアントロッキー(鏡)
ロッキーの巨大版。頭にヘルメットを被っている。見た目通り防御力が高くやられにくい。ストーンをコピーできる。
  • シャドーカービィ(鏡)
カービィのほんの少しの悪い心が鏡の世界で実体化したもの。とはいってもイタズラ好きな程度。登場する場所によってコピーできる能力が違う。

[編集] 中ボス

中ボスはステージ途中でカービィの行く手をさえぎるキャラクターで倒さないと先へ進めない。これ以降の敵キャラは体力が設定されており、体力を0にしなければ倒せない。中ボスのみ倒してもしばらくは気絶したままなので吸い込むチャンスだが、ある程度ダメージを与えるかそのまま放置すると爆発して消える。この爆発はカービィへのダメージは無い。

前述のポピーブロスJr.の長兄にあたる。こちらは爆弾を投げる種類しか存在しない。爆弾を投げるだけでなく時折体当たりをかます事がある。『夢の泉/DX』ではクラッシュ、『SDX』ではボムをコピーできる。
  • ローリングタートル(夢)
カメの姿をした敵キャラ。体当たりや子ガメを投げて攻撃してくる。スロウをコピーできる。リメイク版ではファンファンというゾウの姿をした敵キャラに差し替えられた。ファンファンの場合は投げる物がリンゴになっている。同じくスロウコピー可能。
  • バグジー(夢)
巨大なクワガタの姿をした敵キャラ。大きなハサミにつかまるとプロレス技で攻撃される。『夢の泉/DX』ではバックドロップ、『SDX』ではスープレックスがコピーできる。
  • グランドウィリー(夢)
ウィリーの巨大バージョン。通常のウィリーをけしかけてくる以外はウィリーと同じ。無論ホイールをコピーできる。
  • ボンカース(夢)
ゴリラのような姿をした大男で、ハンマーを振り下ろして攻撃する他ココナッツを投げてくる事がある。ハンマーをコピーできる。
アザラシがオーバーオールのようなつなぎを着ている敵キャラ。お尻をフリフリした後に氷を投げたり体当たりをかましてくる。アイス、(一部フリーズ)をコピーできる。
  • ファイヤーライオン(夢)
炎を纏ったライオン。カービィを捕まえて噛み付いたり、ジャンプ攻撃に引っかき攻撃、突進攻撃と中ボスにしては攻撃が多彩。バーニングをコピーできる。
  • Mr.チクタク(夢)
目覚し時計の姿をした敵キャラ。音符を飛ばす他に音波攻撃や体当たりをしてくる。マイクをコピーできる。
  • イフリーティ(2)
真っ黒い炎のような敵キャラ。体当たり攻撃をメインに攻めてくるが、ステージによってはトリッキーな動きでカービィを惑わす。バーニングをコピーできる。
  • マスターグリーン(2)
クラゲのような敵キャラで、放電する他、衝撃波、ビームを出してくる。スパークをコピーできる。
  • ジャンパーシュート(2)
唐傘お化けのような敵キャラ。下駄を跳ばしたり、回転攻撃をしてくる。パラソルをコピーできる。
  • ブロッキー(2)
大きなレンガの姿をした敵キャラで突進攻撃や踏み付け攻撃をしてくる。ストーンをコピーできる。
  • ワイユー(2)
忍者の格好をした敵キャラ。手裏剣を投げたり、分身の術を使ってくる。カッターをコピーできる。
  • キャプテンステッチ(2)
ゴルドーを大きくしたような敵キャラ。トゲを跳ばしてくる。ニードルをコピーできる。
  • クラッコJr.(SDX)
