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機動戦士ガンダムの登場人物 地球連邦軍

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機動戦士ガンダムの登場人物 地球連邦軍(きどうせんしガンダムのとうじょうじんぶつ ちきゅうれんぽうぐん)は、テレビアニメ及びアニメーション映画機動戦士ガンダム』に登場する架空の人物のうち、地球連邦軍に所属している人物を列挙する。

民間人に関しては機動戦士ガンダムの登場人物 民間人を、ジオン公国軍に所属している人物は機動戦士ガンダムの登場人物 ジオン公国軍を、ザビ家の人間に関してはザビ家を、特に説明が必要な人物は各人の項目を参照。



注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。


目次

ア行

アムロ・レイ

本作の主人公。詳細はアムロ・レイを参照。

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アントニオ・カラス

アントニオ・カラス (Antonio Callas) は、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。第29話に登場した。(二又一成

地球連邦軍ジャブロー基地の防衛司令官で、階級は中佐。ジオン軍の襲撃に際して防衛を指揮し、ジャブロー南ブロックに第二戦闘態勢を宣言した後に第一戦闘配置に切り替えさせた。

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ヴォルフガング・ワッケイン

ヴォルフガング・ワッケイン (Wolfgang Watkein) は、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。TV版の登場話数:第4話・35話・38話。フルネームは松浦まさふみの漫画作品『アウターガンダム』による設定で、ゲーム『機動戦士ガンダム ギレンの野望』シリーズなどでもこちらの名で登場している。(声:テレビ版・映画I曽我部和行、映画III木原正二郎

ややギレン似の地球連邦軍将校。地球連邦軍の宇宙拠点ルナツーの司令であり、階級は少佐。サイド7からやっとの思いで避難してきたホワイトベースを封印し、クルーを軍の機密を無断使用した咎により問答無用で拘禁した頭の固い男。シャアの奇襲に際してマゼラン艦で出撃しようとするが、罠に掛かってゲートを艦で塞ぐ形となる。ホワイトベースで迎撃しようとするクルーへ軍規を盾に銃を突きつけて制止するも、パオロの懸命の説得でようやく出撃を認め、自らの指揮でホワイトベースの主砲によりマゼランを排除する。シャア撃退後はホワイトベースの運用をブライトらに任せることにして地球に向けて出発させた。これに対し、劇場版Iでは重傷のパオロのみ治療のため収容した後、「君らは既に実戦経験がある」としてホワイトベースを門前払いさながらにジャブローへと出発させている。しかし、それも本部の命令でやむなくといった感じでTV版ほど生硬な対応ではなかった。

寒い時代だと思わんか?」はホワイトベースを見送る際に彼が発した名台詞だが、TV版ではパオロの死を悼む意味合いだったのに対し、劇場版では素人同然の少年たちまで動員せざるをえない戦況の厳しさに加え、そんな彼らへリードのサラミス1隻しかまともな援護を付けてやることの出来なかった己の立場を自嘲するようなニュアンスへと改められている(なおゲーム等では、宇宙で孤立したルナツーの立場的に目立つことは出来ないという軍事的背景もあり、ホワイトベースを気遣っているなど更に彼の立場へのフォローが入っている)。また、安彦良和の『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、パオロ艦長の兵学校教官時代の教え子という設定であり、パオロによる彼の総合評価は「理論・実習共に申し分なし。但し、時として思考に柔軟性を欠く」であった。

後に第3艦隊を率いソロモン攻略作戦の際ホワイトベースと共に、ソーラ・システム発射までの陽動作戦を行なっている。35話では久々に会ったブライトへ「貴様もいっぱしの指揮官面になってきたかな?」と成長を喜ぶ台詞を発し、38話ではデラミン艦隊を殲滅したホワイトベースの活躍に「たくましくなったものだ…」と述懐するなど、かつての融通の利かない頑固さは影を潜めていた。

テキサスコロニー空域でデラミン艦隊との合流を急ぐバロム大佐の高速重巡チベと遭遇し、交戦の末にこれを沈めた。しかし、テキサスコロニーを出港するシャア・アズナブルザンジバルとの戦闘で、乗艦であるマゼランを撃沈され戦死する(劇場版ではソロモン攻略戦で戦死する)。

w:en:Admiral Watkins

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ウッディ・マルデン

ウッディ・マルデン (Woody Malden) は、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。(田中秀幸、劇場版岡部政明

地球連邦軍の軍人で階級は大尉。ホワイトベースジャブローに入港したアニメ第29話(及び映画版『機動戦士ガンダムII 哀・戦士編』)にて、それまでの戦いで損傷を被っているホワイトベースの修理責任者として登場する。

マチルダ・アジャンの婚約者であり、オデッサ作戦が終わったら結婚するはずだった。それを知ったアムロ・レイはショックを受けると共に、自分の未熟さのためにマチルダを守りきれなかったことを詫びようとする。ウッディはそんなアムロに対して思い上がりを一喝すると共に、マチルダが身を挺して守ろうとしたホワイトベースに対する特別な愛着を吐露した。

