高部知子
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高部 知子(たかべ ともこ、1967年8月25日 - )は、東京都文京区出身の女優。身長160㎝、血液型B型。堀越高等学校卒業。2000年4月より、慶應義塾大学文学部哲学科を通信教育を2006年3月卒業。現在2児の母親である。
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[編集] 経歴
1980年、NHKのテレビドラマ『ガラスのうさぎ』でデビュー。1982年、テレビ朝日「欽ちゃんのどこまでやるの!?」で「萩本家の愛娘」3人で構成されたユニットわらべの長女・のぞみを演じ大人気となった。1983年には穂積隆信の家族で実際に起きた非行問題をまとめたノンフィクションをドラマ化した『積木くずし~親と子の200日戦争』で主人公・不良少女役を熱演。大ブレークを果たした。極度の近眼。
[編集] 人物
「欽どこ」出演中の1983年、ベッドでの喫煙写真が写真週刊誌に掲載されたいわゆる「ニャンニャン事件」で堀越高校を無期停学になる。なお喫煙写真は、遊びで取った物で、実際は喫煙しておらず、演技の練習でタバコをくわえていただけであった。掲載された写真から、布団で隠された高部の身体が裸であることが予感でき、そのリラックスした表情から恋人との性行為の前後の写真ではないかと見る者が多かった。その間に何度も本人は自殺未遂を繰り返していた。写真をリークした当時の恋人はその後自殺した。
「ニャンニャン」とは高部と恋人との間の隠語で、性行為(の際のよがり声?)を指した言葉だと言われる。喫煙写真を掲載した写真週刊誌の記事中、高部が恋人に向かって「ニャンニャンしよう」などと発言したという記述があり、前後の文脈から「ニャンニャン」=「性行為」という読み方が可能だった(ネタ元である恋人は同記事の中で、高部が性行為の経験が豊富だったようだと証言している)。「わらべ」としてリリースしたシングル「めだかの兄妹」の曲中、彼女のソロパートの歌詞に「子猫のきょうだいがひだまりで~中略~ニャンニャン、ニャンニャン」という一節があるのが意味深である。本来他愛のないフレーズ(幼児語)だが、同記事(同事件)で性的な意味合いと結び付けられ、当時の流行語にもなった。後の人気テレビ番組「夕やけニャンニャン」(おニャン子クラブを輩出)の語源でもある。
- 以上「ニャンニャンする」という語についてはさまざまな俗説があるが、その真のルーツはニッポン放送の『谷山浩子のニャンニャンしてね!』というラジオ番組にある。当初、谷山はこの「ニャンニャンする」を、猫の鳴き声や「何々する」などにかけた意味不明の造語として設定していた。そんな中、読者からの投稿ハガキの中で、この語が初めて性行為の意味で使用されたのである。この番組のリスナーであった高部がそれをプライベートで使った――という経緯については、のちに本人も認めている。ちなみに、その後谷山浩子のオールナイトニッポンの中に作られた『勝手にニャンニャンするな!』のコーナーでは高部も共演している。
喫煙疑惑に加え恋人との性行為についても暴露されたため、清純な少女タレントというイメージが決定的に壊れてしまい、一旦芸能界から姿を消す。以降、わらべは残りの二人(倉沢淳美、高橋真美)だけで活動することになり、それを見栄晴、真屋順子らが欽どこファミリーとしてバックアップした。
やがて高部は無期停学処分が解け、学業に専念する姿がたびたび目撃されていた。しかし芸能ニュース等で大きな話題になることもなく、忘れられた存在になっていたと言われる。
芸能活動の謹慎が解けた後、岡村孝子のバックアップを受けてソロ・アルバムを吹き込んだが大きな話題とはならなかった。堀越高校卒業。その後、幼馴染のコンビニ店長の男性と結婚し、芸能界引退。コンビニ経営を手伝っていたのち2人の子供をもうける。しかし夫の度々の浮気の後コンビニアルバイト女子高生との浮気発覚、夫は女子高生の元に行ってしまい離婚する。その後再婚するが、また離婚。芸能界に本格的に復帰。二人の子供が心臓病の為に局部にピアスをつけたヌード写真集の発売など何かと話題を集めている。
[編集] 出演作品
[編集] テレビドラマ
[編集] 単発ドラマ
- 陰の季節(7)「清算」(2004年11月29日TBS)
[編集] バラエティ番組
- 欽ちゃんのどこまでやるの!?(テレビ朝日)
[編集] 著書
- 生きてるだけでめっけもんISBN 475000054X(愛育社)1999年7月
- ナンパな恋で踊るならISBN 4594006280(扶桑社)1990年8月
- 告白ハンパしちゃってごめんISBN 4847010205(ワニブックス)1984年1月
- 11人のわたし―ありがとうをそえて ISBN 4093631913 小学館 1984年11月