バンジョーとカズーイの大冒険
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ジャンル | アクションゲーム |
対応機種 | NINTENDO64 |
開発元 | レア |
発売元 | 任天堂 |
人数 | 1人 |
メディア | 128Mbロムカセット |
発売日 | 1998年12月6日 |
価格 | 7140円(税込) |
売上本数 | 約29万本 |
その他 | 振動パック対応 |
『バンジョーとカズーイの大冒険』( - だいぼうけん)は、レアが開発、任天堂から発売されたNINTENDO64用コンピュータゲームである。
目次 |
[編集] 概要
クマのバンジョーと鳥のカズーイが冒険に出る物語。2匹が文字通り一心同体となって行動するという、冒険形態が特徴の作品である。アクションゲームであるが、アクション性より謎解き、人助けといった要素を重視した作風はその後の同社作品の基となった。
また、日本では後述するCM放送やJR西日本と提携してのラッピングトレインの運行(使用車両は0系ファミリーひかり)が行われ、話題となった。特に後者はゲームの販売戦略としても新幹線の営業戦略としても異例で、現在まで同方法を取った唯一の存在となっている。
世界的な大ヒット作であるが、前年のディディーコングレーシングとほぼ同じ理由で日本での評価は低い。積極的な宣伝活動も知名度は上がったが売り上げにはあまり繋がらず、2回目が行われる事は無かった。
[編集] シリーズ
- バンジョーとカズーイの大冒険
- 第一作。グランチルダに連れ去られたチューティーを助けるためにバンジョー達が旅に出る。海外での名称は「Banjo-Kazooie」。本項目で解説する。
- バンジョーとカズーイの大冒険2
- この作品の続編。復活したグランチルダを追ってマジョあいらんどへ行く。
- バンジョーとカズーイの大冒険~グランティの復讐(日本未発売)
- GBAで発売された第三作。物語の位置付けは1と2の中間である。
- バンジョーパイロット(日本未発売)
- レースゲーム。元々はディディーコングレーシングの続編だった物を、主役をバンジョーに変更した作品。
- バンジョーとカズーイの大冒険3(仮称)
- Xbox360で発売される第四作。
- バンジョーとカズーイの大冒険DS(仮称)
- ニンテンドーDSで発売される第五作。
[編集] CM
15秒バージョンと30秒バージョンがあり、アクションのおケツタマゴ・キツツキアタックを強調したCMが放送された。またCM冒頭の歌は西城秀樹が担当している。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] ストーリー
悪の魔女グランチルダは、自分の美容と健康の為に他人から若さと美しさを吸い取る機械を開発した。その提供者を探していた所、チューティというクマが該当し、誘拐する。機械のエネルギーが貯まるまでに兄のバンジョーはチューティーを助け出せるのだろうか・・・
[編集] 主な登場キャラクター
- バンジョー
- カズーイ
- チューティ
- バンジョーの妹。この世界ではかなりの美人らしい。楽器の演奏が趣味。
- ボトルズ
- モグラ。行く先々で新たな技を教えてくれる。「~です」「~ます」のような丁寧語で話す。しかし、ゲーム最初に何度も話しかけると「セーブデータを消す」といって脅迫するという面もある。
- マンボ・ジャンボ
- まじない師で、バンジョー達を色々な物に変身させてバンジョーたちの冒険を助ける。魔法学校の先生をしていたらしく、グランチルダとも面識があり、ゲームオーバーになると手の平を返す様にグランチルダ側に寝返る。しかしゲームの最初に「マジックドクロ(変身に必要なアイテム)をグランチルダに隠された」と言っていたため、チューティがさらわれる以前からグランチルダと敵対していたようにも考えられる。またゲーム終盤の「グランチルダのクイズショー」のミスターバイル戦まで攻略すると、「早く魔女を倒してくれ」と言ってバンジョー達を応援していた。一人称は「ミー」。
- グランチルダ
- 悪の元凶。バンジョーを目の敵にしている。海外版では「Grunty」と略される事が多い。一人称は「ワシ」。無駄に音を伸ばす独特のしゃべり方をする(例:しゅゅゅやくは ワシぢゃゃゃ)。クイズが好き。
- ブレンチルダ
- グランチルダの妹。姉を反面教師として育ってきたため、とても心優しく、バンジョー達の体力回復もしてくれたり、冒険の先々で姉の想像を絶する生活の実態を教えてくれたりする。
- クランゴ
- グランチルダの一番の部下であり、専属の科学者。デモ画面に登場するのみで、バンジョーと実際に対面する事は無い。言葉はすべてカタカナ表記。グランチルダを「グランチルダ サマ」と呼ぶ。
[編集] 仲間達
- ジンジョー
- 各地にバラバラになっている精霊?各ステージに青・緑・黄色・ピンク・オレンジの5色いて全て助けるとジグソーピースをくれる。
- ジンジョネーター
- 無敵の青ジンジョー。グランチルダ戦で、最後の最後に蘇る。
- チイト
- 魔法の本。グランチルダの所有物であったが、彼女に嫌気が差して逃げ出してしまった。現在では、逆にバンジョー達に秘密の魔法(チイトコード)を教えてくれる。語源は英語で「誤魔化す」と言う意味の「cheat」から。
- ディングポット
- グランチルダにこき使われている鍋。ゴミ箱同然に使われているため、とても汚い。とりでの屋上まで飛ばしてくれる。名前は「ding:ガンガン鳴るもの+pot:鍋」で、実際にときどきガンガンという音を立てている。昔、シチュー鍋の彼女が居たが、グランチルダによって穴あき鍋にされてしまったらしい。
