SUPER EUROBEAT
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SUPER EUROBEAT(スーパー・ユーロビート)とは、エイベックスから発売されているユーロビートのコンピレーション・アルバム。第1作目は1990年1月21日、BEATFREAKよりリリースされ、エイベックスは日本発売のローカライザーだった。しかし、「SUPER EUROBEAT VOL.9」よりエイベックス独自で発売し、現在に至る。最新版は、2007年3月28日発売の「SUPER EUROBEAT VOL.176」で、1つのアルバムシリーズがここまで長きに渡り続いているのは前例の無い事である。また、多くの派生シリーズを生んでいる。
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[編集] 主な歴史
- 1990年1月21日 第1作目となる「SUPER EUROBEAT VOL.1」がBEATFREAKよりリリース。VOL.1はTIME楽曲のみの収録だったが、VOL.2からはASIA、FLEA、DISCOMAGICの作品も収録された。この頃は全曲Non-Stop形式で収録していたが基本的に全何曲と決められている訳ではなかったので、各CDによって曲数にバラつきがあった。
- 1990年11月25日 エイベックス独自で制作した「SUPER EUROBEAT VOL.9」がリリース。デイブ・ロジャースが設立したA-BEAT Cの作品を収録。この時期はまだ9~12曲のExtended形式での収録だった。また「THAT'S EUROBEAT」のようなメドレー形式やメガミックス等のボーナストラックが最後に存在するCDもある。
- 1991年8月10日 「SUPER EUROBEAT VOL.14」この回より、通常版でのTIME楽曲(最初期はMACHOレーベル)が収録され始める。以後数年間、A-BEAT CとTIMEの作品をメインとして(エイベックス制作曲や別レーベル作品も時折)収録。
- 1992年3月21日 「SUPER EUROBEAT VOL.21」SUPER EUROBEAT VOL.9より参戦していたMade Up Records作品の収録が停止される。楽曲解説の掲載が今回よりスタート。やたらとプロデューサー関連の記述が多く、ユーロビートにおけるプロデューサーの重要性が認識できる。
- 1992年4月23日 派生シリーズである「MAHARAJA NIGHT HI-NRG REVOLUTION」が始まる。収録レーベルはA-BEAT CとTIME、後期にはDOUBLE(現SCP)の作品が収録される。基本的に本家SUPER EUROBEATのNon-Stop版発売月にリリースされた為、新作をフォローする役割として、事実上SEBシリーズと同格に扱われている。尚このアルバム以前からリリースされていた「MAHARAJA NIGHT」シリーズではユーロビートがNon-Stop形式で収録されていたが「Call Girl / Marlene」等、他コンピレーションでは聴けないいわゆる「Non-Stop専用楽曲」が収録されていたCDもある。
- 1992年5月21日 「SUPER EUROBEAT VOL.23」今作からサブタイトルとして「HI-NRG REVOLUTION」と表記されるようになった(VOL.45まで継続)。余談ではあるが、今回のTIME作品は全てLAURENT GELMETTI単独クレジットである。
- 1992年7月23日 「SUPER EUROBEAT VOL.25」このCDから「MAHARAJA NIGHT HI-NRG REVOLUTION」シリーズの一部の作品がSUPER EUROBEATのNon-Stop版に収録されるようになる。因みに「EUROFIRE」にシリーズ名を変更した後もNon-Stop版には収録され続け、シリーズ完結のVOL.27はNon-Stop収録されなかったものの、VOL.26まではNon-Stopとして収録された。
