1984年のスポーツ
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< 1984年
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目次 |
[編集] できごと
- 1月3日 - アメリカンフットボールの東西大学対抗戦ライスボウルが全日本選手権に衣替え
- 2月8日~19日 - 第14回サラエボオリンピック開催
- 2月12日 - 植村直己、マッキンリー冬季単独登頂に成功、下山途中消息を絶つ
- 4月19日 - 植村直己、国民栄誉賞受賞
- 6月9日 - テニスのマルチナ・ナブラチロワ、史上5人目、女子3人目となるキャリア・グランドスラム達成
- 7月28日~8月12日 - 第23回ロサンゼルスオリンピック開催、カール・ルイスがジェシー・オーエンス以来の陸上競技4冠達成
- 8月25日 - サッカーの釜本邦茂引退
- 9月30日 - 日本プロ野球・阪急ブレーブスのブーマーが外国人初の三冠王獲得
- 10月4日 - 蔵前国技館閉館
- 10月9日 - 柔道の山下泰裕、国民栄誉賞受賞
- 11月11日 - 競走馬のシンボリルドルフ、初の無敗3冠達成
- 12月16日 - 第1回「東レ・パン・パシフィック・テニス」でマニュエラ・マレーバが優勝
- 12月21日 - 日本ゲートボール連合設立
[編集] 総合競技大会
- 第3回インスブルックパラリンピック(1月11日~20日) - 日本の獲得メダル:なし
- 第14回サラエボオリンピック(2月8日~19日) - 日本の獲得メダル:金0、銀1、銅0
第14回サラエボオリンピック | |||||
---|---|---|---|---|---|
順位 | 国・地域名 | 金 | 銀 | 銅 | 計 |
1 | 東ドイツ | 9 | 9 | 6 | 24 |
2 | ソビエト連邦 | 6 | 10 | 9 | 25 |
3 | スウェーデン | 5 | 2 | 2 | 9 |
4 | アメリカ | 4 | 4 | 2 | 10 |
5 | フィンランド | 4 | 3 | 6 | 13 |
6 | ノルウェー | 3 | 2 | 5 | 10 |
7 | スイス | 3 | 2 | 1 | 6 |
8 | カナダ | 2 | 1 | 1 | 4 |
西ドイツ | 2 | 1 | 1 | 4 | |
10 | イタリア | 2 | 0 | 0 | 2 |
詳細はサラエボオリンピックを参照 |
- 第7回ニューヨーク・アイレスベリーパラリンピック(アメリカ・ニューヨーク・6月16日~30日、イギリス・アイレスベリー・7月22日~8月1日) - 日本の獲得メダル:金9、銀7、銅8
- 第23回ロサンゼルスオリンピック(7月28日~8月12日)
第23回ロサンゼルスオリンピック | |||||
---|---|---|---|---|---|
順位 | 国・地域名 | 金 | 銀 | 銅 | 計 |
1 | アメリカ | 83 | 61 | 30 | 174 |
2 | ルーマニア | 20 | 16 | 17 | 53 |
3 | 西ドイツ | 17 | 19 | 23 | 59 |
4 | 中国 | 15 | 8 | 9 | 32 |
5 | イタリア | 14 | 6 | 12 | 32 |
6 | カナダ | 10 | 18 | 16 | 44 |
7 | 日本 | 10 | 8 | 14 | 32 |
8 | ニュージーランド | 8 | 1 | 2 | 11 |
9 | ユーゴスラビア | 7 | 4 | 7 | 18 |
10 | 韓国 | 6 | 6 | 7 | 19 |
詳細はロサンゼルスオリンピック (1984年)を参照 |
[編集] アイスホッケー
- スタンレーカップ決勝(1983-1984シーズン)
- エドモントン・オイラーズ (4勝1敗) ニューヨーク・アイランダース
[編集] 大相撲
幕内最高優勝
- 年間最優秀力士賞(年間最多勝):若嶋津六夫(71勝19敗)
[編集] 競馬
[編集] 日本のGI競走
- 中央競馬
- 桜花賞(阪神・4月8日) 優勝:ダイアナソロン、騎手:田原成貴
- 皐月賞(中山・4月15日) 優勝:シンボリルドルフ、騎手:岡部幸雄
- 天皇賞(春)(京都・4月29日) 優勝:モンテファスト、騎手:吉永正人