そんな中シャア率いるマットアングラー隊と、ジオン北米キャリフォルニアベースから発進した援軍がジャブローに対して総攻撃を敢行する。ジオン軍の侵入を知ったウッディは「マチルダが命をかけて守り抜いたホワイトベースを、私の前で沈めさせることは出来ん!」と無謀にも非力なミサイルホバークラフトファンファンで出撃。シャアのズゴックとアムロのガンダムによる戦闘の間に割って入り、ミサイルでズゴックのモノアイを潰したまでは良かったが、ズゴックの腕でコクピットを叩き潰され戦死する。その死に様は皮肉にもマチルダと同じだった。

「ガンダム一機の働きで戦争が勝てるなどというほど甘いものではない」という彼の台詞は通常の戦争を想定した場合には極めて正論であるが、その後アムロがニュータイプへと覚醒し、ガンダムにマグネット・コーティング処理が施された終盤に於ける獅子奮迅の大活躍を目の当たりにすると些か疑わしくなってくる。

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エルラン

エルラン (Elran) は、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。第23話~25話に登場。(声:永井一郎、劇場版仲木隆司

地球連邦軍高官で階級は中将。部下のジュダックを通じ、ジオン公国軍の将校であるマ・クベに内通しており、オデッサ作戦実施の情報を漏らす。そしてその開始と同時に地球連邦軍を裏切る予定であったが、アムロ・レイセイラ・マスにジュダックの内通を知られ、報告に赴いたアムロを隠密裏に射殺しようとする。しかし、かねてからエルランに疑念を抱いていたレビル配下の情報将校と兵士らに現場を押さえられ肩を負傷、ジュダックと共に逮捕される。これにより、マ・クベが彼の裏切りを想定して手薄に配備していたエルラン軍方面の防衛ラインが真っ先に突破され、ジオンのオデッサ戦敗北のきっかけを作った。その後の行方などは不明だが、恐らくスパイとして軍法会議にかけられた後に銃殺されたものと思われる。

劇場版『哀・戦士編』では見せ場のマ・クベとの内通やオデッサ戦が丸々カットされており、ホワイトベースへやたらと肩入れするレビルに些か懐疑的な意見を吐く連邦の一将軍に過ぎない。

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』によると、ルウム戦役に敗れジオン軍に捕らわれの身となっていたレビルを、特殊部隊を使いデギン公王の手引きで救出した手柄を自らの政争のカードとして利用していた。地球連邦軍の腐敗の一端を象徴しているような人物として描かれている。

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オスカ・ダブリン

オスカ・ダブリン (Oscar Dublin) は、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。第2話~43話に登場。(声:第5・6・7・11話及び16話以降鈴木清信、第2話鈴木誠一、第3・6・7話古川登志夫、第12話池田秀一、他)

ホワイトベースの正規オペレータ(レーダー手。眼鏡をかけている方の少年。オスカー・ダブリンとも表記する。肩書きはオペレーターだが、実際は索敵・管制担当)。同じくマーカー・クランと共に文字通りホワイトベースの「目」となった。第2話でホワイトベースに迫るシャアのザクを「一機のザクは通常の三倍のスピードで接近」と報告したのは彼である。この「通常の三倍」というフレーズは今やファンにとって一人歩きしている感がある。31話では宇宙へ向かうホワイトベースの左舷を飛ぶフラミンゴの群れを見て「ビデオに録っておきます」と発言し、ブライトに許可されていた。一年戦争後の消息は不明。

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オムル・ハング

オムル・ハング (Omle Fang) は、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。(声:第7・17・24話古川登志夫、第12話池田秀一、第25話二又一成、第21・26・28・32・38話塩沢兼人、第31話鈴木清信


アフロヘアが特徴的なホワイトベース隊員の一人。7話でメカニックとして初登場し、以後もセミレギュラーとして登場した。特に17話で脱走を図る捕虜のコズンをバズーカで吹き飛ばす場面では初めて人を殺した体験に戦慄して立ちすくみ、セイラに「気にする事は無いわ。私たちだって、いつああなるか…」と慰められる姿が印象的。同じく17話での「オムルだってシュミレーションはやらせてある」というブライトの台詞により、MSパイロットを担当する可能性もあったらしい。 

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カ行

カイ・シデン

詳細はカイ・シデンを参照。

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カツ・ハウィン

詳細はカツ・ハウィンを参照。

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カミラ

カミラ (Camilla) は、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。第5話に登場。(声:飯塚昭三

地球連邦軍の軍人で、階級は少尉。リード中尉のサラミスの乗組員であり、リードがカプセルで地球へ降下する際に後事を託される。悲観的な上官と対照的に、容貌と万事に楽観的な言動から「楽天家」という印象を持たれており、それで今まで生き残ってきたと自負してもいる。

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カル

カル (Kal) は、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。第18話・25話に登場。(声:二又一成

ホワイトベースの小柄な少年メカマン。ジョブ・ジョンやフムラウと、脱走したアムロが敵ジオンへ寝返る可能性について噂し合っていた。カイ・シデンに似た髪色、容貌をしている上、皮肉っぽい言動までよく似ていた。戦場の多忙さとマチルダを失ったクルーたちの心情を表すシーンの後、Gアーマーに馴れるために搭乗したセイラ出撃シーン「G・アーマー発進するぞ、フラウ・ボウ、退って!」の台詞を最後に登場しなくなった。 

