関東鉄道取手営業所
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取手営業所(とりでえいぎょうしょ)は、茨城県取手市駒場に所在する、関東鉄道のバス営業所である。
関東鉄道常総線寺原駅に隣接する。かつては「寺原車庫」ともいわれた(方向幕を装備した車両もあった)。 営業所略記はTR。
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[編集] 現行路線
おもに取手駅と周辺の団地を結ぶ路線を運行する。
- 路線バス
- 取手駅東口~井野団地~取手駅東口 (井野団地循環)※均一運賃、前払い前乗り、深夜バスあり
- 取手駅西口~取手中央タウン~江戸川学園 ※深夜バスあり
- 取手駅西口~取手協同病院
- 取手駅西口~藤代高校~聖徳学園(一般乗車可)
- 取手駅西口~谷井田~けやき通り中央~守谷駅東口 ※つくば中央・水海道営業所との共管
- コミュニティバスの受託運行
- ことバス - 取手市
[編集] 契約貸切運行
[編集] 廃止路線
[編集] ICカード
当所の担当路線では、2003年(平成15年)12月1日よりICバスカードを導入し、各車にはカードリーダーを設置している。
[編集] 車両
当所の管轄は駅と団地を結ぶ路線が殆どを占めるため、路線車は大型車を配置している。
しかし当所の敷地は寺原駅前の狭隘なスペースゆえに、路線車は20両程度しか置けない状態である。そのため、代用に使用される車両は後山バス停付近にある月極駐車場を借りて配置している。過去には当所に新たな車両が導入されると、廃車するまでもない状況の車両は水海道など、近隣の営業所などに転属という形を取っていた。
自社発注車は、1990年(平成2年)に1505TRが配置された後11年も配置されず、2001年(平成13年)に関東鉄道最初のノンステップバスが導入された。2007年(平成19年)現在、ノンステップバスは計5両が在籍している。
中古車は西武バスから富士重工業5Eボディを架装する日産ディーゼル車が配置されたのを契機として、その後川崎鶴見臨港バスからの移籍車3両が配置された。1996年~1997年には井野団地循環の朝ラッシュ時対応のため、西武バスから4枚折戸の中扉を有する車両が配置され、この際川崎鶴見臨港バスの移籍車は他営業所に転出した。京成電鉄(現・京成バス)からの移籍車は2002年(平成14年)末から配置を開始した。2007年現在は9両が在籍する。
[編集] 「茨城初」が多い営業所
東京の通勤圏内にあって、茨城県初・関鉄初となる施策が多い。
- ワンマンカー - 1970年(昭和45年)、井野団地循環に導入。
- 深夜バス - 1987年(昭和62年)、井野団地循環と取手駅西口~江戸川学園に導入。
- ノンステップバス - 2001年、県内初導入。
- ICカード - 2003年、試行運用ながら供用。
[編集] 関連項目
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