クラッコの弟(?)。クラッコと違い雲をまとっておらず、攻撃パターンも少ない。SDXの他の中ボスと違い、一回しか登場しない。
その名通りコックの格好をした敵キャラ。皿を投げたりおたまを伸ばしてカービィを料理しようとする。コックをコピーできる。
  • アイアンマム(SDX)
両手が鉄球、体は鎧に包まれているがなぜかリボンをつけている敵キャラ。鉄球を叩きつけたり振り回しながら歩いたりしてくる。ファイターをコピーできる。
  • ジュキッド(SDX)
トサカに近い髪を持つ柔道家。気を発射したりつかみかかってくる。スープレックスをコピーできる。
  • ハボキ(3)
の姿をした敵キャラで、砂埃を散らしてくる。クリーンをコピーできる。
  • ユキ(3)
雪だるまの姿をした敵キャラ。雪玉を投げつけたり突進をかましてくる。アイスをコピーできる。
  • ボブー(3)
ボボの親玉的存在。体当たり攻撃しかできず、全シリーズにおけるボスの中では最弱。バーニングをコピーできる。
  • ルームガーダー(64)
『64』における中ボス的ポジションの敵全般のことを指しており、固有名詞ではない。主にザコキャラを巨大化させたものが殆どで、全て名前の前に「デカ」が付けられている。大抵のルームガーダーは元のザコキャラと同じ習性を持つが、敵によっては攻撃してこないことがある。
  • エアロスター(鏡)
飛行機の格好をした中ボス。ミサイルや突進攻撃をする。本体からはミサイルをコピーできるが、時折落としてくる爆弾を吸い込んだ場合はボムになる。
  • バウファイター(鏡)
犬の格闘家で、前述したデッシー達の師匠。気功弾やストレートパンチにジャンプ攻撃、掴みからの両手(耳?)叩きなど、師匠なだけに攻撃パターンは豊富。ファイターをコピーできる。
  • バタファイア(鏡)
火に包まれた丸い鳥のような中ボス。ほとんどの攻撃が突撃技である。攻撃パターンの通り、倒すと「バーニング」をコピーできる。
  • ボクシィ(鏡)
プレゼントの包装の形の中ボス。突進をするほか、プレゼントの箱を吐き出す。これはしばらくすると中身が開き、敵キャラや回復アイテムが入っている。マジックをコピーできる。
  • マスターハンド(鏡)
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズから中ボスとして登場。白い手袋の姿をしており、拳を床に叩きつけたり指から炎の弾を撃って攻撃してくる。スマブラをコピーできる。エリア9では相方のクレイジーハンドと共にボスとして登場。
  • ガオガオ(参)
青い毛で覆われたクマのような敵キャラ。鋭い爪を使った引っかき攻撃をしてくる。アニマルをコピーできる。
  • バブー(参)
体中泡に包まれたカニ。泡を飛ばしてくる。バブルをコピーできる。
  • ビッグメタルン(参)
メタルンを大きくしたような敵キャラで、落石攻撃や体当たり攻撃をしてくる。防御力が高く、ダメージを与えづらい。中ボスの中では最も打たれ強い。メタルをコピーできる。
  • テッドホーン(参)
『ゴーストのメダル』を復元すると復活する幽霊。復活後は各レベルの中ボスの一部がテッドホーンに差し替えられるようになる(『参上! ドロッチェ団』限定)。キャパーというザコ敵たちを侍らせており、時折攻撃命令を出すほかカービィを捕まえてキャパーに体当たりさせてくる。ゴーストをコピーできる。