- 巣箱
- 各地に置かれている蜜蜂の巣箱。壊すと3個のはちみつエネルギーが手に入る。初めて巣箱に近づくと「アッチいけ!はちみつにてをだすな!」と怒られるが無視してかまわない。冒険の後半になると蜂が巣箱を守っているものもいて、このタイプの巣箱に近づくと「はちみつにてをだすと こんどこそイタイめにあうぞ!」と言われる(ハチが追ってきて本当に痛い目にあうが、ワンダーウイングで倒すことが出来る。手を出さなければハチは追ってこない)。また「カッチコッチなもり」の夏エリアには巣箱がなくハチのみが群がっている場所もある。ちなみにカッチコッチなもりの冬エリアのガイコツ屋敷にもなぜか巣箱がいて、マンボは南国に旅行中だと教えてくれる。
- 魔法のおなべ
- とりでの至る所に立っている魔法の鍋。赤色・桃色・緑色・黄色・灰色の5色あり、同色の物2個で1セットになっている。飛び込めばもう片方のオナベのところまでワープさせてくれるが、ワープ先の者にも会っていないとワープ出来ない。
- ジュジュ
- マンボまうんてんのトーテムポール。マンボの所有物らしい。段数は4段で、下から2段目の位置にはハニカムがある。青くてうまいもの(=タマゴ)が大好き。
- チンピー
- リーキー
- バケツ。底に穴が開いていた。穴を埋めると砂の城の周りの水をくみ出してくれる。
- キャプテン・ブラバー
- カバ。船の船長だが、泳げない。船が宝ごと沈んだため、ひたすら泣いている。エンディングにも登場している。
- クランカー
- グルウプ
- 魚。クランカーのどうくつの最深部で酸素の泡を吐いていて、この泡をとるとバンジョーの酸素が回復する。この泡は鎖を外す時と、その付近のオンプ集め・ジンジョーの救出に必要になる。
- タンクタップ
- ブクゲコぬまに登場する巨大な亀。手足がかじかんで引っ込められない。中にティップタップ・コーラス団がいる。
- ティップタップ
- コーラス団の先生をするカメ。実はディディーコングレーシングで共演している。
- ティップタップ・コーラス団
- 何故かタンクタップの体内にいる亀の集団。バンジョー達に音当てのミニゲームを出題する。
- ワニ
- 名前は不明。ブクゲコぬまに登場する緑色の巨大なワニ。頭しかない。鼻の穴に入るとミスター・バイルのミニゲームに挑戦できる。
- クロコタス
- ミスター・バイル
- ウオーザ
- セイウチ。何故かバンジョーとカズーイ(彼曰くクサいクマとヘンなトリ)を嫌うが、セイウチに変身した姿で訪れると友好的に振舞ってくれる。彼の洞窟にはなぜかアイスキーがある。
- ツウィンクリーズ
- 装飾用の電球。ツウィンクリー・マンチャーを倒してうまくツリーまで誘導してあげると、きれいにライトアップしてくれる。攻略法としては、たまごを連射するといい。
- ボギー
- 白熊。3児の父だが、子供の世話は全くせず、そりのレースに夢中になっている。
- グロッギー、ソギー、モギー
- ボギーの子供。父親の事は半分あきらめている。
- ゴビ
- ラクダ。砂漠で鎖につながれている。助けてあげるとお礼にジグソーを残して立ち去るが、追いかけてくちばしバスターをかますといい事が起こる。かなり自分勝手で、のどが渇いて困っているトランカーの前で平然と涼んでいた。カッチコッチなもりの秋エリアで今作最後のくちばしバスターをかまされると溶岩の世界へ行くと言い、去っていく。
- トランカー
- ゴビバレー砂漠でのどが渇いて困っている木。水を飲むと何故か背が伸びる。
- いにしえのモノ
- 謎の像。頭に付いた六角形の輪をくぐれば別の場所に現れ、5体分をくぐると魔女を倒してやると言っていたがこれはジョークで、実際にはジグソーをくれる。5体が現れる場所はすべてジンクシーの周り。
- キング・スナケツ
- ゴビバレーさばくのピラミッドに葬られている人物。昔の王様だった。ゲーム中には登場しないが、ピラミッドはその周りにいる犬型スフィンクス(後述するジンクシーではない)に卵を食べさせることで登場する。迷路を60秒以内で抜けるとジグソーが手に入るが、抜けられないとつり天井でつぶされる。
- ジンクシー
- 犬型のスフィンクス。スフィンクスなのに鼻づまりに悩まされている。名前の由来は「jinx:悪運をもたらすもの」からだが、別に彼のせいで困るようなことはない。ジンクシーの内部にはキング・スナケツの周りで卵を食べさせた犬と同じ外見の犬がいる。
- ルビィ
- 蛇使い。器にタマゴを5つ入れるとヒスタップが首を伸ばしてくれてジグソーが取れるようになる。
- テューツ
- ルビィのペットらしき生き物。
- ヒスタップ
- ルビィの相棒のヘビ。ジグソーをとるときに力になってくれる。
- ロッゴー
- マッドナイトまんしょんの3階のバスルームにいるトイレ。カボチャなら流されることができる。
- タムブラー
- まじないボードのやかたでミニゲームを出題するコマの様な生物。クリアするとジグソーをくれて消えてしまう。挑発的なしゃべり方をすることがある。名前は見た目が似ている「tumbler:平底の大きなコップ」から。
- モーツハンド
- ツボ
- 教会の墓石の近くに5つある。目がついていて、卵を入れると低い声でゆっくりと「サンキュー」と言って花を咲かせる。5つすべてに卵を入れると最後の1つが花と一緒にジグソーを出す。ちなみにこのツボの名前は不明。
- スノーケル
- サビサビみなとで船の碇に挟まれているイルカ。救出すればジグソーをくれる。名前は「snorkel:潜水者の呼吸器具」からで、実際にまるで呼吸器具をつけているかのように、ずっとギトギトの水の中にいても平気。
- ナーティ