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キッカ・キタモト

キッカ・キタモトKikka Kitamotoキッカ・コバヤシ (Kikka Kobayashi) )は、アニメ『機動戦士ガンダム』(全話に登場)、『機動戦士Ζガンダム』の登場人物。(声:井上瑤 / 荘真由美『Z』時)

ホワイトベースに乗っていた民間人の子供で孤児。元気な女の子でカツ、レツと共に殺伐としがちなホワイトベース内を和ませた。口癖は「ニャンニャン」。17話ではミライ入浴中のバスルームで水道の蛇口を壊したり、22話ではフラウと入浴中にカツの痛烈な指摘を受けて大声で泣き出したり大いにやんちゃな個性を発揮していた。最大の見せ場は第30話。カツ、レツと共に捕縛されるも脱出し、GM工場内に仕掛けられた時限爆弾を残らず解除してバギーで運び出すまでを全て三人組だけでやってのける大活躍により、そんじょそこらの幼児とは訳が違うことを実証。ホワイトベース残留を確定的にしたと言える。最終話では、ア・バオア・クーから脱出するアムロのコアファイターを三人でテレパシー誘導し、高いニュータイプ能力の片鱗を覗かせた。

一年戦争後、ハヤトとフラウが結婚し、カツ・レツと共にその養子となる。『Ζガンダム』第13話・14話登場時、一部のファンからは「キッカはもっと美人になっているはずだ」と成長した彼女のビジュアルに対し不満の声が上がったが、キャラデザインの安彦良和はそもそも『Z』の企画自体に全く乗り気ではなく、サンライズからの要請で渋々引き受けた仕事だけに「メインストーリーにも絡まないサービス出演のキャラをそこまで美化する必要もないし、まあ(ビジュアル的に)こんなものじゃないですかね」と意に介さなかった。『劇場版ZガンダムIII星の鼓動は愛』では、新作カットで登場シーンが増えている。

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キムラ

キムラ (Kimura) は、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。

劇場版『めぐりあい宇宙編』に名前のみ登場したホワイトベース隊員の一人。ブライトに命じられバギーでテキサスコロニー内をセイラやオムル、ジョブ・ジョン、ロウルらと探索した。日系かもしれないが詳細は不明。

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コーリン

コーリンは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。第30話に登場。(声:加川三起、劇場版近藤多佳子

母性溢れる巨乳が特徴である育児担当の女性士官。カツ・レツ・キッカの三人組をジャブロー内の育児センターへ引き取って養育しようとするが、三人は頑としてホワイトベースへの残留を希望しセンターを逃げ出す。逃げる彼らに散々振り回された末にカイやアムロをはじめとするクルーの説得もあって、遂に三人組のホワイトベース残留を認める。

TV版の設定書では名も無いジャブローの育児官だったが、劇場版『哀・戦士編』で初めて名前が付与された。 

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ゴップ

ゴップ (Gopp) は、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。第29話~31話に登場。(声:永井一郎、劇場版細井重之)

地球連邦軍の高官の一人で階級は大将。ミライ・ヤシマの父親とは個人的に付き合いがあった。ミライの仲人を買って出るような発言をしていることから相当に親密な仲だったと推察される。レビルなどとは違い、終始前線に出ずジャブローの司令部に篭っていたため「ジャブローのモグラ」という不名誉なあだ名を付けられており、ファンからはグリーン・ワイアットなどと同様に連邦軍上層部の堕落の典型と見られているが、劇中では特に無能という描写は無い(むしろ官僚主義的な人物としての描かれ方)。厄介者のホワイトベース隊を囮部隊として使うが、ホワイトベース隊に陽動を果たせるだけの実力を認めたからこその用兵であるとの見方も出来る。彼の真意はどうあれ、ホワイトベースとガンダムが第一艦隊に配備されていたならば、レビルと共にソーラ・レイの直撃を受けて沈んでいた可能性が極めて高い。結果的にホワイトベースクルーは彼の過小評価のお蔭で命拾いした事になる。また「ソロモンが落ちれば国力の無いジオンは必ず和平交渉を持ちかけてくる」という彼の読みもデギン公王やダルシアなどジオン国内の和平派の存在を考えればあながち間違いともいえないが、ギレンに関しては予想が外れ、結果的に連邦軍艦隊は少なくない損害を受けることになった。

ゲーム「ギレンの野望」シリーズにおいては、全キャラクター中文句なしに最低の能力を誇り、言動も成果は自分により失敗は人のせい、敵を目の前にしても逃げようとする真に無能な階級だけ高い(なので他キャラクターが同一戦場に居た場合は邪魔な)将官となっている。

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、テム・レイにMS開発を一任し、そのための施設として建設中のサイド7を秘密裏に斡旋する度量を見せており、単に無能な肩書きだけの人物ではないようである。 実は『逆襲のシャア』のアクシズの取引の時に似ている人物が登場している。

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サ行

サンマロ

サンマロ (Sunmalo) は、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。 第16話・22話・35話・37話に登場。(声:テレビ版塩沢兼人、映画版西川幾雄

ホワイトベース医療班の看護兵。階級は軍曹。ホワイトベース傷病兵及び救助将兵・民間人の看護に当たる。22話でブライト・ノアが倒れた時や、35話でハヤト・コバヤシが負傷した際に治療に当たっていた。眼鏡をかけていたり、かけていなかったりする。

