バシコルトスタン共和国

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バシコルトスタン共和国（ばしこるとすたんきょうわこく）、あるいはバシキリア（バシキール語で Башҡортостан Республикаһы, タタール語で Başqortostan Respublikası, ロシア語で Республика Башкортостан あるいは Башкирия）は、ロシア連邦を構成する共和国。首都はウファ。沿ヴォルガ連邦管区に含まれる。

1919年3月23日より、バシキール自治ソビエト社会主義共和国。ソビエト連邦の解体に伴い、1992年3月31日よりロシア連邦の共和国。

目次 1 概要 2 地理 2.1 標準時 2.2 河川・湖・山 2.3 気候 2.4 資源 3 住民 4 政体 5 経済 6 交通 7 教育 8 都市

[編集] 概要

• 面積　143,600km²
• 人口　4,104,336人（2002年）
• 人口密度　29人/km²

[編集] 地理

バシコルトスタン共和国はウラル山脈南部とその周辺の平原地域を含む。ペルミ州、スヴェルドロフスク州、チェリャビンスク州、オレンブルク州、タタールスタン共和国、ウドムルト共和国と隣り合う。

[編集] 標準時

この地域は、エカテリンブルグ時間帯の標準時を使用している。
時差は通常はUTC+5時間で、夏時間はUTC+6時間である。

[編集] 河川・湖・山

共和国内には13,000を越える川が流れる。主要な川にベラヤ川（1,430km）、その支流のウファ川（918km）などがある。湖や貯水池が約2,700。最高峰はヤマンタウ山（1,638m）。

[編集] 気候

• 年平均気温 0.3度（山間部）, 2.8度（平野部）
• 1月の平均気温 -16度
• 7月の平均気温 +18度

[編集] 資源

石油資源が豊富で、ロシア連邦の主要な採油地の一つ。そのほかに、天然ガス、石炭、鉄鉱石、金などを産出する。

[編集] 住民

住民の半分強が都市に住んでいる。主要な民族は、ロシア人（39%）、タタール人（28%）、バシキール人（22%）、チュヴァシ人、マリ人、ウクライナ人、ドイツ人など。ほぼすべての住民がロシア語を話すほか、約30%がタタール語を、約20%がバシキール語を話す。平均年齢は35.6歳。

[編集] 政体

大統領制。2004年の大統領はモルタザ・ギョバイドゥッラ・ラヒモフ。ラヒモフは2003年12月の選挙で再選されたが、そのときの選挙について欧州安全保障協力機構（OSCE）は不正が行われたと非難している。

[編集] 経済

バシコルトスタン共和国の経済はもっぱら石油工業に依存しているが、旧ソビエト連邦の崩壊後、ほとんど投資は行われていない。産業の大部分は私有化され、大統領の親族に支配されている。石油工業のほかに、自動車工業、金属工業、木材加工、建築資材の製造など。

[編集] 交通

首都ウファは鉄道でサマーラ、チェリャビンスクなどと結ばれている。ベラヤ川とウファ川の水上交通も発達している。

[編集] 教育

ロシア語、バシキール語、タタール語で教育が行われている。

[編集] 都市

首都ウファのほかに、主な都市としてステルリタマク、サラワット、ネフチェカムスク、オクチャブリスキ、ベロレズク、ベレベイなど。