- カッチコッチなもりに登場するビーバー。自分の家の入口が岩でふさがれてしまった。夏エリアで岩を破壊でき、秋エリアでバンジョーも家に入れる。外見はスーパードンキーコングに登場したノーティーとそっくり。ちなみに彼の家の入口はカズーイダッシュでも上れないほど急で、夏エリアでナーティの家にいけないのはこのため。冬エリアのナーティの家にはハニカムがある。
- ザバス(但し、春エリアでハチに変身している時のみ)
- 蜂。何故かハチに変身したバンジョー達に敬意を表している。語尾に「~でアリマス」とつけて話す。
- エアリー
- 鳥。カズーイとくらべてかなり大きい。彼の成長を助けてあげると、巣を去るときにジグソーをくれる。性別はオスの様だ。
- ナブナッツ
- リス。秋にドングリをためるのを忘れてしまい、バンジョーたちに助けを求めてくる。助けるとジグソーをくれる。
[編集] アクション一覧
アクションは最初から使えるものもあるが、ほとんどはボトルズから教わらなければならない。()内はアクションを教わる場所。
- 歩く・走る(最初から使える)
- 3Dスティック(以下スティック)の操作のみ。大きく倒すと走り、小さく倒すと忍び足。
- しゃがむ(最初から使える)
- Zボタン。しゃがんだ状態から別のボタンを押すことでできるアクションが多い。
- ジャンプ(最初から使える)
- Aボタンを押すのみ。長く押すと高くジャンプできるが、このことはボトルズから教わる必要がある。つまり最初は低いジャンプしかできない。
- はばたきジャンプ(クルクルやまのふもと)
- ジャンプ中にAボタン。カズーイが羽ばたくことで若干飛距離を伸ばせる。
- とんぼがえりジャンプ(クルクルやまのふもと)
- ZでしゃがんでからAボタン。とんぼ返りで通常より高いジャンプができる。
- カメラ操作(クルクルやまのふもと)
- C下ボタンでズームイン・アウト、C上でバンジョーアイ(バンジョーの視線)、C左右でカメラの方向を調整(ただし場所によっては調整が効かない)、Rでバンジョーの背後にカメラが回る。
- 木登り(クルクルやまのふもと)
- 木あるいは昇降可能なパイプなどにジャンプでしがみつくことができる。しがみついた後はスティック上下で昇降。
- 水中のアクション(クルクルやまのふもと)
- 水の中に入ってBボタンで水中にもぐれる。もぐっているときにAボタンでバタ足、Bボタンでカズーイの羽を使って泳ぐ(カズーイの羽のほうがバタ足より速い)。曲がるときにはスティックを曲がりたい方向へ倒すと良いが、このときRボタンを押すとシャープに曲がれる。
- くちばしアタック(クルクルやまのふもと)
- ZボタンでしゃがんでからBボタン。カズーイのくちばしで岩などを壊せたり、低い場所にあるスイッチを押せたりする。高い場所への攻撃はできない。
- ツメツメパンチ(クルクルやまのふもと)
- 静止状態でBボタン。バンジョーがパンチ攻撃をする。攻撃力はあまり高くない。
- ローリングアタック(クルクルやまのふもと)
- 走っている状態でBボタン。バンジョーが転がって体当たりする。ツメツメパンチより攻撃力は高い。
- キツツキアタック(クルクルやまのふもと)
- ジャンプ中にBボタン。カズーイがリュックの中からくちばしでつつく攻撃をする。攻撃力はローリングアタックより高い。
- カズーイダッシュ(マンボまうんてん)
- しゃがんだ状態でC左ボタン。カズーイがリュックから脚を出し、バンジョーを乗せて走る。通常より速く移動でき、急な斜面も登れる(ただしティッカーの塔やナーティの家など急すぎて登れない場所もある)。
- くちばしバスター(マンボまうんてん)
- ジャンプ中にZボタン。カズーイがくちばしを地面に向けて急降下する。攻撃力も高い。スイッチを押すことも可能。
- タマゴミサイル(マンボまうんてん)
- しゃがんだ状態でC上ボタン。カズーイがタマゴをミサイルのように飛ばす。攻撃力はあまり高くないが、飛び道具のため遠くの敵も攻撃できる。
- おケツタマゴ(マンボまうんてん)
- しゃがんだ状態でC下ボタン。カズーイがタマゴをお尻から飛ばす。飛ばされたタマゴは放物線を描いてバウンドしながら移動する。バケツのリーキーやマッドナイトマンションのツボなどにタマゴを入れるときに使う技。攻撃にはあまり使わない技である。バウンド中のタマゴは再び拾うことができるが、数回バウンドすると割れて消滅する。
- ショックジャンプ(おたからザクザクびーち)
- 緑のジャンプ台の上でAを押し続ける。とんぼがえりジャンプの何倍もの高さのジャンプができる。
- 空を飛ぶ(おたからザクザクびーち)
- 赤いジャンプ台の上でAを押す。空を飛んでいるときにAボタンで上昇(ただし赤いハネ1枚消費)することができる(ただし一定の高さを超えると上昇できない)。Rボタンでシャープに曲がれる。
- ワンダーウィング(クランカーのどうくつ)
- しゃがんだ状態でC右ボタン。カズーイの羽がシールドの役割をし、無敵状態となる。ワンダーウィング状態ならほとんどの敵を体当たりで倒せる(ビックバットやグリムレットは倒せない)。
- あしながぐつ(ブクゲコぬま)
- ボトルズにあしながぐつについて教わると、あしながぐつを履けるようになる。危険な地形の上もあしながぐつをはくと歩けるようになる。
- くちばしミサイル(フローズンズンやま)
- 空を飛んでいるときにBボタン。カズーイのくちばしがミサイルの役目をし、攻撃などをできるようになる。サー・スラッシュを倒すときに必要な技。空中の的にも、矢のかわりにくちばしミサイルを使って射る。
- ターボシューズ(ゴビバレーさばく)
- あしながぐつと同じくボトルズに使い方を教わる必要がある。ターボシューズをはくと非常に速いスピードでダッシュができるようになる。
[編集] 変身