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ジュダック

ジュダック (Judock) は、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。第22話~25話に登場。(声:二又一成

地球連邦軍の兵士だが、実はジオン公国軍のスパイであり、エルランとマ・クベの間の連絡係を務めていた。黒い三連星が地球へザンジバルで降下したという情報がレビルに伝えられるや、エルランからダブルスパイではないかと疑われたりもした。第25話ではGアーマーの慣熟飛行中だったアムロとセイラに、ジオン軍の基地から連邦軍所属の小型飛行機(ドラゴン・フライ)で飛び立つのを発見されてしまい、内通が露見してエルラン共々逮捕されてしまう。その後の行方などは不明だが、恐らくスパイとして軍法会議にかけられた後に銃殺されたものと思われる。

劇場版では見せ場であるマ・クベとの内通が全面的にカットされていたため、単なる連邦軍兵士の一人に過ぎない。

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ジョブ・ジョン

ジョブ・ジョン (Job John) は、アニメ『機動戦士ガンダム』、プラモデルを中心とする企画『機動戦士ガンダムF90』の登場人物。第8話・16話・18話・20話~23話・25話・27話~31話・35話・41話に登場した。(声:鈴木清信、古川登志夫、龍田直樹、塩沢兼人、二又一成)

髪は金髪。予備パイロットとしてホワイトベースに乗艦したが、ガンペリーやガンタンクのサブパイロット、砲撃手を務めるなど様々な役割を果たし、一年戦争を最後まで生き延びた。20話で「78番ハッチが突破されたぞ」と叫んだ場面での彼は萩尾望都の描くキャラクターを彷彿とさせる美少年ぶりだったが、別人説もある。17話でコズンを独房へ連行したり、28話で民間のパイロットを装って潜入したブーンとキャリオカの部屋に歩哨で立つなど、パイロット任務以外の地味な仕事も黙々とこなしたホワイトベースの「縁の下の力持ち」的存在。

その後の消息だが、グリプス戦役中や第一次ネオ・ジオン抗争第二次ネオ・ジオン抗争の際の記録は残されていない。しかし、コスモ・バビロニア紛争期にサナリィの幹部としてフォーミュラ計画のモビルスーツ開発に関わり、F90やF91の機体設計を行ったという。

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シン

シン (Shin) は、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。第36話に登場。(声:二又一成)

地球連邦軍のモビルスーツパイロット。階級は少尉。地球連邦軍がジオン公国軍の宇宙要塞ソロモン (機動戦士ガンダム)を攻略する第36話において、ジムに搭乗しボール数機の部隊を率いて出撃。ソロモンの表面に着地したものの、新型モビルアーマービグ・ザムに遭遇。部下のボール隊は相手の戦力を見極めてからという彼の忠告も聞かずに飛び出してしまい壊滅。彼のジムもビグ・ザムのIフィールドバリアーの前にビームスプレーガンが全く効かず、「化け物だ!」という叫びを残し大型メガ粒子砲によって撃破され戦死した。

「非・安彦デザイン」キャラクターの一人。また、作中で唯一の名前のあるジムパイロットだった関係から、当時発売のプラモデル「1/144 ジム」にて箱絵に書き添えられている。

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スレッガー・ロウ

スレッガー・ロウ (Sleggar Law) は、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。第31話~36話に登場した。(:テレビ版玄田哲章、映画II・III井上真樹夫

地球連邦軍の航空航宙機パイロット。階級は中尉。外見は陽気なアメリカン風の伊達男。テレビアニメ後半、ホワイトベースがジャブローを発ち、再び宇宙に向かう際に配属された。のっけからミライやセイラへ言い寄るお調子者で軟派な言動とは裏腹に砲術・戦闘機の操縦に長けた職業軍人。カツ・レツ・キッカのチビっ子トリオは「リュウさんみたいだ」と体格のいい彼の配属を喜んでいた。ホワイトベースが再び宇宙に出た第31話に於いて、シャアが艦長を務めるザンジバルに対しての戦艦同士の砲撃戦で、ホワイトベースの主砲を操作し、唯一ザンジバルに直撃弾を当てている。なお、映画版『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』においては、アニメでの第31話にあたる、ホワイトベースが再び宇宙に出た当初から『005』とマーキングされたコア・ブースターのパイロットとしてガンダムガンキャノンと共に出撃している。31話ではアムロ以外で初めて白いノーマルスーツを着用したが、32話以降は青い専用ノーマルスーツとなった。

ホワイトベースがサイド6に寄港する第33話では、ミライのかつての許婚であったカムラン・ブルームが、ミライに強引に言い寄るところへ「ヘタなちょっかい出して欲しくないものだな」と介入し、「ミライ少尉はホワイトベースのお袋さん」という名文句を放った。34話ではホワイトベースのサイド6出港に当たりカムランが身を挺してホワイトベースの護衛をすると申し出るが、その好意を頑なに拒否するミライに平手打ちをして、カムランが本気で言っている事を解らせようとする。一見軽薄そうな風貌の彼が大真面目に他人を諭す場面である。これを契機にミライの心は優柔不断なブライトから一気にスレッガーへと傾く。

