金沢大学教育学部附属中学校
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金沢大学教育学部附属中学校 | |
国公私立の別 | 国立学校 |
設置者 | 国立大学法人金沢大学 |
設立年月日 | 1947年4月 |
共学・別学 | 男女共学 |
所在地 | 〒921-8105 |
石川県金沢市平和町1-1-15 | |
電話番号 | 076-226-2121 |
FAX番号 | 076-226-2122 |
外部リンク | 公式サイト |
金沢大学教育学部附属中学校(かなざわだいがくきょういくがくぶ ふぞくちゅうがっこう)は、石川県金沢市にある国立中学校である。
目次 |
[編集] 年表
- 1947年4月 - 石川師範学校男子部附属小学校・女子部附属小学校にそれぞれ附属中学校を併設
- 1949年
- 1951年
- 1952年11月 - 生徒会誌「柏樹」を創刊
- 1953年3月 - 校歌を制定
- 1955年4月 - 研究紀要が創刊
- 1960年3月 - 特別教室が完成
- 1962年3月 - 体育館が完成
- 1964年3月 - 体育館ステージが完成
- 1968年
- 1971年
- 1975年
- 1994年4月 - 平和町新校舎建設起工式を挙行
- 1995年
- 1997年5月 - 1997年度・1998年度「環境のための地球観測学習プログラム」の文部省モデル校の指定を受ける。
[編集] 教育目標
- 主体性と積極性の育成
- 協力性と責任感の育成
- 健康な心身の育成
[編集] 年間行事日程表
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[編集] 学校行事
- 新入生歓迎会
部活動紹介、生徒会活動、教員紹介が行われる。
各クラスが4つの団に分かれ得点を競い合う。3年生による応援披露も見ものである。それぞれの種目は委員会ごとに考えるため、毎年様々な種目が行われる。
- 合唱コンクール
石川県立音楽堂で行われる。なお、順位は各学年に最優秀賞、優秀賞が送られる。これらは、担任を持っていない10名程度の教員により審査される。また、生徒による投票もあり、最も投票の多かったクラスには「柏賞」が送られる。これは例年3年生のいずれかのクラスが手に入れる。
- 球技大会
学年ごとにサッカー、ソフトボール、バスケットボール、ドッヂボール(これらから2種類選択)が行われる。クラスごとに順位を競うため、例年白熱したものとなる。近年では、男子がアウトドア、女子がインドアのスポーツをすることになっている。
金沢大学教育学部から毎年約80名の学生が実習に来る。各クラスに5~10名の実習生が来るのが通常である。
1年生はシルエット劇、2年生は総合学習の発表、3年生は各クラスごとによる劇が演じられる。3年生の劇は最後の学校行事とあって、各クラスが趣向をこらした劇を演ずる。これにより、クラスの結束力がより強まる。ただし、運動会のようにクラスごとに順位はつけない。
[編集] 部活動
進学校にもかかわらず、部活動が盛んに行われている。毎年、県大会に出場する部活がいくつかあり、年によっては北信越大会へと出場する部もある。
[編集] 入学試験
1学年の生徒はほぼ毎年160名である。120名は附属小学校から、40名は公立小学校からの入学である。公立小学校からの入学のみ学力試験が課せられる。学力試験(1次試験)では、例年40名以上の合格者を出すのが通例となっている。そして、抽選による選抜(2次試験)が行われ、最終的な合格者が決定する。なお、金沢大学の法人化により、それまで義務付けられていた抽選による選抜が、学校側による裁量で実施できるようになった。時期は例年2月中旬。
[編集] 卒業後の進路
100名程度が県内の進学校に進学する。また、数名ではあるが、県外の有名私立高校へと進学するものもいる。
隣接する附属高校への進学者に限らず、出身者は県下のみならず全国の要職につくものも少なくない。また、俳優の高倉美貴、嘉門洋子のような異色の卒業生も存在する。
[編集] 交通
- 北陸鉄道
- 平和町バス停より徒歩5分
- 金大附属学校自衛隊前バス停より徒歩1分