- 1992年9月23日 「SUPER EUROBEAT VOL.27」本作をもってエイベックス制作の和製ユーロ収録終了。
- 1993年1月21日 「SUPER EUROBEAT VOL.30」初めてのアニバーサリー盤。また、今作ではシリーズ初のTVCMが打たれた。
- 1993年5月21日 「SUPER EUROBEAT VOL.33」A-BEAT C楽曲における覆面プロジェクト「HINOKY TEAM」名義による楽曲「HOT LOVE & EMOTION / VIRGINELLE」が、VOL.34に先がけてNon-Stopとして先行収録される。また、本CD発売前にTVCMが打たれており、公式に「SEB」という略称が使われるようになる。余談だが、今作2曲目は「WOMAN IN LOVE / LINDA ROSS」なのだが、収録リストや楽曲解説においてKELLY WRIGHTの同名曲と間違うという、非常に致命的なミスがあった。
- 1993年9月21日 「SUPER EUROBEAT VOL.37」MAHARAJA NIGHT HI-NRG REVOLUTION VOL.6以降から収録曲数が変化し、12曲収録から13〜14曲収録と増加、最終的に今作から13曲に固定される(SEB単体ではVOL.35からとなるが、同系とされるMAHARAJA NIGHT HI-NRG REVOLUTION VOL.7が14曲収録のため)。この時代の収録枠はA-BEAT C7曲、TIME6曲が基本だが、時折崩れた。
- 1994年6月22日 「SUPER EUROBEAT VOL.46」リスナーからの投票結果から収録曲が決定される、リクエスト・カウントダウンという史上初の試みを行った。記念すべき第一位は荻野目洋子のカバー曲である「MYSTERY IN LOVE / VIRGINELLE」。この楽曲はMAHARAJA NIGHT HI-NRG REVOLUTION VOL.6に収録された「HEART ON FIRE / JULIET」を荻野目洋子がカバーしたものであり、その楽曲を制作元であるA-BEAT Cが新たにリメイクした非常に珍しい楽曲だった。
- 1994年11月10日 エイベックス独自制作の「SUPER EUROBEAT VOL.1」がリリース。これは、BEATFREAK版のVOL.1~8をエイベックス籍で作ろうという試みで非常に異例の出来事であった。VOL.8までリリースされ、主にBEATFREAK時代に収録された曲を再収録(但しExtended収録)したが、BEATFREAK版に収録されていない曲も入っていた。しかし逆にBEATFREAK版にしか収録されていない楽曲もあり、依然としてCDではNon-Stopのみの収録で終わってしまった楽曲が幾つか存在する。
- 1995年3月8日 派生シリーズである「EUROBEAT FLASH」が始まる。収録レーベルはHI-NRG ATTACK、TIME、BOOM BOOM BEAT。後にVIBRATION、DOUBLE(現SCP)、A-BEAT C、DELTAの順で参戦。尚、本シリーズのVOL.1には当時ではシリーズを終了していた「THAT'S EUROBEAT」後期の楽曲も収録していた。本シリーズはSUPER EUROBEATとはあまり関係を持たず、シリーズとして独立した形でNon-Stop版を出していた為「MAHARAJA NIGHT」以外で他コンピレーションCDへの収録は殆ど存在しなかった。
- 1996年2月21日 「SUPER EUROBEAT VOL.64」この回からDELTA作品の収録開始。参入第1弾にして「A-BEAT C×TIMEスタイルの最強レーベル」という噂に恥じない楽曲を送り込み、その名を轟かせた。また、曲の収録形式が13曲EXTENDED MIXから18曲CD EDITに変更になり、曲数の増加分は全てDELTAの収録枠に割り当てられた。ちなみにEDITを担当するのはNEW GENERATIONというリミックスチーム。この方式は「EUROBEAT FLASH」シリーズもVOL.8から採用している。しかし「MAHARAJA NIGHT HI-NRG REVOLUTION」シリーズはこの方式を採用せず、最後まで13曲EXTENDED MIXを貫いた。
