コリャーク自治管区

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コリャーク自治管区（Корякский автономный округ）はロシア連邦の行政区分の一つ。行政の中心はパラナ。

目次 1 概要 2 標準時 3 地理 4 住民 5 歴史 6 産業

[編集] 概要

• 面積 301,500km²
• 人口 23,000人
• 人口密度 0.1 人/km²

人口はロシア連邦の行政単位のなかで2番目に少ない。

[編集] 標準時

この地域は、カムチャツカ時間帯の標準時を使用している。
時差は通常はUTC+12時間で、夏時間はUTC+13時間である。

[編集] 地理

カムチャツカ半島の北半分を占める。半島の東に位置するカラギン島を含む。

北はチュコト自治管区と、南はカムチャツカ州と隣り合う。東は太平洋、西はオホーツク海に面する。行政の中心であるパラナは、モスクワから12,866km。

亜寒帯気候。1月の平均気温は-24度から-26度。7月の平均気温は+10度から+14度。年間の降水量は300mmから700mm。

[編集] 住民

住民の62.0%がロシア人。そのほか、この地域の先住民族以外では、ウクライナ人（7.2%）、タタール人（1.2%）、ベラルーシ人（1.0%）など。

この地域の先住民族が住民の約4分の1を占める。

• コリャーク人（16.4%）
• チュクチ人（3.6%）
• イテリメン人（3.0%）
• エヴェン人（1.8%）

[編集] 歴史

17世紀半ばにカムチャツカ半島北部でロシア人とコリャーク人の接触があった。1930年に民族管区として設けられた。現在も、都市と呼べるほどの規模の地域はない。

[編集] 産業

漁業、木材加工、トナカイの飼育など。