ウドムルト共和国

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ウドムルト共和国（ウドムルト語で Удмурт Элькун, ロシア語で Удмуртия）は、ロシア連邦に属する共和国。首都はイジェフスク。沿ヴォルガ連邦管区に含まれる。北にキーロフ州、東にペルミ州、南にバシコルトスタン共和国、タタールスタン共和国と隣り合う。

目次 1 概要 2 標準時 3 地理 4 住民 5 歴史 6 経済 7 都市

[編集] 概要

• 面積　42,100km²（ロシア連邦全体の 0.25%）
• 人口　1,624,200人（2002年）
• 人口密度　36人/km²

[編集] 標準時

この地域は、サマラ時間帯の標準時を使用している。
時差は通常はUTC+4時間で、夏時間はUTC+5時間である。

[編集] 地理

ヨーロッパ・ロシアの東部に位置し、ウラル山脈の西側、カマ川とヴャトカ川のあいだに広がる。穏やかな大陸性の気候。

[編集] 住民

住民の民族別の内訳は、ロシア人（53%）、ウドムルト人（35%）、タタール人（7%）、ベラルーシ人（2%）など。ウドムルト人はフィン・ウゴル系の民族である。公用語はウドムルト語とロシア語。主な宗教はロシア正教とシャーマニズム。

[編集] 歴史

もともとウドムルト人が暮らしていたこの地域に、ロシア人開拓者が達したのは12世紀ごろ。1552年にカザンがロシアに併合されて後、ロシア人入植者が増えていった。

1920年、ヴォート自治州として形成され、1934年にウドムルト自治ソビエト社会主義共和国と改称された。ソビエト連邦の解体にともない、1990年からウドムルト共和国。

2005年現在の大統領はアレクサンドル・ヴォルコフ。

[編集] 経済

金属加工や木材加工、化学工業、ガラス工業が盛ん。原油と石炭を産する。

[編集] 都市

人口約60万人の首都イジェフスクのほかに、ヴォトキンスク、サラプル、グラソフなど。