舛田利雄
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
舛田 利雄(ますだ としお、1927年10月5日 - )は映画監督。兵庫県神戸市出身。大阪外国語大学ロシア語学科卒業。 新東宝、日活の助監督を経て1957年監督に昇進。石原裕次郎主演作品を主に 日活アクション映画全盛期に活躍する。日活退社後は、黒澤明から深作欣二と共に監督の座を引き継いだ日米合作映画「トラ・トラ・トラ!」をはじめ、「人間革命」、「ノストラダムスの大予言 Catastrophe-1999」、アニメ映画「宇宙戦艦ヤマト」、「二百三高地」等大作映画を任される機会が多くなる。
女優・声優の舛田紀子は実娘。日本テレビ系の刑事ドラマ『大都会 PARTII』では父親が監督、娘が役者として、一緒に仕事をした。
[編集] 主な作品
- 錆びたナイフ(1958年)
- 赤い波止場(1958年)
- 完全な遊戯(1958年)
- 青年の樹(1960年)
- 太陽は狂ってる(1961年)
- 花と竜(1962年)
- 太陽への脱出(1963年)
- 狼の王子(1963年)
- 赤いハンカチ(1964年)
- 城取り(1965年)
- 嵐を呼ぶ男(1966年)
- 無頼より 大幹部(1968年)
- 昭和のいのち(1968年)
- あゝひめゆりの塔(1968年)
- 嵐の勇者たち(1969年)
- トラ・トラ・トラ!Tora!Tora!Tora!(1970年)
- 暁の挑戦(1971年)
- 人間革命(1973年)
- ノストラダムスの大予言 Catastrophe-1999(1974年)
- 続人間革命(1976年)
- 大都会 闘いの日々(1976年、テレビ作品)
- 大都会 PARTII(1977年~1978年、テレビ作品)
- 宇宙戦艦ヤマト(1977年)
- さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち(1978年)
- 二百三高地(1980年)
- 大日本帝国(1982年)
- ハイティーン・ブギ(1982年)
- 日本海大海戦 海ゆかば(1983年)
- 零戦燃ゆ(1984年)
- 愛・旅立ち(1985年)
- オーディーン 光子帆船スターライト(1985年)
- 首都消失(1987年)
- 社葬(1989年)
- 必殺5 黄金の血(1991年)