- シロアリ
- カズーイダッシュでも登れない急斜面を歩けるようになる。但し、他のアリ(ティッカー)に触れるとダメージを受けてしまうので注意。
- ワニ
- 唯一敵に攻撃できる(Bボタンでの噛み付き攻撃。噛み付きでバズボムやフリビッツを倒すと通常より多くのはちみつが手に入る)。ピラニアからの攻撃を受けなくなる。また、ミスター・バイルのミニゲームに参加出来る様になる。さらに、ターボシューズを履くことも出来る。ただし、変身前より雪道で滑りやすくなってしまう。
- セイウチ
- 体が小さいので、そりに乗れたり、狭いところに入れたりする。また、同属であるウオーザともまともに付き合える様になる。冷たい水も平気。雪道でも滑らなくなる。
- カボチャ
- 体が小さいため小さな隙間や排水溝に入ったり、トイレに流されたりできる。ダメージを受ける水や茨の中を歩いても平気。
- ハチ
- 赤いハネ無しで自由に空を飛べる。スネアーベアに近づいても食べられない。ザバスにも敵視されない。ダメージを受ける茨の中を歩いても平気。
- 洗濯機
- マンボがまれに魔法を間違えたときあるいはボトルズのボーナスで変身できる。間違えて洗濯機にされたときには、すぐにバンジョーに戻されて本来変身する姿に変えられる。ボトルズのボーナスで変身した場合、歩いたり泳いだりするだけでダメージを受けるエリアに入っても大丈夫だが、ジャンプ力が若干下がってしまい靴類のアイテムも使えなくなる。
- ティラノサウルス
- ゲーム終盤にマンボの屋敷に入ると「ティラノサウルスに変身させてやる」と言われる。が、実際は「強すぎる」という理由で変身させてもらえず「つーぎ」で変身させてやると言われるため実際には登場しない。ちなみに次回作では本当に変身できる。
[編集] 敵
[編集] ザコ
- トッパー(ニンジン)
- 跳ね回っている。バンジョー達を見つけるとそれなりに追ってくるが、すごく弱い。
- ボウル(タマネギ)
- 動きはトッパーと同じ。
- カリウォブル(カリフラワー)
- 空中を漂っている。アクション練習用の敵。
- クアリー(岩)
- くちばしアタックの練習用の敵。移動もしなければ攻撃をしてくることもない。一応生き物らしく目がついている。4体いて全部倒すとハニカムが手に入る。
- グラントリング(ゴリラ)
- グランチルダのとりでのモンスター。唸り声を上げた後追ってくる。色によって耐久力が違う(赤→青→茶の順に強い)。
- グラブリン
- 紫色のモンスター。変な笑い声を上げた後追ってくる。攻撃は体当たりしか出来ない。
- ティッカー(シロアリ)
- 急斜面でも行動できる敵。体格はシロアリよりもアリに近い。名前は「ticker:カチカチ言うもの」からで、実際にティッカーが動くとカチカチという音が聞こえる。シロアリに変身したバンジョーのリュックとパンツをうらやましがっている。
- ビッグバット(牛)
- 普段はおとなしいが、バンジョーたちを見つけると突進してくる。ワンダーウィングやキツツキアタック2発分の攻撃でひるませられるが、倒せない。
- スニピット(カニ)
- 横移動で追ってくる。基本は緑だが、砂の城には一体だけ耐久力が2倍の黒色の者がいる。仰向けにさせずに1発で倒すとはちみつエネルギーが2個手に入る。名前の由来は「snippet:くだらないもの」から。
- ヤム・ヤム(二枚貝)
- 体当たりし、アイテムを奪う。飛び道具か無敵状態でないと倒せない。尚、目は殻の外にある。
- ロックアップ(宝箱)
- 中にアイテムが置いてある。一定の間隔で扉を開けたり閉めたりする。襲ってはこないが、扉に付いている牙に触れるとダメージを受ける。
- リトル・ロックアップ(宝箱)
- 特殊な宝箱。移動する×マークに何度もくちばしバスターを当てていると出現。破壊するとジグソーが手に入る。ロックアップと違って跳ね回るが、当たってもダメージは受けない。
- シャラップネル(機雷)
- 水中に浮いている。バンジョー達に気づくと変な声を発して密かに近寄り、大爆発する。水が干上がって陸地につくと爆発する。名前の由来は「shrapnel:榴散弾」から。
- ウィプラッシュ
- グリル・チョンパ
- 壁の穴に住むモンスター。近づくと吼えて警告し、さらに距離を縮めると飛び出して周囲に首を伸ばして噛みつこうとする。倒すと穴から飛び出して消えてしまう。
- フリビッツ(赤)(カエル)
- 跳ねながら追ってくる。性質はトッパーなどに似る。
- バズボム(トンボ)
- 上空を飛来し、一定間隔毎に体当たりしてくる。
- ピラニア
- 沼地にいる。中に入ると「くさい足を入れるな」という理由で噛みついてくる。
- サー・スラッシュ(雪だるま)
- 雪玉を投げてくる。基本的に無敵だが、帽子の×マークにくちばしミサイルを当てると倒せる。倒すとはちみつエネルギー3個と何らかのアイテムを落とす。ちなみに雪玉をうまくツメツメパンチで壊すとはちみつエネルギーが1個手に入るが、はちみつエネルギーを取らずに一定数以上ためていると最初に出したはちみつエネルギーから順に消えていく。
- チンカー
- ミニチンカー
- チンカーを倒した後に分裂した姿。チンカー1体を倒すと2体のミニチンカーに分裂する。こちらも氷に擬態していて、回りながら体当たりしてくる。
- ツウィンクリー・マンチャー(怪獣)
- ツウィンクリーズの通り道に3体いて、ツウィンクリーズを食べようと待ち構えている。攻撃すると巣穴に引っ込むが、一定時間すると復活してしまう。しかし、ツウィンクリーズがいない時は出現しない。ちなみに「マンチャー」は「munch:むしゃむしゃ食べる」からで、名前の意味は「ツウィンクリーズをむしゃむしゃ食べるもの」。
- すなウツボ(ウツボ?)
