アレクサンダー・ヴルツ
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F1での経歴 | |
国籍 | ![]() |
車番 | 17 |
所属チーム | ウィリアムズ |
年 | 1997 - 2000 , 2005 , 2007- |
過去の所属チーム | ベネトン, マクラーレン |
優勝回数 | 0 |
通算獲得ポイント | 32 |
表彰台(3位以内)回数 | 2 |
ポールポジション | 0 |
ファステストラップ | 1 |
F1デビュー戦 | 1997年カナダGP |
初勝利 | - |
2007年順位 | - |
(記録は2007年第1戦終了時) | |
アレクサンダー・ヴルツ(Alexander Wurz, 1974年2月15日 - )はオーストリア人のF1ドライバー。
目次 |
[編集] プロフィール
1997年第7戦カナダGPで、欠場した同郷のゲルハルト・ベルガーの代わりにベネトンチームより出場。早くも参戦3戦目の第9戦イギリスGPでは、2位に入賞したチームメイトのジャン・アレジに次ぐ3位入賞を果たした。
この活躍が認められ、翌1998年よりレギュラーシートを獲得したが、2000年にはチームメイトのジャンカルロ・フィジケラともども、走らないマシンに手を焼かされ、わずか1戦のみのポイント獲得にとどまると、翌シーズンのレギュラーシートを失うことになる。
この為、2000年シーズンオフにマクラーレンのサードドライバーとして契約。以降、何度かジャガーなど他チームのシート獲得寸前までいったこともあったが、実現に至っていない。この頃撮影された写真で左右のドライバーシューズの色が異なっている物が見られるが、スポンサーのD2に配慮してと思われる。
2005年第4戦サンマリノGPには怪我で欠場したファン・パブロ・モントーヤに代わりおよそ5年ぶりにレースに出場し、B・A・Rの失格による繰上げながら3位入賞を果たした。
長らくテストドライバーを務めているが、上記のジャガーとの交渉で分かる様に、常にレギュラードライバーのチャンスをうかがっていることはよく知られており、2006年については、マクラーレンのテストドライバーを2005年のDTMチャンピオン、ゲイリー・パフェットに譲ることとなったことから、DTMへの転身などの可能性が囁かれていたが、結局2007年以降のレギュラーシートを目指して、ウィリアムズの3rdドライバーに就任することになった。
2007年には念願叶い、ウィリアムズのレギュラードライバーに昇格。ベネトンを放出されて以来7年ぶりにレギュラーシートを獲得した。
[編集] 人物
- ベネトンからF1デビューした当時、左右で色の異なる(赤と青)レーシングシューズを履いている事が話題となった。これはカート時代、愛用のレーシングシューズを片方隠されてしまい仕方なく別のシューズを片方だけ履いてレースに臨んだところ、優勝してしまったという事に験を担いだもの。ベネトン時代はこれを続けたが、マクラーレンに移籍後ロン・デニスから禁止を言い渡された事がある。
[編集] F1での年度別成績
(2007年第1戦終了時)
年 | 所属チーム | 獲得ポイント | ランキング | 決勝最高位・回数 | 表彰台回数 | *予選最高位・回数 |
---|---|---|---|---|---|---|
1997年 | ベネトン | 4 | 14位 | 3位・1回 | 1回 | 8位・1回 |
1998年 | 17 | 8位 | 4位・5回 | 0回 | 5位・3回 | |
1999年 | 3 | 13位 | 5位・1回 | 0回 | 7位・2回 | |
2000年 | 2 | 15位 | 5位・1回 | 0回 | 5位・1回 | |
2005年 | マクラーレン | 6 | 17位 | 3位・1回 | 1回 | 7位・1回 |
2007年 | ウィリアムズ | 0 | 0回 | 15位・1回 |
*予選順位はペナルティなどを反映した決勝グリッド
[編集] 関連項目
2007年のF1世界選手権を戦うチームと出走ドライバー | |||||||||||||
マクラーレン | ルノー | フェラーリ | ホンダ | BMWザウバー | トヨタ | ||||||||
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