関鉄観光バス潮来営業センター

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潮来営業センター（いたこえいぎょうせんたー）は、茨城県潮来市辻にある関東鉄道グループの関鉄観光バスの営業所である。元々は関東鉄道潮来営業所であり、バス車体に標記される営業所略記はITである。

[編集] 現行路線

当所は、関鉄観光バスの前身の一つである日本水郷観光バスから承継した一般路線も受け持っている。関東鉄道時代には、鉾田系統の路線も担当していた。

路線バス

潮来車庫～与田浦～佐原駅～県立佐原病院
潮来車庫～延方～鹿島バスターミナル

[編集] 主な車両

当所は貸切バスが主体に配置され、一般路線車は2台が配置されている。以下、路線車の推移について記す。

関東鉄道時代は、いすゞ車が多く、特にローカル線も多かったことから北村製作所製のボディを架装するいすゞMRが多く配置されていた。

また、1995年（平成7年）には佐原営業所（現・関鉄観光バス佐原営業センター）の乗合バス部門が廃止されたことに伴い、同所に在籍していた路線車3台が当所に転入した。この時点で千葉ナンバーの路線車は全て水戸ナンバーに変更されて消滅した。

移籍車は1997年（平成9年）に取手営業所から川崎鶴見臨港バスからのいすゞCJM1台が当所に転入したのが最初である。しかし、経年が古かった事からわずか9か月で廃車された。

その後、1999年（平成11年）に関鉄観光バスの発足に伴い、潮来営業所に在籍していた路線車の多くが鹿島営業所に転出した。潮来営業所の一般路線車は日本水郷観光から承継した元・日本観光バス（関鉄観光バスの前身の一つ）のいすゞMR3台だけとなっていたが、老朽化に伴い、翌年に川重車体工業（現・ジェイ・バス）製のボディを架装するいすゞCDMに置き換えられた。

2001年（平成13年）に佐原線が関鉄観光バスに移管されたことに伴い、鹿島から1362ITと1479ITが転入した。その後CDM置き換えとして千葉交通から日野 RJ2台が当所に移籍した。

2006年（平成18年）には筑波大学の学生輸送に使用されていた日産ディーゼル RMが当所に配置された。また、一部路線の廃止に伴いRJが廃車された。