- 砂漠に初めて落ちたときに話しかけてくる生物。
- スラッパ
- 手だけのモンスター。一定の場所に出現し、押しつぶそうとする。名前は「slap:平手打ち(をする)」から。
- マム・マム(ミイラ)
- ゆっくりと近づいてくる。攻撃するとひるむが、無敵状態での体当たりでないと倒せず、復活してしまう。名前は「mummy:ミイラ」から。
- スキャビー(甲虫)
- 外見は全然違うが動きはバズボムと同じ。
- サボテン
- ゴビバレー砂漠にある、中央に通れる穴のような空間がある巨大なサボテン。名前は不明。サボテンなのに目がついている。砂漠にあるスイッチを踏めば中央の穴にハニカムが出現。サボテンに触れると当然ダメージを受けるが、サボテン自体は移動や攻撃をしてこないので敵と言えるかどうか微妙なところである。しかし、ワンダーウィングさえもこのサボテンには通用しない。
- ティーヒー(幽霊)
- 浮遊し、バンジョー達を見つけるといかなる障害物もすり抜けて追ってくる。無敵状態での体当たりでないと倒せない。通常は緑色だがまじないボードのやかたでタムブラーに乗ると紫色のものが登場する。紫色のものは追いかけて来ず、やかた内部の外周をグルグル回るのみ。また、紫色のものはワンダーウィングで倒してもすぐ復活する。
- リッパー
- 墓石に擬態しているが若干本物と色が違う(本物より黒っぽい)ので遠くからでも判別可能。近づくと手足を出し、体当たりしてくる。かなり耐久力が高くキツツキアタックを2発当てないと倒せない。グランチルダのとりでにいるリッパーは、周りの墓自体が巨大なため、マッドナイトまんしょん内のものよりかなり巨大である。名前は墓に書かれた「RIP」から。
- リンボウ(骸骨)
- 動きや倒し方はマム・マムと同じ。但し体長が短いので攻撃が当て難くなっている。マム・マムと異なるのは、気絶させている間は触ってもダメージを受けない点。
- ニブリー(こうもり)
- 上空を飛来しているが、スキャビー程攻撃的ではない。しかしバンジョーたちを追ってくる。
- ポートレイト・チョンパ
- 絵の中から登場するモンスター。半分ゾンビ化しているが、性質はグリル・チョンパと同じ。名前の「ポートレイト」は「portrait:肖像画」から来ている。
- シーマングラブリン
- サビサビみなとの船の船室やエンジンルームに登場。セーラー服を着たグラブリン。皮膚の色と攻撃時の掛け声が異なる他はグラブリンに準じる。名前は「seaman:船乗り」とグラブリンから。
- フロッサム(うきわ)
- 船の外版に掛かっている。近づくと外れ、バンジョー達を追ってくるが、攻撃すると破裂して何処かへ飛んで行ってしまう。
- ブーム・ボックス
- TNT火薬の詰まった箱。バンジョー達を見つけると近づき、自爆する。全てのブーム・ボックスを倒すと1UPアイテムが出現するコンテナがある。
- グリムレッド
- 換気塔に擬態した生物。その場から動かないが、近づくと目と歯が出現し、体を伸ばして噛みついてくる。勿論中へは入れない。ワンダーウィングでも倒せない。本物の換気塔より内部が茶色いので判別することは可能。また、内部にタマゴを当てると普通の場所に当てた時と違う音がする。必ず本物の換気塔とセットで登場する。ちなみにグリム(grim)は「無慈悲・残酷な」という意味。
- ウィプラック
- グラブリン・フード
- 細身のグラブリン。服装以外はグラブリンに準じる。掛け声はグラブリンと一緒。ただし耐久力は上がっている。ちなみに「フード」は「頭巾」の英語訳であり、名前は「頭巾をかぶったグラブリン」という意味。
- スネアーベア(食虫植物)
- 自身の上にアイテムを置いており、取りに来た者を攻撃する。但し、ハチに変身している時は攻撃されない。ハチに変身できない夏・秋エリアでは、アイテムをとるにはワンダーウィングを使うしかない。寒さに弱く、冬になると死滅している(アイテムは残っているがすべて金のハネになっている)。名前は「snare:罠」と「bear:有する」で、「罠を有する」という意味(ただし文法上は「罠が有する」となり正しくない)。
- ビッグ・クラッカー(鳥)
- 木の側面などに巣を作り、近づく者を攻撃する。行動パターンはグリル・チョンパと同じだが巣に近づいたときの警告の鳴き声がない。
- ミツバチの集団
- バンジョー達を追ってくる。他の生物と違い、取り囲まれている間は攻撃を受け続けるが、一定の範囲から出ると元いた場所に引き返すという習性を持つ。基本的にゲーム後半に登場する巣箱の周りに群がって巣箱を守っていて、巣箱を壊された時のみ攻撃するが、カッチコッチなもりの夏エリアには巣箱を持たないグループが4グループいるうえ、ジンジョーやマジックドクロの近くなど、いやらしい場所に配置されている。バンジョーたちに襲いかかる際には羽音が高くなる。ワンダーウィングで倒せる。だが倒せると言っても1匹ずつ順番に死んでいくので、倒したいなら群れごと全滅させる必要がある。1つの集団につき15~30匹いるので、金のハネは数枚消費することになる。
[編集] 中ボス
- コンガ
- ニッパー
- スナッカー