- 1996年8月21日 「SUPER EUROBEAT VOL.70」VOL.60に続いて、リクエストカウントダウン。設立間もないDELTAレーベルの作品が上位を占め、強さを見せ付けた。とりわけ、BRATT SINCLAIREプロデュース作品がA-BEAT C時代も含めて上位10曲中に6曲送り込まれており、90年代後半における最強プロデューサーの名を欲しいままにした。
- 1998年 TVアニメとして史上初、頭文字Dのアニメの挿入歌として現在のFourth Stageまで使用される。使用された曲を集めたコンピ「SUPER EUROBEAT presents 頭文字D D Selection」シリ-ズも発売。殆どの楽曲がEXTENDED収録(一部EDIT)であったからか、これまでのCD派のSEBリスナーも買わざるを得ない状況になった。
- 1998年4月8日 名前の元であったDISCO「MAHARAJA」が相次いで閉店したため「MAHARAJA NIGHT HI-NRG REVOLUTION」改め「EURO FIRE」シリーズが終了。
- 1999年3月10日 「EUROBEAT FLASH」シリーズがVOL.22をもって終了。
- 1999年8月4日 「SUPER EUROBEAT VOL.100」異例の100作目到達。そして年内いっぱいの休止を宣言。その影響か99年度版ベストは発売されなかったが、シリーズの歴史そのものである90年代をテーマとした「THE BEST OF '90s SUPER EUROBEAT」が12月1日にリリースされた。
- 1999年9月29日 派生シリーズである「EUROMACH」シリーズが開始。このシリーズでは、新曲を26曲Non-Stop形式で収録とあって数々の批判があったが、そんな批判も当然と思わせるほどの高品質な曲が多数収録された。収録レーベルは、HI-NRG ATTACK、SCP、VIBRATION、BOOM BOOM BEAT(~VOL.8)などの「EUROBEAT FLASH」の主要レーベルに加え、A-BEAT C、DELTA、TIMEの全7レーベル。
- 2000年1月1日 「SUPER EUROBEAT VOL.101」休止期間が終了、リリース再開。ジャケットも近未来的なイメージにリニューアルされる。そしてリニューアル企画として、SEB収録レーベルがリミックスを担当した、J-POP楽曲のユーロビートミックスの収録が開始される。この企画自体はVOL.119まで継続し、レーベルごとの特色を活かしたリミックスが好評を博す。
- 2000年8月2日 「SUPER EUROBEAT VOL.110」ユーロビートオムニバス史上初のオリコンチャート1位を獲得。
- 2002年5月22日 「SUPER EUROBEAT VOL.128」コピーコントロールCD(以下CCCD)導入開始。エイベックス内のみならず、業界内においても最初期の導入であったため動向が注目されたが、利便性の低下や再生トラブルの問題でユーザーから多大なる反感を買う。
- 2002年10月30日 「EUROMACH」シリーズが「EUROMACH FINAL」にて完結。最終作にしてリクエストカウントダウンだったが、VIBRATIONにBOOM BOOM BEATの作品があからさまに少ないなど、ランキング操作疑惑が物議を醸した。
- 2003年1月22日 「SUPER EUROBEAT VOL.134」CCCD回避の為、CD-EXTRAを収録開始。パソコンで再生する事でアーティストのパフォーマンスやインタヴューなどを見られるという内容(後期はPC用スクリーンセーバ)だったが、そのしわ寄せで収録曲が15曲に減少。その理由により、TIME作品が従来の6曲から3曲収録に半減というあおりを一手に喰らい、TIMEファンからの反感を買う。また、企画自体が収録曲数減をカバーするほどの内容とは評価されず、VOL.139をもって収録終了した。