[編集] ボスキャラ(最終ボス含む)

大ボスは主にレベルの最後でカービィの行く手を阻む。これを突破しないと次のレベルには進めない。倒してもすぐに消えてしまうので吸い込むことは不可。それぞれ異なった独自の攻撃でカービィを苦しめる。
に顔が付いたボスキャラ。りんごと空気弾で攻撃する。ほぼ全ての作品で最初の大ボスとして登場する。敵の攻撃をよけて何かを吸い込み、吐き出して攻撃といった大ボス戦の基本的な流れを理解するためのチュートリアル的存在。そのため、さほど強くない。『3』では歩けるようになっていた。また、『鏡の大迷宮』では代わりに「キングゴーレム」が登場したが、強さや行動パターンはほぼ同じ。
のボスキャラ。を降らせて攻撃してくる。ワドルドゥなどを出す時もある。同シリーズのボスキャラの中では動きが速く、自身の攻撃判定も大きいほうであり、また作品によってはほおばり中の通常ジャンプでは届かない高度を飛ぶこともあり、全体的にやや強め。
仮面の騎士でボスキャラ。戦う前にソードをカービィに渡す。作品によってソードを取らなくてはならない場合と、取らなくてもいい場合とがある。スーパーデラックスでは渡されたソードをヘルパーによって壊せた。作品にもよるが基本的に素早い上に攻撃パターンが非常に多く、絶妙な間合いを常に保ったり、こちらの攻撃をガードしたりとかなり強い。素顔はカービィそっくりであるが、彼とカービィとの関係は現在のところ不明。デデデ大王の手下でありながら時にカービィに協力したりと、中立的な立場をとることもある。スーパーデラックスのメタナイトの逆襲での部下とのやり取りはいろいろなところでパロディーにされている。『大乱闘スマッシュブラザーズX』にも登場予定。
主に最終ボス。プププランドの王様で、武器であるハンマー(どちらかというと木槌に近い)を装備している。第1作でカービィに負けた後、必死の特訓でホバリング(通称フグ)を会得したという裏設定がある。基本的な攻撃パターンは殆どのシリーズにおいて変わっていない。『64』では仲間になる。また、『タッチ!』では、ボールの姿で操作が可能になり、『エアライド』では、ウィリーバイク・デデデカスタムに乗ってレースに参戦する。
  • メカデデデ
カービィボウルにおける最終ボス。どんどん前進してカービィの目の前まで迫ってくる(最も近くまで接近されると残り人数に関わらずゲームオーバー)。デデデ自身を模した巨大ロボットにロボット界の常識でもあるドリルペンチアームを装着しているが、実際はオプションであるチビデデデ達がカービィへの攻撃役であるため、全く意味を為していない。攻撃の際はゴロではなくフライでメカデデデに体当たりしなければダメージを与えることが出来ない。
  • ナイトメア
夢の泉に現れた悪夢。球体状の「ナイトメアパワーオーブ」とグラサンとモヒカンという出で立ちの人型「ナイトメアウィザード」という2つの形態がある。いずれも星型弾による攻撃を得意としている。後のリメイク版では後者の体のサイズが明らかに大きくなっている。
どちらも行動は殆どパターン化されているため、コツさえつかめば回避する事はたやすい。
  • マルク
見た目はかわいい子供のようだが、正体はポップスターを手に入れようとする悪者。太陽と月を喧嘩させ、それを止めるという口実でカービィに大彗星ノヴァを呼び出させて、願いを言う所で本性を表した策士。語尾に「~なのサ」と付ける癖がある。2つの姿を持ち、1つ目は球体で薄紫色をしている。2つ目は羽根を生やし巨大化している。その強大な力でブラックホールまでも作る事が出来てしまう。一説によればノヴァの力を吸収したからこそ出来る芸当らしい。
ラスボスといっても行動は完全にパターン化されており、対策さえ立てれば容易に回避できてしまう上に第2形態が存在しない事から、同作品のメタナイト(こちらは変身こそしないがかなり強い)より弱いという声も少なくない。場合によっては最近のカービィでは比較的新しい「第2形態の無いラスボス」のダークゼロ(後述)と比較される事もある。
自信の野望のためにカービィを利用したという点では、カービィシリーズでは珍しい「裏切りキャラ」である。
  • グリル
SFC版『きらきらきっず』の真の最終ボス。マルクに似た体形で少年のような姿の魔法使いだが、性別不明。一人称は「ぼくちん」。
「虹の島々」から虹を奪い、人々を苦しめようとした悪者。一つ目。普段は剣士のような格好だが、やられると「リアルダークマター」という真っ黒な球体にヒレのような突起物と目玉をつけた形態になる。ダークマターと言えば普通はリアルダークマターのことを指す。
