盲腸線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
盲腸線(もうちょうせん)とは、大きな(主要な)鉄道路線とそこから少し離れている地域を連絡するために、主に短区間で建設されている路線、あるいは路線の一部区間のことである。
起点・終点のどちらかが他の鉄道路線と接続しておらず、あたかも盲腸(正確には虫垂)のように見えることからこのように俗称される。
「盲腸」という言葉には、形状だけでなく、「役に立たないのに残っている」という意味合いもある。そのため、列車の運行本数が少ないことや乗客が少ないことなどを「盲腸線」の条件とすることもある。
[編集] 主な盲腸線
JR線のみを示す。私鉄は非常に多いため省略。
- 石勝線夕張支線
- 津軽線
- 大湊線
- 岩泉線
- 男鹿線
- 東北本線利府支線
- 左沢線
- 烏山線
- 吾妻線
- 青梅線
- 五日市線
- 鶴見線大川支線・海芝浦支線
- 久留里線
- 武豊線
- 東海道本線赤坂支線
- 名松線
- 氷見線
- 城端線
- 阪和線羽衣支線
- 山陽本線和田岬支線
- 宇野線
- 山陰本線仙崎支線
- 鳴門線
- 牟岐線
- 日南線
- 指宿枕崎線
など
[編集] 関連項目
カテゴリ: 鉄道関連のスタブ項目 | 鉄道路線