- 2003年8月6日 「SUPER EUROBEAT VOL.140」もはや定番となったリクエストカウントダウンだが、定番曲の硬直化、組織票の横行でネット掲示板などで物議を醸す。ブックレット内において「月刊ユーロビート通信」連載開始。今では時効といえるSEB初期の事情やプロデューサーインタヴューなど、興味深い記事が掲載されている。
- 2003年9月18日 「SUPER EUROBEAT VOL.141」HI-NRG ATTACK、SCP、VIBRATION作品の収録開始。CCCD導入再開。また、今作から「EVERLASTING DANCE TRAX」と表記されるようになった(現在も継続中)。
- 2004年9月23日 「SUPER EUROBEAT VOL.151」商用版のCCCDは廃止される(レンタル版は継続)。
- 2004年12月15日 「SUPER EUROBEAT VOL.153」SEB本編で初めてであろう、最大収録枠の逆転が行われた。今まで一番多く収録枠を確保してきたA-BEAT Cが3曲に減少され、その代わりにSCPが6曲収録された。
- 2005年1月19日 avexがSUPER EUROBEATシリーズを「最もヴァージョン数の多いコンピレーションCDシリーズ」としてギネス申請。ただ、ギネスに登録されたという後日談は現在のところない。
- 2005年6月22日「SUPER EUROBEAT VOL.159」この回をもって本編におけるVIBRATION作品の収録停止。楽曲ストックの枯渇が原因という説が有力。
- 2005年9月28日 「SUPER EUROBEAT VOL.161」BOOM BOOM BEAT作品の収録開始。定価が2548円(税込)に変更となる。
- 2006年6月21日 「SUPER EUROBEAT VOL.169」この回をもって本編におけるBOOM BOOM BEAT作品の収録停止。DELTA創立メンバーの一人、ANDREA LEONARDI(BRATT SINCLAIRE)の作品が「IF YOU EVER LEAVE ME / ALE」をもって収録最終作となり、後にDELTAを正式脱退。
- 2007年1月31日 「SUPER EUROBEAT VOL.174」よりCDが2枚組となる(価格も3000円(税込)に変更)。1枚目は最新のナンバー。2枚目は企画モノであり、今作においては過去のユーロビートがEXTENDED版で収録された。
- 2007年2月28日 「SUPER EUROBEAT VOL.175」元A-BEAT C所属アーティスト兼作家であったDOMINOとSANDRO OLIVAが設立した新レーベル、GOGO'S MUSICが今作より参入。収録曲数の枠はA-BEAT C、SCPと共有のため、他レーベルの収録枠に変化はない。今作の2枚目は、頭文字D使用楽曲のNON-STOP MIX。
[編集] レーベル、アーティスト
- 基本的にディスコでかかる音楽でありステージパフォーマンスをしないのが前提であった音楽のため、プロデューサー・作曲者が複数の名義で歌うことが一般的。また、実際のステージパフォーマーは別人を起用し口パクで行うことが多い。しかし最近はSCP、A-BEAT Cなどで名義とパフォーマーを一致させるリアルアーティスト志向が強い。
[編集] A-BEAT C(RODGERS & CONTINI RECORDS)
- DAVE RODGERS
- DOMINO
- LOLITA
- VIRGINELLE
- NUAGE
- MEGA NRG MAN
- KING&QUEEN
- NORMA SHEFFIELD
- VALENTINA
- KAREN
- ANNALISE
- MR.GROOVE
- BRIAN ICE
- EDO
- WAIN L.
- MATT LAND
- DERREK SIMONS
- GO GO GIRLS
- MICKEY B.
- MANUEL
- J.STORM
- ACE WARRIOR
- POWERFUL T.