- 海に入るとどこからともなく現れ、噛み付いてくる。倒してもしばらくすると復活してしまう。だんだん移動速度が速くなるが、一度海から出ると移動速度が元に戻る。登場する度に違った警告メッセージを発する(ただし最初の4回のみで、5回目以降は何も言わずに襲ってくるが、スナッカーが登場するとBGMが変わるため襲われていることはすぐにわかる)。
- ミューティー・スニピット
- 蟹。集団で戦いを挑んでくるが、耐久力は緑のスニピットと同じで、それほど強いわけではない。
- フリビッツ(黄色)
- 赤より強い上たくさんいる。全員倒すとジグソーをくれる。
- グラッバ
- ジグソーを大事に持っている、とても素早い手だけのモンスター。攻撃されることはない。1000年間素早さで負けたことはないというが・・・。
- ボス・ブームボックス
- 巨大な爆弾。ただし爆発せず、攻撃を当てるごとに2つに分裂していく。分裂させた回数が多くなるほど箱は小さくなり、耐久力も下がっていくが、合計3回分裂するため最終的には最大8つの爆弾がうろつくことになる。小さくなるほど攻撃を受けたときの声が高くなる。
- ザバス(通常時)
- バンジョーを敵だと思い、襲ってくる。単体では弱いが、そこそこ集まると脅威。
[編集] アイテム
- ミスター・ジギー
- ジグソーピース型のアイテム。本作の鍵となるアイテムで、先へ進むのに必要。困っている人や何らかの課題を出してくる人は必ずこれを持っている。
- オンプ
- 「オンプドア」という特殊なドアを開けるのに必要。「ステージ毎に手に入れた最大数」としか記録されないので、集めている最中にミスすると1から集め直しになる。
- タマゴ
- カズーイが技を使うのに必要。
- 赤い羽
- 空を飛ぶ、あるいはくちばしミサイルに必要。1回のはばたき・1回のくちばしミサイルで1枚を消費する。
- 金の羽
- 無敵になれる技「ワンダーウィング」で消費するアイテム。約1秒毎に1枚消費。
- マジックドクロ
- マンボに魔法をかけてもらうのに必要。必要な個数はステージによって異なる。一度マンボに渡してしまえば何度でも魔法をかけてもらえる。
- ターボシューズ
- 履くと一定時間高速で走れる靴。
- あしながぐつ
- 履くとカズーイの足が伸びる靴。ダメージを受けるトラップ(沼・冷たい水・砂漠)の上を歩けるようになる。
- はちみつエネルギー
- バンジョーの体力を回復できる。
- ハニカム
- 6個集めると体力ゲージが1増える。クルクルやまのふもとに6つ、各ステージに2個ずつある。
- 1UP
- バンジョーの残り人数を1人分増やせる。最大9人まで。
[編集] 配置物
- ジャンプ台・緑
- ショックジャンプをするためのジャンプ台。
- ジャンプ台・赤
- このジャンプ台の上でAボタンを押すと空を飛べるようになる。
- オンプドア
- グランチルダのとりでの至る所に配置されているドア。一定時間ごとに数字が浮かび上がる。各ステージで集めたオンプの最大数の和が浮かび上がった数字以上の数であればドアが消滅する。合計12枚あり、それぞれに浮かび上がる数字は「50」「180」「260」「350」「450」「640」「765」「810」「828」「846」「864」「882」。
- あることをすればオンプがなくてもオンプドアを開けられるが、ゲームを楽にクリアするインチキな技であるために、グランチルダに怒られてセーブデータを消されてしまうことがある(バグではない)。
- 魔女スイッチ
- グランチルダが書かれたスイッチで各ステージに1つずつある。くちばしバスターで押すとグランチルダのとりでのどこかにジグソーピースが出現する(クランカーのどうくつのものは押すとグランチルダの目が飛び出て、くちばしバスターで引っ込めるとジグソー出現、ブクゲコぬまの場合はグランチルダ像の帽子が破壊される)。
- ワープパッド
- ステージに入ったときにバンジョーが最初にいる場所の足元にあるパッド。ステージから出るときもこのパッドに乗る必要がある。
[編集] ステージ
- クルクルやまのふもと
- 四方を崖に囲まれた盆地。クルクル山を中心にバンジョーの家やグランチルダのとりでが建っている。比較的温暖な気候で水も豊富なため、野菜型のモンスターが跳ね回っている平和な土地である。
- グランチルダのとりで
- グランチルダが住んでいる場所。グランチルダの顔の形をしており、入口は口の部分。内部はとても広く、各部屋が複雑に繋がっている。いたるところにオンプドアや仕掛けがあり、すみずみまで散策できるのはゲーム終盤になってから。散策していると一定時間毎にどこからともなくグランチルダの声が聞こえてくるが、倒した後は聞けなくなる。
- マンボまうんてん
- 小高い山を中心に展開するステージ。最初のステージだけあり、それほどいやらしい仕掛けがある訳では無い。池や急斜面もあり、マンボの魔法で変身もでき、アクションの練習にうってつけのステージと言える。ジグソーも簡単に手に入るものが多い。
- おたからザクザクびーち