名前の由来は暗黒物質の別称から。
  • ゼロ
ダークマターの親玉。ポップスターを侵略しにやって来た。真っ白な球体に真っ赤な瞳をしている。倒されると目玉だけの第二形態に変化する。巨体なのに体全体が弱点であるにも関わらずなかなか倒れず、なおかつやっと倒したと思っても目玉がしぶとく襲いかかってくる事から、一部のファンの間ではシリーズ中かなり耐久力の高いラスボスとして有名である。
  • ミラクルマター
『64』の表向きのラスボス。体は球ではなく正多面体になっており、各面に一つずつ赤い瞳をもつ。この瞳の形は同系統のボスに多い写実的なものではなく、完全な円形。様々な能力で攻撃してくる。また、そのときの色によって弱点が変わり、対応した能力のもとを吐き出した星でしかほとんどダメージを与えられない。
同作品の真のラスボス、ゼロツーよりも強いと専らの噂である。
読み方は「ゼロツー」。『64』の真のラスボス。同じくダークマターの親玉、ゼロの変形体。ただしかつてのゼロ本人か、全くの別人かは不明。妖精たちの星、リップルスターにある「クリスタル」を狙ってやって来た。上記のミラクルマターを含めダーク・リムラ、リムル、リムロの4体の部下がいる。
親玉の割には分裂する光球、弱点の尻尾から噴き出す緑色の毒ガスと、攻撃パターンに乏しい。しかし戦闘中に流れる曲「0²(ゼロ・ツー)」はカービィシリーズ屈指の名曲とファンからの評価は高い。
  • ダークマインド
鏡の国から全てを支配しようとした悪者。第3形態まである。戦うときは必ず部屋の中央に刺さっているマスターソードを取らなければならない。主にマントの下に隠れたコアから撃ち出す星型弾「スターバレット」で攻撃してくるが、第2、第3、第4回戦と回数を重ねるにつれて攻撃方法が多彩になる。全ての戦いを制すると、むき出しになったコアが巨大化した第2形態との決戦に突入。自信の弱点でもある2枚の鏡を駆使して多彩な攻撃を仕掛けてくるほか、画面全体を鏡になぞらえて上下反転させてしまう「リバース ワールド」という大技を使う。その第2形態をも打ち破ると、弱体化し逃走を始めた第3形態にとどめを刺す本当の最終決戦(シューティングステージ)に突入する。
シリーズを通じて基本的に捨てた能力星は2つ以上存在できないが、マスターソードはそれに当てはまらないという性質があるため、それを利用してマスターソード以外の能力で戦う事も出来る。そのときの難易度はマスターソード使用時のそれを大きく上回り、シリーズ最高クラスの強さと耐久力を誇る。
  • ドロシア ソーサレス
元は名も無き一枚の絵画が、長い年月を経て意志を持つようになり、魔女「ドロシア」となり暴走したもの。現実世界の存在を妬んでおり、プププランドを絵の世界に変えた。カービィ達をボールに変えたが逃走する際に「魔法の絵筆」を落としてしまったため、カービィ達は絵筆の力でドロシアに対抗する。球状で混ざり合った絵の具の塊のような魔物「ドロシア ソウル」という第2形態がある。この形態はカービィシリーズには似合わずグロテスクな外見である。ちなみにドロシアソウルが時折けしかけてくる敵の名前は「パラ マター」であるが、ダークマターとのつながりは一つ目以外に特に無い。
また、第2形態は殆どの技に名前が設定されており、脚韻を踏んだものが多い。例として「バウンド ポンド」「スプラッシュ ラッシュ」などが挙げられる。
  • ドロッチェ(ダークドロッチェ)
宇宙を渡り歩く鼠の盗賊団「ドロッチェ団」の団長。プププランドにあるという「大いなる力」が手に入る秘宝を求めてやって来た。後にカービィがラスボス戦で使用する杖「トリプルスター」を主な武器とし、冷凍ビーム、爆弾投げ、3方向に飛ぶ星型弾で攻撃する。常に宙に浮かんでおり、テレポート能力を有している。後にダークゼロに乗り移られ「ダークドロッチェ」と化す。
  • ダークゼロ
「大いなる力」が得られる秘宝の正体。暗黒の支配者である。星の形の中心には真っ赤な目がありゼロの亜種と思われる。体の色を変化させ炎、氷、雷の3属性を自在に操る事ができる。しかし殆どのラスボスに存在していた最終形態が存在しない、動きが遅い、耐久力が低い、攻撃を読みやすい、といった要因も相まって、殆どのファンから「ゼロツーよりも弱い」「ダークマター族の面汚し」「シリーズ史上最弱のラスボス」という烙印を押されてしまう。それでも攻撃パターンはゼロツーに比べると割と豊富な方である。