- NEO
- SUSY WENDER
- GROOVE TWINS
[編集] DELTA
- MARKO POLO
- CHERRY
- MAKO
- CANDY TAYLOR
- LEILA
- KEVIN JOHNSON
- LESLIE PARRISH
- MADISON
- ROSWELL
- D.ESSEX
- DELTA QUEENS
- NATHALIE/LARABELLE(同一人物)
- ODA
- NIKO
- DRAMA
- SUZY LAZY
- VICKY VALE
- DR.LOVE
- STEPHY MARTINI
- PRISCILLA
- MAX COVERI
- MAD MAX
- PRETTY WOMAN
- DENISE
- PIZZA GIRL
- ZA-ZA
- SARA
- EUROFUNK
[編集] TIME RECORDS
- ANIKA
- GIPSY & QUEEN
- STOP LIMIT LINE
- PHIL & STAN
- TIME FORCE
- SYM 1
- DAVE SIMON
- IKA
- CLAIRE DENY
- ANN SINCLAIR
- LISA JOHNSON
- LOU GRANT
- SYMBOL
- LINDA ROSS
- HELENA
- TENSION
- MIKE WEST
- LOU TURNER
- MR.M
- MAGGIE MAY
- MARIE BELLE
- TERRY GORDON
- MACHO GANG
- ANGIE DAVIS
- ALEXIS
- HIGH FREQUENCY
- VICTORIA
- VIRGIN
- LES BLUE BELLES
- FRANK TORPEDO
- DR.MONEY
- JILLY
- MIKE HAMMER
- NIKI NIKI
- TOBY ASH
- VANESSA
- SOPHIE
- MAIO & CO
- ATRIUM
- ALEPH
- DAVE
- JOCK LEE
- IDOL
- ANNIE
- SHEILA
[編集] HI-NRG ATTACK
- NIKITA JR.
- GARCON
- CINDY
- CIAO CIAO
- JOE D. TOASTER
- JEFF DRILLER
- TAM ARROW
- PRINCESS F.
- BABY BAZOOKA
- BAZOOKA GIRLS
- FRANZ TORNADO
- MAD COW AND THE ROYAL EUROBEAT ORCHESTRA OF BAZOOKISTAN
- MAD COW
- JUNGLE BILL
- FRANCIS COOPER
- TRI-STAR
- JOE BANANA
[編集] STEFANO CASTAGNA PRODUCTION(SCP)
- FASTWAY/DUSTY(同一人物)
- CHRISTINE
- ACE
- LUCYA
- MELISSA WHITE
- NICK MANSELL
- KIKI & FANCY
- PAMSY
- SCREAM TEAM
- LISA LION
- VAN T.K.
- DAVE McLOUD
- GO 2
[編集] VIBRATION(現在楽曲提供停止中)
- DEE DEE
- JIMMY BRAVO
- BETTY BLUE
- MARIA VALENTINO
- REGINA
- LUNA
- SHARON K.
- JACKIE O'
- MAXX DUCATI
- CAPTAIN AMERICA
[編集] BOOM BOOM BEAT (S.A.I.F.A.M)
- KEN MARTIN
- MARK FOSTER
- MARK FARINA
- SARAH
- MISTER MAX
- TIPSY & TIPSY
- RADIORAMA
- BOMBERS
- ALVIN
- MILK AND COFFEA
- LUPIN
- ALPHATOWN
- NRG-GIRLS
- SUZY
[編集] Akyr Music(DELTAに楽曲提供という形でSEB参加)
- BLACK FIGHTERS
- STEFY MARTIN
- LUKATOR(PAUL HARRIS)
- MAXIMUM POWER
- SOPHIE SANZ
- DR.GEE(ODA)
- LISA VERSACH
[編集] DISCOMAGIC(SEB再発版・BF版のみ)
- ANTONELLA
- ALEPH
- DEREK SIMONS
- DEX
- MAX COVERI
- PAMELA
- RADIORAMA
- THE SYSTEM BROW