- 安田記念(東京・5月13日) 優勝:ハッピープログレス、騎手:田原成貴
- 優駿牝馬(オークス)(東京・5月20日) 優勝:トウカイローマン、騎手:岡冨俊一
- 東京優駿(日本ダービー)(東京・5月27日) 優勝:シンボリルドルフ、騎手:岡部幸雄
- 宝塚記念(阪神・6月3日) 優勝:カツラギエース、 騎手:西浦勝一
- 天皇賞(秋)(東京・10月28日) 優勝:ミスターシービー、騎手:吉永正人
- エリザベス女王杯(京都・11月4日) 優勝:キョウワサンダー、騎手:樋口弘
- 菊花賞(京都・11月11日) 優勝:シンンボリルドルフ、騎手:岡部幸雄
- マイルチャンピオンシップ(京都・11月18日) 優勝:ニホンピロウイナー、騎手:河内洋
- ジャパンカップ(東京・11月25日) 優勝:カツラギエース、騎手:西浦勝一
- 阪神3歳ステークス(阪神・12月16日) 優勝:ダイゴトツゲキ、騎手:稲葉的海
- 朝日杯3歳ステークス(中山・12月16日) 優勝:スクラムダイナ、騎手:柴田政人
- 有馬記念(中山・12月23日) 優勝:シンボリルドルフ、騎手:岡部幸雄
[編集] 優駿賞
- 年度代表馬・最優秀4歳牡馬 シンボリルドルフ
- 最優秀3歳牡馬 スクラムダイナ
- 最優秀3歳牝馬 ニホンピロビッキー
- 最優秀4歳牝馬 ダイアナソロン
- 最優秀5歳以上牡馬 カツラギエース
- 最優秀5歳以上牝馬 ロンググレイス
- 最優秀短距離馬 ニホンピロウイナー
- 最優秀父内国産馬 ミスターシービー
- 最優秀ダートホース アンドレアモン
- 最優秀障害馬 メジロアンタレス
- 最優秀アラブ ウルフケイアイ
[編集] ゴルフ
[編集] 世界4大大会(男子)
- マスターズ優勝者:ベン・クレンショー(アメリカ)
- 全米オープン優勝者:ファジー・ゼラー(アメリカ)
- 全英オープン優勝者:セベ・バレステロス(スペイン)
- 全米プロゴルフ優勝者:リー・トレビノ(アメリカ)
[編集] 世界4大大会(女子)
- クラフト・ナビスコ選手権優勝者:ジュリ・インクスター(アメリカ)
- 全米女子プロゴルフ優勝者:パティ・シーハン(アメリカ)
- 全米女子オープン優勝者:ホリス・ステーシー(アメリカ)
- デュモーリエ・クラシック優勝者:ジュリ・インクスター(アメリカ)
インクスターが年間2冠を獲得。キャリア・グランドスラム達成までに15年の歳月を要した。
[編集] 日本
- 賞金王(男子):前田新作
- 賞金女王:涂阿玉
[編集] サッカー
[編集] 自転車競技
[編集] トラックレース
[編集] ロードレース
- 第67回ジロ・デ・イタリア
- 総合優勝:フランチェスコ・モゼール(イタリア)
- 第71回ツール・ド・フランス
- 総合優勝:ローラン・フィニョン(フランス)
[編集] テニス
[編集] グランドスラム
- 全仏オープン 男子単優勝:イワン・レンドル(チェコスロバキア)、女子単優勝:マルチナ・ナブラチロワ(アメリカ)
- ウィンブルドン 男子単優勝:ジョン・マッケンロー(アメリカ)、女子単優勝:マルチナ・ナブラチロワ(アメリカ)
- 全米オープン 男子単優勝:ジョン・マッケンロー(アメリカ)、女子単優勝:マルチナ・ナブラチロワ(アメリカ)
- 全豪オープン 男子単優勝:マッツ・ビランデル(スウェーデン)、女子単優勝:クリス・エバート・ロイド(アメリカ)
ナブラチロワが1983年のウィンブルドン選手権から4大大会「6連勝」を達成。しかし年末の全豪オープン準決勝で敗れ、年間グランドスラムを逃す。(2年またぎの記録)男子ではマッケンローが全仏から全米まで「3大会連続」で決勝進出を果たし、全盛期を飾る。
[編集] 野球
[編集] 日本
[編集] プロ野球
- セントラルリーグ優勝:広島東洋カープ 75勝45敗
- 個人タイトル
- 最優秀選手 衣笠祥雄(広島東洋カープ)
- 最優秀新人 小早川毅彦(広島東洋カープ)
- 首位打者 篠塚利夫(読売ジャイアンツ) .334
- 本塁打王 宇野勝(中日ドラゴンズ) 37本
- 掛布雅之(阪神タイガース) 37本
- 打点王 衣笠祥雄(広島東洋カープ) 102点
- 最多安打 田尾安志(中日ドラゴンズ) 166本
- 谷沢健一(中日ドラゴンズ) 166本
- 盗塁王 高木豊(大洋ホエールズ) 56個
- 最多出塁数 谷沢健一(中日ドラゴンズ) 231個