第34話~第36話ではGファイターのパイロットとして出撃し、目覚しい戦果を挙げている。そして、第36話、ソロモン攻略戦も終盤に差し掛かった頃、機体損傷のため一度帰還するが、その時に彼の身を案じてブリッジから駆けつけたミライへ母の形見の指輪を預け、別れ際にキスを交わしている。再度出撃した際にドズルが搭乗するビグ・ザムが出現し、長距離ビームをIフィールドで無効化しつつ圧倒的な火力を見せて総指揮官ティアンムの乗る旗艦タイタンを初めとする多数の艦船・MSが撃破されてしまう。その猛進撃を食い止めるために「悲しいけど、これ戦争なのよね!」とGアーマー(劇場版ではコアブースター)で攻撃が有効になるギリギリまで接近しての特攻を敢行する。が、コクピット付近にビグ・ザムのクローが命中してしまい、「まだぁ!」と更に無理押しして接近した衝撃に耐えきれずGファイターの機体がバラバラに崩壊して宇宙へ投げ出され戦死してしまう。彼の犠牲によってビグ・ザムは同行していたアムロのガンダムによるビームサーベルでの接近戦で撃破に成功している。ミライとの束の間の恋は、戦場に咲き儚く散った一輪の花だった。

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、初登場時からジムを操縦しており、スレッガー小隊の隊長としてホワイトベースに乗り組むことになる。

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セイラ・マス

詳細はセイラ・マスを参照。

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セキ

セキ (Seki) は、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。第24話に登場。(声:鈴置洋孝、劇場版藤本譲

連邦軍の技術士官。階級は大佐。オデッサに向かうホワイトベースのエンジンを修理するとともに、Gファイター(劇場版ではコアブースター)を配備した。

劇場版『哀・戦士編』ではニュータイプ描写が前倒しで描かれた関係から、彼の台詞も大幅に増えている。アムロをニュータイプの貴重なサンプルと見なし、セイラにもニュータイプの素養を認め、本部ジャブローの指示でコアブースターのパイロットに抜擢した。いかにも善良そうな容貌をしていながら、アムロとセイラを「実験用モルモット」とキッパリ言い放つ冷徹な性格であった(劇場版に登場しなかったモスク・ハン博士のキャラクターを代弁していたとも取れる)。しかし、裏返せばレビルがホワイトベースへ支援を惜しまなかった背景にも同じ狙い(モルモット)が貫かれており、決してホワイトベースクルーへの同情や人道支援の類ではない。つまり言葉にしたか否かの違いであって、所詮はマチルダやレビルも彼と「同じ穴の狢」に過ぎないとも考えうる。主人公らにとって味方の登場人物が必ずしも善人とは限らない(かと言って極端な悪人でもない)奥深さは当時としては斬新なインパクトを生んだが、彼も劇場版によってその典型的なキャラクターへと昇華している。

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タ行

タムラ

タムラ (Tamura) は、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。第9話・16話・33話に登場。(声:永井一郎、劇場版屋良有作

ホワイトベースの司厨長として、長い航海の中少ない食材を遣り繰りし、厨房を取り仕切っていた。サイド7を脱出して以降のホワイトベース艦内における逼迫した食糧事情の中にあって、恰幅・顔色とも良かったのでカイ]に自分だけ美味いものを食べているのではないかと疑われた事もある。リュウとアムロだけは正規パイロット並の食事を用意するようブライトに指示されていた。備蓄の塩が底をついているとブライトに訴え、塩湖へ進路を向けさせたこともあった。尚、この回でブライトは捕虜となったコズンに「食事は悪い」「我々だってロクな物が食べられない」と発言しているが、塩が足りない逼迫した事情だけが原因ではないような真に迫る響きがあった。サイド6に立ち寄った際、フラウやアムロとエレカに乗って食料の買出しに出かけ、買い物の袋を大量に抱え店を出る姿が見られたのを最後に登場しなくなった。その際に「これで少しは変わったものを食べさせられる」と発言していることから、当時のホワイトベース食事メニューがかなりルーティン化していた台所事情が窺える。ジャブローで食材もふんだんに補給してから発進した筈であり、サイド7脱出時のように百人以上の避難民を余計に抱えている訳でもないのに僅かの間(31話から2話後)にそのような事態に陥るのは些か不自然に思える。案外カイの疑惑は図星だったのかもしれない。劇場版での階級は中尉。

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テム・レイ

詳細はテム・レイを参照。

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ハ行

パオロ・カシアス

パオロ・カシアス (Paolo Cassius) は、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。第1話~4話に登場。(声:政宗一成

ペガサス級強襲揚陸艦ホワイトベースの初代艦長。RX計画のV作戦において製造されたガンダム、ガンキャノン、ガンタンクの3機種のモビルスーツを受領するべく、ホワイトベースでジャブローからサイド7へ入港した。

しかし、サイド7に向かう途中にゲリラ掃討作戦から帰還途中のシャアのムサイ級戦艦「ファルメル」に後をつけられてしまい、サイド7へ侵入したザクにMS工場などを目撃され戦闘となる。ガンダムがサイド7内で史上初のモビルスーツ戦をしている傍ら、ファルメルの迎撃に自ら加わるが、第2話冒頭でミサイルの爆風により破片が宇宙服に多数突き刺さる重傷を負う。そしてホワイトベースは3機のMSを積み込んでサイド7を脱出。シャアの追撃を必死にかわしつつルナツーに逃げこむも、融通の利かない生硬な対応しかしない司令官ワッケインを苦しい息の中で懸命に説得。シャアの罠に掛かったマゼラン艦がゲートを塞いだ形となった際にワッケインがホワイトベース主砲で排除させたが、そのバックファイアの衝撃によりパオロは遂に息を引き取る。彼の亡骸はホワイトベースクルーによって宇宙葬にされた。