- 海の真ん中に浮かぶ小島が舞台。島にはかなり高い山もあり、場所によって印象ががらりと変わる。一方、海にはスナッカーが住んでいるので、水中のイベントはかなり少ない(とは言っても2つのハニカムはニッパーがいる場所の右側の沖の深い海底と、沖のかなり遠いところに浮かんでいる木箱の上であり、さらに青ジンジョーと1UPの1つは海底にいる(ある)などアイテム配置がいやらしく、海中に入る機会は多い)。また、このステージにある砂の城ではチイトコードを打ち込める。
- シャークックあいらんど
- おたからザクザクびーちの沖に浮かぶ謎の島。島の名前が書かれた立て札のようなものが立てられている。通常は上陸できないが、クリア後にある事をすると島を上昇させて中に入れる様になる。もちろん周囲の海にはスナッカーが生息。島のすぐ近くには1UPがある木箱が浮かんでいるが、「沖のかなり遠い場所にある島」のすぐ近く(要するに沖)に浮かんでいるため、この木箱は避難場所としては利用できない。
- クランカーのどうくつ
- 前2つとは違い、人工的で薄汚い下水道のステージ。クランカーがいる中央部を中心にパイプで繋がれた小部屋が数個ある。クランカーが浮上するまでは散策はおろか上陸も不可能なので、彼の救出が最優先課題となる。
- ブクゲコぬま
- フローズンズンやま
- ゴビバレーさばく
- マッドナイトまんしょん
- サビサビみなと
- 港のステージ。中央に停泊している貨物船と、それに付随する港湾施設が舞台となる。海と夕焼けの取り合わせは美しく聞こえるが、実際はオイルの流出でギトギトの水と、錆だらけの施設でずいぶんと不潔な場所である。ちなみに、このステージでは水に入ると水面を泳ぐだけでも酸素が減り、さらに潜ると酸素を大量に消費してしまうにもかかわらず、潜らないと行けない場所にジンジョーがいたり(しかもカメラの切り替えができない)、所々にある手摺からしか上陸出来ないなどかなり難易度も高い。減った酸素は上陸して数秒経たないと回復しない。ステージ隅のフェンスで囲まれた場所にはスナッカーが生息し、同じエリアには黄色ジンジョーが自分の顔が描かれた旗の立ったブイの上で助けを待っている。初めてギトギトの海に入ったときと初めてギトギトの海に潜った時と調理室のオーブンでやけどをしたときにグランチルダからの警告がある。
- エンジンルーム
- 船の動力部。何故か煙突からしか入れない。即効でミスとなる高所に細く、しかも所々回転する足場が組まれ、さらに触れるとダメージを受け、しかも弾き飛ばされるファンが設置されているという凶悪な場所(このファンはコントロール室のスイッチを踏むと動きがゆっくりになるが、このスイッチを踏まないとファンの動きが早すぎて絶対にエンジンルームの攻略は不可能)。さらにシーマン・グラブリンも所々で邪魔をしてくる。本作でで1,2を争う難易度を誇る。
- カッチコッチなもり
- ステージに入ると部屋が四つ。その中は同じつくりのステージのそれぞれ春、夏、秋、冬になっている。ただ、全く同一という訳ではなく、ステージにある川が夏は干上がっていたり、冬は凍っていたりするなど、季節ごとの変化がある。また、季節が進むと山小屋やそれに続く道が完成したり、花やエアリーが成長していたりするなど、季節をまたがったイベントもある。春~秋にはいばらが登場し、初めて触れたときにグランチルダからの警告がある(マッドナイトまんしょんのときの警告とは言葉が異なる)。ここのマンボは、春は魔法をかけてくれるが、夏は暑いから嫌だと断り、秋は落ち葉の掃除が大変だからと断り、冬にいたっては小屋にすら居ない。
- ちなみにステージ中央に大木があり、その周りの足場は非常に細いが、季節が進むたびに細くなくなっていく。また夏エリアはところどころにハチがいて大木から落ちるとそのまま刺されてしまうことがある。冬エリアの水にもぐるとサビサビみなとのギトギトオイルの海と同じくらいの酸素を消費するが、この水の中に入らないと手に入らないハニカムがある。
- グランチルダのクイズショー
- 溶岩の中にすごろくの様な足場が組まれ、1マス毎にグランチルダがクイズを出題。正解すると1マス進め、間違うとファイアボールの直撃を受けて体力が1つ分減る。問題の内容は多岐に渡る他、所々にはちみつエネルギーや問題をパスできるカードがもらえるマスもある(マスの一覧は下記に記述)。無事にクリアするとチューティが助かり、1度目のエンディングが始まる。このステージは1度クリアすると次以降は通過するのみになる。ちなみにグランチルダはクイズボードを作ったメーカーから「いかなる人であってもクリアできない」と言われたらしい。
- バンジョーとカズーイが描かれた青いマス
- ゲームの内容について問われる。たとえば「クルクルやまのふもとにモグラヅカはいくつ?(正解:8つ。アクションを教わる6つとバンジョー家のすぐそば・クルクル山の頂上)」や「ゴビバレーさばくにピラミッドはいくつ?(正解:4つ。カズーイ像があるもの・スターマークの入口があるもの・神経衰弱ができるもの・キングスナケツの墓)など、意外と難しい問題もある。
- 目が描かれたオレンジ色のマス
- いずれかのステージの一部の画像が表示され、それに関する問題が出る。代表的なのは「どこの写真か」というものだが、たまに違う問題も出る。一部といってもサビサビみなとの調理室のまな板などかなり細かい部分が出題されることもある。
- 音符が描かれた緑色のマス
