西岩国駅
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西岩国駅(にしいわくにえき)は、山口県岩国市錦見6丁目にある西日本旅客鉄道(JR西日本)岩徳線の駅である。
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[編集] 駅構造
単式ホーム1面1線、島式ホーム1面1線。地上駅で簡易委託駅。もとは相対式・島式2面3線であったが、島式ホームの2番線が廃止、撤去され現在の姿になった。
- 1番線:岩徳線(岩国方面)
- 2番線跡:(転落防止用の柵が設置してある)
- 3番線:岩徳線(徳山方面)、錦川清流線(錦町方面)
駅舎のアーチ部分は、錦帯橋を模している。なお、駅舎の所有権は現在、JR西日本(西日本旅客鉄道)から岩国市に移っており、NPO法人(特定非営利活動法人)西岩国・駅と広域まちづくりの会が岩国市より駅舎の管理を受託している。
乗車券類の券売用に、JR線近距離専用の自動券売機が設置されている。錦川清流線の乗車券は券売していないので、列車内にて精算する。駅出改札窓口は、上記NPO法人の事務所に転用されており、有人の出改札業務は行なっていない。
当駅の1番線ホームには、かつて団体客用の改札口として使われていたと思われる木製の柵枠が残っている。ただし、現在はタクシー用駐車場との境界柵が設置されている為、出入りはできない。
駅舎内には、駅事務室を改装して設けた展示室がある。展示室以外には、倉庫等を改装して設けた、野菜・加工品・手芸品などの屋内展示・販売区画(旬彩館)や、野外広場を使った朝市会場(土曜朝市)がある。いずれも、地域交流等を目的として上記NPO法人が核になって運営している。
トイレは、駅舎の入口外にのみ設置されている。
[編集] バス、タクシー等
[編集] 駅周辺
[編集] 旧JR(国鉄)バス岩国営業所
かつて、西岩国駅の近傍(錦見町6丁目14。現在の山口県道15号岩国玖珂線と国道2号に挟まれた区画)には、JR(国鉄)バスの岩国営業所(後に、周防営業所岩国支所に格下げ)が設置されていた。益田駅と結ぶ岩益線や、大竹駅経由等で旧美和町へ連絡する坂上線、西岩国駅から旧美和町へ連絡する松尾線、および、その他の支線を含むバス路線の運行を担当していた。現在は営業所自体も含めて全て廃止され、一部区間は自治体バス等に置き換わっている。
JR(国鉄)バス岩国営業所の事務所建屋とバス駐車場等の敷地は、現在、ドラッグストア(ウォンツ)の店舗と来客用駐車場に転用されている。
[編集] その他の施設
国指定の名勝になっている五連の橋。
バスを利用する場合は、当駅から系統番号[13](いちすけ号)および[23]のバスにて、錦帯橋バス停留所まで乗車。
徒歩散策を行なう場合は、当駅前を通る山口県道15号岩国玖珂線を西南西に向かい、新愛宕橋への取り付け道路から分岐する脇道を右折して新小路の一方通行路に入る(錦見5丁目と錦見6丁目の境界付近)。その後、新町(岩国2丁目~3丁目付近)→大名小路(錦帯橋通り)の順に道なりに歩くと、錦帯橋に到着する(全行程:約1.8km)。
新小路や大名小路の沿道には、明治以前から存続する寺院などがある。また、途中の新町付近には、岩国西郵便局、山口銀行、広島銀行、岩国信用金庫(いずれもATM設置)がある。
矯正展という催しにおいて、受刑者の刑務作業で製作された製品が即売される。
当駅から西北西に直線距離120m~130m程度の、山口県道15号岩国玖珂線を挟んだ反対側の路地の奥に位置する。徒歩にて約220m~230m程度。
[編集] 利用状況
- 1日平均の乗車人員は518人である(2005年度)
[編集] 歴史
- 開業記念の相撲大会等が行なわれた。
- 記念植樹および駅名由来標示の設置を行う。
- 駅舎の永久保存のための復元工事がなされる。(待合室の照明やベンチ、改札口柵など)
- この時点の駅員数:駅長以下12名(旅客担当、荷物営業)
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] 参考文献
- ^ 西岩国駅長 竹中 (6 1980).西岩国駅開業50周年記念誌. (国鉄)西岩国駅.1980年4月5日時点までの歴史等について