アニメでは「シャアだ…赤い彗星だ…逃げろ」という台詞が印象深いせいか弱腰で無能と見られがちだが、実際はかなり有能な艦長である。乗員が素人ばかりで近くに味方基地がある状況で、敵のエースに対し全力で逃げることが、まともに考えれば上策であることもその証左であろう。民間人の少年アムロがガンダムを操縦していたことに関しても、「初陣にはやや若すぎるが、古来15、6歳の出陣が無かった訳ではない」と、むしろ若いブライトやルナツーのワッケインより遥かに柔軟な対応を見せていただけに、その死が惜しまれる。劇場版ではルナツーで治療のために収容されて下艦した形となっており、その後の消息は描かれていない。

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では非常の任務に駆り出された予備役の老兵であり、兵学校の教官としてワッケインらに教練を施した経験を持つという新たなキャラクター設定がなされている。サイド7では自らリュウ・ホセイらと共に宇宙雷撃艇でファルメルに攻撃をかけるが被弾、この際に重傷を負う。その後ルナツーの病室でワッケインとの会話中に静かに息を引き取った。死亡後はルナツーで宇宙葬にされている。

余談だが、ゲーム『ギレンの野望』では異名を持つ敵のエースパイロットとの戦闘時に彼のメッセージが悉く「(パイロット名)だ、(パイロットの異名)だ、逃げろーっ!」となる。逃げ腰な台詞と裏腹に能力は高く設定されているが、イベントで史実通りに戦死してしまう場合が多い。また、TV版エンディングでは「艦長」としかクレジットされなかった。

w:en:Paolo Cassius

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ハヤト・コバヤシ

詳細はハヤト・コバヤシを参照。

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ハロ

詳細はハロを参照。

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バロ

バロ は、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。第35話に登場。(声:塩沢兼人)

ソロモン攻略戦のさ中にハヤトが負傷して帰還したとの報告を聞き医療班の手伝いを志願したフラウの代理として、ブライトに命じられオペレーターを務めた。が、出番はこれきりだった。

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ハワド

ハワド (Haward) は、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。第20話・29話・36話に登場。(声:塩屋翼

ホワイトベースの少年メカマン。脱走から戻ったアムロに対するブライトの甘過ぎる処置に不満を抱き、当てつけるようにハヤト、カイ、マクシミリアンと共にバギーで脱走。追いかけてきたリュウに説得されて帰還した。この一件で気が合うようになったのか、その後ジャブロー内でもハヤト、カイ、マクシミリアンと共にバギーに乗る姿が見られた。ソロモン攻略戦のさ中に被弾したスレッガー機の修理を担当。「(修理に)15分ください」と言うが、スレッガーに「10分だ」と釘を刺される。食事に行った彼の行方をミライ少尉から尋ねられ、場所を教えたのが最後の出番となった。

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バンマス

バンマス (Vammas) は、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。第36話・38話に登場。(声:古川登志夫、劇場版山田俊司

地球連邦軍の兵士で、ホワイトベースの乗組員。階級は曹長。第36話にて、スレッガーの身を案じるミライに代わってホワイトベースの操舵を一時的に担当した。通常はホワイトベースの第2ブリッジにいる。38話ではハヤトの看護に当たるフラウの代理でオペレーターまでさせられていた正に便利屋。

「非・安彦デザイン」キャラの一人。

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フムラウ

フムラウ (Humrau) は、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。第18話に登場。(声:塩沢兼人)

目の小さい地味なホワイトベース隊員の一人。脱走したアムロが敵ジオンへ寝返る可能性を危惧してカルやジョブ・ジョンと噂し合っていた。その後は全く出番が無かった。 

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ブライト・ノア

詳細はブライト・ノアを参照。

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フラウ・ボゥ

詳細はフラウ・ボゥを参照。

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マ行

マーカー・クラン

マーカー・クラン (Marker Clan) は、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。第2話~43話に登場。(声:鈴木清信、龍田直樹、古川登志夫、森功至、塩沢兼人)

ホワイトベースの正規オペレーター(肩書きはオペレーターだが、実際はレーダー手として索敵・管制担当)。眼鏡をかけていない方の少年兵。一年後輩のオスカ・ダブリンと共に文字通りホワイトベースの「目」となった。第23話では不慣れな艦長代理を務めるミライへ「こんな時、指揮官役っていうのはどっしり構えてくれてた方が安心なんですよ」と的確なアドバイスをしている。交代要員もいない激務を二人でこなす彼らに、看護兵のサンマロも「よく持つな」と感嘆していた。一年戦争後の消息は不明。 

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マクシミリアン

マクシミリアン (Maximilian) は、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。第20話・29話に登場。(声:戸谷公次)

