群馬県立太田女子高等学校
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群馬県立太田女子高等学校(ぐんまけんりつおおたじょしこうとうがっこう)は、群馬県太田市にある普通科の女子高である。通称は「太女(たじょ)」。生徒達は自らをさして「太女っ子[娘](たじょっこ)」と言ったりする。
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[編集] 歴史
その起源は大正10年(1921年)創立の太田町立太田実科高等女学校であり、女子高としては明治41年創立の桐生女子高等学校、大正6年創立の館林女子高等学校に次ぐ、群馬県東部地域でも有数の歴史を持つ伝統校である。大正12年に県立に移管。大正12年10月15日に太田市大字太田に本校舎が落成され、この日を開校記念日としている。校歌と校章が定められたのは大正14年。昭和23年に現在の名称である群馬県立太田女子高等学校となる。昭和38年に本校舎を太田市八幡町に全面移転。少子化への対応のため、平成12年と平成15年に1クラス削減され、現在は1学年普通科6クラスとなっている。
[編集] 校訓
自律・博愛
[編集] 教育目標
進展する社会の趨勢と地域の期待をふまえ、将来社会の発展に貢献できる心身共に健全な生徒の育成をはかる。
[編集] 特徴
主に太田市、伊勢崎市、館林市から通学する生徒が多い。東武鉄道太田駅から徒歩20分の距離にあり、通学に便利な場所とはいえない。自転車で10キロ通学をするものも少なくない。
太田市を代表する進学校だけに、ほぼ全ての生徒が4年制大学進学を希望する。国公立や首都圏の私立大学の志願者が多く、現役合格合格率も約8割と高い。進路指導の基本方針は「個性に応じた進路指導」。生徒一人一人の進路希望を実現するために、ホームルームにおける進路指導 や進路講演会など自分自身の進路について考える活動も行っている。
松籟祭(しょうらいさい)や太女合唱祭など、年間を通じて多くのイベントを行っている。また、部活動も盛んで文化部・運動部ともにそれぞれの目標に向かって努力している。
[編集] 部活動
部活動も盛んであり、様々な部が顕著な成績を収めている。
音楽部は、年に一度、大掛かりなミュージカル発表会を行い、保護者のみならず 太田市民から広く親しまれる存在となっている。 また、音楽部OGを中心に、前橋女子高等学校音楽部と合同の形で 群馬大学のサークル『アラムニー』としても活動している。
[編集] 合格者数上位校
- 私立大学 文教大学・獨協大学・日本大学・東洋大学・国際医療大学・明治大学・東京家政大学・北里大学・明治学院大学・駒澤大学・法政大学・帝京大学・早稲田大学・中央大学・共立女子大学・青山学院大学・慶應義塾大学 ほか
(全て合格者が多いものから主要な大学のみ掲載)