[編集] FLEA RECORDS(SEB初回版・BF版のみ)
- CHIP CHIP
- COO COO
- GIORGIA MORANDI
- KING KONG & D' JUNGLE GIRLS
- MALCOLM J. HILL
- ROSS
[編集] シリーズ1年の流れ
去年まではxx5番台が通常編成だったり、一昨年はxx3番台とxx6番台がノンストップだったり、3年前まではxx3番台とxx7番台がノンストップだったりと不規則だが、最近はこの形に落ち着いたようだ。
- 1月 xx4番台(通常通り18曲収録)
- 2月 xx5番台(ノンストップ)
- 3月 xx6番台(通常通り18曲収録)
- 4月 xx7番台(通常通り18曲収録)
- 5月 xx8番台(通常通り18曲収録)
- 6月 xx9番台(通常通り18曲収録)
- 7月 発売無し
- 8月 xx0番台(キリ番なので特別編成)
- 9月 xx1番台(通常通り18曲収録)
- 10月 xx2番台(通常通り18曲収録)
- 11月 THE BEST OF 200x SUPER EUROBEAT(その年ごとのノンストップベスト)
- 12月 xx3番台(通常通り18曲収録)
[編集] その他
- 1曲目と18曲目には、スタッフ一押しの曲を収録する。
- xx0番台はキリ番なので、通常とは違うアニーバーサリー用編成。売り上げが振るわないながらも、xx0番台には本腰を入れる。ほとんどがノンストップ形式のリクエスト・カウントダウンだが、ごくたまにDJセレクションなどもあった。最近はCD2枚とDVD1枚の合計3枚の組み合わせが多くなった。DVDが普及していなかった頃は、CD3枚組かCD2枚組がほとんどだった。
- 通常盤にもごくたまにCD2枚組の場合がある。代表例では、9x番台では過去のヒット作を、12x番台後半ではリミックスや企画物のノンストップなど。しばらくは行われなかったが、Vol.174以降はCD2枚組の形態が続き、過去のヒット作のExtended版やリミックス、企画物ノンストップが収録予定。
- Vol.171現在で収録されている楽曲のレーベルは、A-BEAT C、TIME、DELTA、SCP、HI-NRG ATTACK。
- 本家SUPER EUROBEATに収録されていなかった時期のHI-NRG ATTACK等の楽曲は「SUPER GT」と言われるノンストップ系コンピレーションのみに回された楽曲が幾つか存在する。主な収録レーベルとしてHI-NRG ATTACK、VIBRATION、BOOM BOOM BEATあたりが多い。
- 以前はVIBRATION作品も収録されていたが、大黒柱である作家兼シンガーのDavide Di Marcantonioの脱退により、曲提供を廃止せざるを得なくなる。
- 171より、BOOM BOOM BEATの作品がSEBには収録されなくなり、SEB収録レーベルは5レーベルとなった。また、AKYR MUSICの楽曲も、DELTA作品として提供されるようになった。
- 初期には、日本人製作の楽曲(俗に言う和製ユーロ)も収録していた。又、社長であるMAX松浦がクレジットに記載されていた楽曲も幾つか存在する。
- 結束を強めているジャンルに、パラパラと頭文字Dがあり、リクエスト・カウントダウンでもこの2つの関連曲が上位を占めている。
- 1990~92年台の楽曲は比較的マニアにウける楽曲が数多く収録されていたからか、今でもリクエスト・カウントダウンには過去の名曲が名を連ねている。
- 10x番台から11x番台にかけて、18曲目には、J-POPのユーロビートミックスが収録されていた。
- VOL.128からVOL.150までセル版もコピーコントロールCD仕様だったが、VOL.151からコピーコントロールCDはレンタル版のみとなる。ちなみにVOL.134からVOL.140まではCD-EXTRA仕様で、PC用特典としてライブ映像やスクリーンセーバーが同梱されていた。1998年ごろの作品の一部もCD-EXTRAだった。
- VOL.100はオリコンのアルバムチャートで上位をキープし、VOL.110に至っては初登場1位を獲得した。ただ、現在は左ページに載ることすら困難な状態である。しかし、最新のオリコンチャートで、VOL.170が初登場16位を記録した。
- ジャケットのデザインも頻繁に変更されている。
- Vol.101以降から制作クレジット欄に年式が表示されなくなった(但しVol.110、120、130、140、146、150や「SEB presents」関連の一部作品は除く)。制作した年が古い曲も混じっているため、敢えて「新曲」と強調するためと思われるが、(年式を伏せた)理由については不明。