カバのような容貌をしたホワイトベース隊員の一人。脱走から戻ったアムロに対するブライトの甘過ぎる処置に不満を抱き、ハヤト、カイ、ハワドと共にバギーで脱走。追いかけてきたリュウに説得されホワイトベースへ戻った。その後ジャブロー内でもカイやハヤト、ハワドと共にバギーに乗っている姿が見られる。 

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マクファティ・ティアンム

マクファティ・ティアンム (Mcfaty Tianem) は、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。フルネームは松浦まさふみの漫画作品『アウターガンダム』による設定で、ゲーム『機動戦士ガンダム ギレンの野望』シリーズなどでもこちらの名で登場する。(声:永井一郎、劇場版藤城裕士)第35話・36話に登場。 

地球連邦軍の軍人で階級は中将。「提督」と呼ばれていることから海軍出身と見られる。一年戦争開戦時、コロニー落としを阻止するべく艦隊を率いて出撃、ジオン軍と交戦。しかし敵の新型兵器「モビルスーツ」の性能、機動力の前に艦隊は苦戦し、コロニーのジャブロー直撃だけは免れたものの大損害を被ってしまう。その直後のルウム戦役の時は予備の戦力と共に後方で待機していた。

この二つの戦いでほぼ壊滅状態となった連邦軍宇宙艦隊を建て直すため、ビンソン計画を立案しその実現に努力した。この戦力が後に、オデッサ作戦・ジャブロー防衛戦後の迅速な反攻と早期のジオン本土防衛線陥落に繋がることになる。

それから時を経て一年戦争末期、地球連邦軍がチェンバロ作戦を実行し、宇宙要塞ソロモンに攻め入った際(アニメ版第35、36話)には再び艦隊の指揮官として、ソーラ・システムの展開作業を指揮。ソロモンに対して大ダメージを与える事に成功する。その後ソロモンへの攻撃に参加するが、猛将ドズルの駆るビグ・ザムが発射した大型メガ粒子砲によって乗艦タイタン(マゼラン級戦艦)ごと撃破され戦死した。

レビルの陰に隠れて目立たないティアンムだが、連邦の勝利に貢献したという意味では偉大な提督である。後にその功績を讃えて、ラー・カイラム級戦艦の一つが「アドミラル・ティアンム(ティアンム提督)」と名付けられている。 w:en:Admiral Tianem

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マサキ

マサキ (Masaki) は、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。第35話・36話に登場。

ホワイトベース医療班の看護兵(看護婦)。階級は軍曹。サンマロと共にホワイトベース負傷兵及び救助将兵・民間人の看護に当たる。安彦良和による設定画ではミライに酷似した容貌(ショートカットのミライといった趣)だが、本編中では横顔と後姿のみの登場である上に無言なのでさほど似ているという印象は無い。

劇場版『めぐりあい宇宙編』では科白もあるが、ノンクレジットのため声優は不明。

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マチルダ・アジャン

詳細はマチルダ・アジャンを参照。

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ミライ・ヤシマ

詳細はミライ・ヤシマを参照。

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モスク・ハン

モスク・ハン (Mosk Han) は、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。第40話に登場。(声:徳丸完

分厚い唇とオレンジのユニフォームが印象的な地球連邦軍の技師。電磁工学の新鋭で、ブラウ・ブロとの戦闘で駆動系がオーバーヒートを起こしたガンダムに対して「電磁気で包み込むことによりメカニック間の緩衝を打ち消し、各関節の駆動を理論上無限大まで速くすることができる」というマグネット・コーティングを施した。この処理によってガンダムのスピードは通常の3倍速くなった。尤も、これも所詮は一時しのぎの応急措置に過ぎず、ブライト曰く「油を注すみたいなもの」でしかなかった。感謝するアムロへ、今回の処理によって機体が活躍するかどうかよりもデータ取りの方が主目的である旨の本音をつい洩らす根っからの技術屋。

テム・レイ設定画を流用した数少ない「非・安彦デザイン」キャラクターの一人。劇場版『めぐりあい宇宙編』ではソロモン攻略戦後いつの間にかガンダムがマグネット・コーティング済みになっており、彼の出番は全く無かった。

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ヤ行

ヨハン・エイブラハム・レビル

ヨハン・エイブラハム・レビル (Johann Abraham Revil)は、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。第23話~27話・39話・41話・42話に登場。(声:池田勝、劇場版村松康雄

フルネームは安彦良和の漫画作品『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』による設定である。また同作では開戦初期からデギンやシャアと接点があった描写がある。 

階級は大将将軍 (General) と呼ばれることから、陸軍出身者と考えられている。小説版によれば初等教育から士官学校まで全ての課程を首席で卒業した生粋のエリートである。一年戦争当時の地球連邦軍大将。ルウム戦役で、旗艦アナンケに於いて連邦軍の指揮を執るが、ジオン公国軍の新兵器モビルスーツの威力によりまさかの惨敗を喫する。そしてレビル将軍自身も黒い三連星によって捕虜となるが、南極条約調印直前に脱走に成功する。その上で「ジオンに兵なし」演説によって、ジオン軍の実情を暴露し徹底抗戦を主張する。結局、レビル将軍の演説により、南極条約の内容は講和条約ではなく、NBC兵器の使用禁止・捕虜交換などの交戦規定に留まることになり、連邦軍は対ジオン反攻作戦「V作戦」を開始することになる。見方によっては、レビルが短期間で終わる筈だった『一週間戦争』を『一年戦争』に長期化させた首謀者とも取ることができる(『THE ORIGIN』では、レビルの脱走劇自体が戦争の早期終結を願うデギンの工作だったのだが、恩を仇で返すが如きレビルの演説に激しい怒りを見せている。この事からデギンがレビルに対して強い不信を抱いている事が考えられ、後述の和平交渉の辺りの展開が大きく変わる可能性がある)。