- 最優秀防御率 小林誠二(広島東洋カープ) 2.20
- 最多勝利 遠藤一彦(大洋ホエールズ) 17勝
- 最多奪三振 遠藤一彦(大洋ホエールズ) 208個
- 最優秀救援投手 山本和行(阪神タイガース) 34SP
- 最高勝率 江川卓(読売ジャイアンツ) .750
- 個人タイトル
- パシフィックリーグ優勝:阪急ブレーブス 75勝45敗
- 個人タイトル
- 最優秀選手 ブーマー・ウェルズ(阪急ブレーブス)
- 最優秀新人 藤田浩雅(阪急ブレーブス)
- 首位打者 ブーマー・ウェルズ(阪急ブレーブス) .355
- 本塁打王 ブーマー・ウェルズ(阪急ブレーブス) 37本
- 打点王 ブーマー・ウェルズ(阪急ブレーブス) 130点
- 最多安打 ブーマー・ウェルズ(阪急ブレーブス) 171本
- 盗塁王 大石大二郎(近鉄バファローズ) 46個
- 最高出塁率 スティーブ・オンティベロス(西武ライオンズ) .443
- 最優秀防御率 今井雄太郎(阪急ブレーブス) 2.93
- 最多勝利 今井雄太郎(阪急ブレーブス) 21勝
- 最多奪三振 佐藤義則(阪急ブレーブス) 136個
- 最優秀救援投手 山沖之彦(阪急ブレーブス) 25SP
- 最高勝率 石川賢(ロッテオリオンズ) .789
- 個人タイトル
- 日本シリーズ優勝:広島東洋カープ(4勝3敗)
[編集] 高校野球
- 第56回選抜高等学校野球大会決勝(阪神甲子園球場・4月4日)
- 岩倉(東京都) 1-0 PL学園(大阪府)
- 第66回全国高等学校野球選手権大会決勝(阪神甲子園球場・8月21日)
- 取手第二(茨城県) 8-4 PL学園(大阪府)
[編集] アメリカ大リーグ
- ワールドシリーズ
- デトロイト・タイガース(ア・リーグ) (4勝1敗) サンディエゴ・パドレス(ナ・リーグ)
[編集] 誕生
- 1月18日 - 長谷部誠(静岡県、サッカー)
- 1月26日 - 羅雪娟(中国、水泳)
- 1月31日 - ジェレミー・ワリナー(アメリカ、陸上競技)
- 4月14日 - 安馬公平(モンゴル、相撲)
- 4月17日 - 大久保裕樹(千葉県、サッカー)
- 5月31日 - 成岡翔(静岡県、サッカー)
- 6月3日 - 矢野喬子(神奈川県、サッカー)
- 6月13日 - 伊調馨(青森県、レスリング)
- 6月16日 - 中島裕希(富山県、サッカー)
- 6月19日 - 大山加奈(東京都、バレーボール)
- 6月23日 - 松田丈志(宮城県、水泳)
- 6月25日 - 高井雄平(神奈川県、野球)
- 7月4日 - 吉田圭(東京都、野球)
- 7月15日 - 森岡良介(大阪府、野球)
- 7月19日 - ディアナ・モカヌ(ルーマニア、水泳)
- 7月27日 - 西岡剛(京都府、野球)
- 7月29日 - アンナ・ベッソノワ(ウクライナ、新体操)
- 7月31日 - 栗原恵(広島県、バレーボール)
- 8月22日 - 森田智己(宮城県、水泳)
- 9月7日 - ベラ・ズボナレワ(ロシア、テニス)
- 10月26日 - サーシャ・コーエン(アメリカ、フィギュアスケート)
- 11月7日 - 千葉貴仁(北海道、サッカー)
- 11月12日 - 寺川綾(大阪府、水泳)
- 11月28日 - 吉井小百合(長野県、スピードスケート)
- 12月30日 - レブロン・ジェームズ(アメリカ、バスケットボール)
[編集] 死去
- 1月20日 - ジョニー・ワイズミュラー(アメリカ、水泳、*1904年)
- 2月6日 - 三原脩(香川県、野球、*1911年)
- 2月13日 - 植村直己(兵庫県、冒険家、*1941年)
- 2月22日 - 門前眞佐人(広島県、野球、*1917年)
- 5月5日 - 吉岡隆徳(島根県、陸上競技、*1909年)
- 6月19日 - 浅見緑蔵(東京都、ゴルフ、*1908年)
- 7月11日 - 戸田藤一郎(兵庫県、ゴルフ、*1914年)
- 9月1日 - ウォルター・ラウファー(アメリカ、水泳、*1906年)
- 9月7日 - ジョー・クローニン(アメリカ、野球、*1906年)
- 10月1日 - ウォルター・オルストン(アメリカ、野球、*1911年)
- 12月2日 - 牧野茂(香川県、野球、*1928年)
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