- 15x番台から過去のユーロビートの楽曲のリメイクヴァージョンが収録されるようになる。そのような曲には ○○2005、2006といった西暦が(○は曲名)記載されている。これまでリメイクされてきた曲は以下のとおりである。
- NIGHT OF FIRE 2004 / NIKO(Vol.150 DVD収録)
- DARK IN THE NIGHT 2004 / MAIO & CO(Vol.152、ベスト・オブ・スーパーユーロビート2004収録)
- WILD REPUTATION 2005 / DAVE RODGERS(原曲の名義はTHE BIG BROTHER)(Vol.156、160、ベスト・オブ・スーパーユーロビート2005、Initial D Fourth Stage D Selection 2収録)
- LIKE A VIRGIN 2005 / VIRGINELLE(Vol.162、ベスト・オブ・スーパーユーロビート2005収録)
- LOVE IS DANGER 2005 / LINDA ROSS(Vol.163収録)
- ON MY OWN 2006 / A.GORDON(原曲の名義はANNERLY GORDON)(Vol.164収録)
- DING A LING 2006 / JILLY(Vol.167収録)
- LONELY NIGHT 2006 / HELENA(Vol.168、170収録)
- MAHARAJA NIGHT 2006 / LOU GRANT(Vol.169収録)
- MY WORLD 2006 / SOPHIE(Vol.171収録)
- DON'T STOP THE MUSIC 2006 / LOU GRANT(Vol.172収録)
- DOCTOR DOCTOR 2007 / LISA JOHNSON(Vol.173収録)
- MAKE UP YOUR MIND / DAVE RODGERS(原曲の名義はWAIN L.正確にはセルフカバー)(Vol.174収録)
- MELODIES OF LOVE 2007 / HELENA(Vol.174収録)
- TAKE A LOOK IN MY HEART / VANITY(原曲はJILLYで、カバー)(Vol.175収録)
基本的にリメイクは原曲のリフ等を元にシンセを打ち直すが、LOVE IS DANGER 2005は大幅に変更が加えられた。(最近のリメイク版はリフがアレンジされているモノが多くなってきた。)また、現存していないアーティスト(LINDA ROSS、JILLY、LISA JOHNSONを歌っていたClara MoroniはDELTAに移籍し、CHERRYとして活躍。MAIO & COとして活躍していたFernando BoniniはDELTAに移籍し、MAKOとして活躍。A.GORDONは活動休止中<最近になって活動を再開している>。LOU GRANT名義で歌っていたGino Cariaは死去。又、同名義の「Don't Stop The Music」はMarcantonio作品)は当時のヴォーカルをそのまま使用するが、NIKO、DAVE RODGERS、VIRGINELLE、HELENA、SOPHIEは歌いなおし。リメイク版が出始めた頃は、1曲目によく収録されいたが、最近になって、1番目に収録される曲がなくなってきている。また、A-BEAT Cからのリメイクもあったが、最近ではTIMEレコードの楽曲が多くなってきている。VOL.174付近から、違うアーティストによるカバーが出てきた。(MAKE UP YOUR MIND,TAKE A LOOK IN MY HEART)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- SUPER EUROBEAT Official Site
- NRGexpress このサイトから、各レーベルのホームページに行ける。
オリコン週間アルバムチャート第1位 2000年8月14日付 |
||
前作: 19 『無限大』 |
Various Artists 『SUPER EUROBEAT VOL.110 ~MILLENNUIM ANNIVERSARY NON-STOP MEGAMIX』 |
次作: V6 『“HAPPY”Coming Century, 20th Century forever』 |
オリコン週間アルバムチャート第1位 2000年8月28日付 (通算2週) |
||
前作: V6 『“HAPPY”Coming Century, 20th Century forever』 |
Various Artists 『SUPER EUROBEAT VOL.110 ~MILLENNUIM ANNIVERSARY NON-STOP MEGAMIX』 |
次作: 小柳ゆき 『EXPANSION』 |