V作戦の開始についても、実際にモビルスーツの性能を目の当たりにしたためか非常に積極的であり、旧来の大艦巨砲主義から脱却できないジャブローの高級官僚を精力的に説得。実地主義であり高齢にも関わらず思考の柔軟さと先見の明があることが窺える。

劇中で彼の名前自体は第9話にて補給に訪れたマチルダの口から初めて語られており、その後も14話や16話に名前のみ登場していたが、オデッサ作戦の直前に当たる第23話でようやくビジュアルが描かれた。

オデッサ作戦発動時には、ヨーロッパ方面軍総司令官として、前線で指揮を執った。ホワイトベースにも配慮を欠かさず、特命でマチルダのミデア補給隊をたびたび派遣した。また、沈着冷静でマ・クベの水爆を使った脅しにも屈することなく前進を命じる。ニュータイプに対する理解もあり、ララァのエルメスがコンペイトウ(ソロモン)を襲撃した際には原因不明の頭痛を訴え、本人にも僅かながらその素養があることを垣間見せていた。

ソロモン攻略戦後、第一宇宙艦隊を率いジオン本国を攻略する途上の宇宙世紀0079年12月30日作戦時間21:05、ギレンの命令によりゲル・ドルバ照準で発射されたソーラ・レイの直撃を受け、和平交渉に赴いたデギンもろとも光の渦に呑み込まれ戦死した。

彼がもし生存していれば、戦功第一として賞されていたであろうことなども含め、時代に大きな影響力を持ったことは間違いないだろう。そしてその後の歴史が大きく違ったものとなったことも間違いない。実際、彼とその右腕ティアンムの死により、戦勝を齎したに関わらず連邦軍内での求心力を失った改革派はジャブローに籠もる守旧派によって戦後も冷遇され、ティターンズの台頭により更に圧迫されていくことになる。

富野喜幸による小説版では、例えジオンに破れたとしてもザビ家の独裁に人類が永遠に属する筈が無く、むしろ「ジャブローのモグラ」(腐敗官僚)達が粛正されるだけマシかもしれない、と独白するシーンがある。

w:en:General Revil

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ラ行

リード

リード (Reed) は、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。第5話~9話に登場。(声:玄田哲章、劇場版石森達幸

地球連邦軍所属で階級は中尉。ルウム戦役などで優秀な佐官クラスの人材が大量に失われたためか、中尉のままサラミス級巡洋艦(名称はサラミスあるいはマダガスカルとする説がある)の艦長になった。

ルナツーから地球に向かうホワイトベースを護衛。大気圏に突入する際はカプセルに乗り移ってホワイトベースを先導した。しかし途中でシャア率いるジオンのモビルスーツ隊の攻撃を受け、カプセルが被弾、自身も負傷してホワイトベースに収容される。

地球降下後は階級の関係で一時的にホワイトベースの艦長代理となるが、敵中に孤立した状況で適切な指揮が執れたとは言えず、ブライトと対立する場面も多々あった。第9話にてマチルダの補給部隊が帰還する際にサラミスのカプセル乗員と共に引き取られ下艦する。その後の消息は不明。

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リュウ・ホセイ

詳細はリュウ・ホセイを参照。

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レツ・コ・ファン

レツ・コ・ファンLetz Cofan, レツ・コバヤシ (Letz Kobayashi) )は、アニメ『機動戦士ガンダム』(全話に登場)、『機動戦士Ζガンダム』の登場人物。(声:鵜飼るみ子 / 頓宮恭子『Z』時)

サイド7の戦災孤児として、ホワイトベースに避難。当時8歳。カツキッカらと3人組カツ、レツ、キッカのトリオとして、ホワイトベース内で可愛がられる。第30話では潜入したジオン軍兵士に捕まり縛りあげられるものの、ロープを強健な歯でかみ切り、三人組だけでジャブロー内GM製造工場に仕掛けられた爆弾を取り外すという離れ業の大活躍を見せる。最終回では三人でア・バオア・クーから脱出するアムロのコアファイターを誘導し、高いニュータイプの資質を垣間見せた。子供ながらホワイトベースのクルーとして一年戦争を生き抜いた。

一年戦争後、ホワイトベースの乗組員だったハヤトとフラウが結婚し、カツ、キッカとともに養子として引き取られ、レツ・コバヤシと改名している。『機動戦士Ζガンダム』では、第13話にてフラウがアムロの元に訪れた際にカツ、キッカと共にフラウに随伴している。

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ロウル

ロウルは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。

劇場版『めぐりあい宇宙編』に名前のみ登場したホワイトベース隊員の一人。ブライトに命じられバギーでテキサスコロニー内をセイラやオムル、ジョブ・ジョン、キムラらと探索した。

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関連項目

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