- ゲーム中の音に関する問題。たとえばアイテムを取ったときの効果音やステージのBGM、キャラクターの声などを聞かされ、それが何の音・どこのBGM・誰の声か問われる。
- グランチルダが描かれた紫色のマス
- グランチルダのとりで内にいたブレンチルダから聞いたグランチルダの秘密に関する問題。秘密は合計30あり、ファイルによって答えが違う。
- ドクロマークが描かれた赤いマス
- どんな問題が出るかはわからないが、間違えるとマグマに落とされ1ミスとなるが、問題は比較的容易。
- 時計が書かれたピンク色のマス
- 今までに戦ったボス敵(ボス・ブームボックスやザバス隊)やミニゲーム(ミスターバイル戦や砂の城、ピラミッド内の神経衰弱、ティップタップのコーラス)をもう一度プレイする。しかしルールの変更(砂の城の場合文字を逆さに打ち込む)があったり、制限時間がついていたり(もしくは短くなっていたり)して難しくなっている。ボス敵・ミニゲームは上記の通り全部で6種類、このマスも全部で6個しかなく、クリアした題材が別のマスで再び出てくることは無い。
- ジョーカーマス
- ドクロマークマスと同じくどんな問題が出るかはわからないが、正解するとマスを1つパスできるジョーカーカードが2枚手に入る。不正解だと再挑戦できない。
- はちみつエネルギー・1UPが配置されたマス
- 問題を解く必要はなく、無条件ではちみつエネルギーと1UPが手に入る。
- とりでの最上部
- 入るのに25枚ものジグソーピースが必要。中には無人のラボやアイテムを全回復する魔法、体力ゲージを16にするハニカムのジグソーがあるが、すべてを利用するには882個という全ステージにあるほとんどのオンプが必要。
- とりでの屋上
- ディングポットに飛ばされて行ける。グランチルダとの対決で使用されるが、何故か城壁の上には取ってもすぐに復活するアイテムが置いてある。足場から落ちるとミス。途中からは誇大なジンジョー達が封印された石像が登場し、タマゴで復活させるとグランチルダにダメージを与えてくれる。
- 浜辺
- エンディングで使用。ここにいた美女にマンボが告白したが、見事にフラれたらしい。グランチルダを倒した後もここに運ばれる。
[編集] 隠し要素
このゲームには普通にゲームを進めていくだけでは遊べない仕掛けが用意されている。
- ボトルズのジグソー
- バンジョーの家で発生するイベント。暖炉の近くにあるボトルズの絵をバンジョーアイでしばらく見ていると、どこからともなくボトルズの声がしてミニゲームが始まる。内容はジグソーパズルを一定時間内にはめ込んでいくゲームで、難易度によって7問ある。普通のジグソーパズルと異なり絵柄が動画(ゲーム内のどこかを映したデモ画面)となっているのが特徴で、ピースは回転させてはめ込む必要がある物もある。
- クリアすると、1問毎に特殊なチートコードを教えてもらえる。おたからザクザクびーちの砂の城でこれを打ち込むと、体に魔法がかけられて普段とは異なる姿で冒険を楽しめる。尚、この効果はセーブしたり電源を切ったりすると消滅し、もう一度発生させる為にはジグソーゲームからやり直さなければならない。
- 隠しアイテム
- ジグソーピースを100枚全部集めると、マンボから「つーぎ」(次作のこと)の写真を見ることが出来る。そこには、おたからザクザクびーちの「シャークックあいらんど」やゴビバレーさばくで不思議な卵が、フローズンズンやまの「ウォーザの洞窟」で氷のカギが手に入る様子が映し出されている。
- ここまでは普通にゲームを進めれば体験できるが、アイテムは全て通常のプレイでは行けない所に配置されており、辿り着く為にそれぞれに対応した特殊なチートコード(ゲーム中では知る事ができない)ゲーム中にはを砂の城で入力しなければならない。チートコードは7種類あり、写真の3点を含めて6色の卵(おたからザクザクびーち、ゴビバレーさばく、マッドナイトまんしょん(2個手に入る)、サビサビみなと、カッチコッチなもり)と、氷のカギ1本(フローズンズンやま)が最終的に手に入る。一度卵やカギを入手すると、新しいセーブデータを作っても二度と現れることはない。
- これらのアイテムは、元々入手後に本作のカセットを64から抜き、次作のカセットを差し込むことで次作にアイテムを受け渡すというシステムの一環として用意されていたが、64本体やデータにかかる大きな負担の問題を解決できず、結局バンジョーとカズーイの大冒険2の宣伝としての役割のみが残された。
これらはゲームのクリアとは関係ないが、全く無意味というわけではない。次作ではジグソーゲームはステージに入るための試練として、隠しアイテムはゲームを進めていく上での重要アイテムとしてそれぞれ登場しており、次作の製作に大きな影響を与えている。
また、これら以外にも様々な裏技、隠し要素の類(新ステージ出現など)がインターネット上で噂されているが、それらは不正な改造やバグを利用したものである可能性が高いのでここでは取り上げない。
[編集] 今後
現在、レア社はニンテンドーDS版のバンジョーを開発中で、2006年中には発売になるとの情報がある。また、今の所家庭用ゲーム機での提携はしていないので、Wiiでのダウンロードプレイは不可能と見られている。