[編集] アイテム

  • 元気ドリンク
主にカービィの体力を2ポイント回復する。
食べると、体力を最大まで回復する。カービィの大好物。ひそかに皆勤賞といわれてるが、『きらきらきっず』には非登場である。
『星のカービィ』にのみ登場。体力は回復しないが、一定時間火を吹いて敵を攻撃できる。水に入ると効果は消える。
  • やきいも
『星のカービィ』にのみ登場。体力は回復しないが、一定時間空気弾を連続して出すことが出来る。
  • マイク
『星のカービィ』と『コロコロカービィ』にのみ登場。コピーは出来ないが、効果は同じで、音痴な歌で画面上の敵を一掃する。一回きりの使い捨て。
食べると、一定時間体が光って無敵状態になる。
  • 1UP
取ると、カービィの残り数が1増える。
初代『星のカービィ』以来、すべての作品に登場しているカービィの乗り物。絵に描いた星の形をした乗り物で、基本的には1~2人乗り。乗るとかなりの速度で飛び回り、進路上の壁や敵は問答無用で蹴散らしていく。カービィの乗り回し方が荒っぽいのか、基本的に止まる方法は「地面or壁に激突する」。この際乗っていたワープスターは砕けてしまう。壊れても復活するのか、はたまたいくつでも存在するのかは不明だが、とりあえず砕けても問題ないらしく、その後は何事も無かったかのようにまたワープスターに乗っている。『夢の泉/デラックス』の4面、「GRAPE GARDEN」のステージ3では向かい風に対抗できなかったり、エンディングでは何故かデデデ大王の飛行速度の方が速かったりとその作品によって設定が違う。『64』では、前作までよりも巨大なワープスターが登場。ワープスター登場と同時にカービィを勢いよくすっ飛ばしている。『エアライド』では壁や地面に激突して砕けることも無く、普通に操作されている。ただし、ブースターがあるなど普段のワープスターとはやや異なる部分がある。『鏡の大迷宮』では星を発射して攻撃できる。
  • 食べ物
色々な種類があり、その食べ物によって回復ポイントが異なる(基本的には1ポイント)。
  • 星のかけら
30個集めると1UPと同じ効果になる。(ゲームによって効果に対する個数が異なる。)
  • ポイントスター
『タッチ!』に登場。100個集めると1UPする。
  • メダル
同じく『タッチ!』に登場。メダルチェンジャーで集めた数によっていろいろなものが手に入る(新キャラや新サウンドなど)。
  • ライフのもと
『鏡の大迷宮』では、1つ集めると体力が1メモリ増え、『参上! ドロッチェ団』では2つに分かれていて2つ集めると体力が1メモリ分増える。また、『タッチ!』では、メダルチェンジャーの景品として手に入る(メダルの個数は1つずつ違う)。

[編集] 派生作品

[編集] 漫画

[編集] 連載中

2007年現在、連載15年目の長期連載漫画である。

[編集] 連載終了

  • かっとび星のカービィ (あべさより作、小学一年生連載、1992年~1993年)
  • 星のカービィ (ちびにゃんね作、小学三年生掲載、1993年~1994年)
  • 星のカービィ (前田のえみ作、小学一年生掲載、1994年~1996年)
  • 星のカービィ デデデでプププなものがたり (ひかわ博一作、コロコロコミックほか連載、1994年~2006年) 単行本全25巻
この作品が一番多く刊行されたカービィ漫画であり知名度もトップクラス。

その他にも、スクウェア・エニックス光文社双葉社からゲームアンソロジーコミックが出版されている。

[編集] テレビアニメ

[編集] 外部リンク

他の言語

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