シーソーゲーム ~勇敢な恋の歌~
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
シーソーゲーム ~勇敢な恋の歌~ | ||
---|---|---|
Mr.Children の シングル | ||
リリース | 1995年8月10日 | |
ジャンル | J-POP | |
時間 | 14分11秒 | |
レーベル | トイズファクトリー | |
プロデュース | 小林武史 | |
チャート順位 | ||
|
||
ゴールド等認定 | ||
|
||
売上枚数 | ||
|
||
Mr.Children 年表 | ||
【es】 ~Theme of es~ (1995年) |
シーソーゲーム ~勇敢な恋の歌~ (1995年) |
名もなき詩 (1996年) |
シーソーゲーム ~勇敢な恋の歌~(シーソーゲームゆうかんなこいのうた)は、Mr.Childrenの9枚目のシングル。1995年8月10日発売。発売元はトイズファクトリー。
[編集] 概要
前作までの歌い方とはガラッと変わったアップテンポのポップス。このシングルで発生する「CD売上金」「アーティスト印税」は、全て阪神淡路大震災の義捐金に充てられた。同年1月に発売したサザンオールスターズの桑田佳祐と桑田佳祐&Mr.Children名義で発売した『奇跡の地球』も同じように、AIDS患者のために売り上げから発生したセールスを全額寄付している。ちなみにこちらではAAAチャリティー活動の1つとして行われている。ジャケットには一風変わった簡素な猿のイラストと、殴り書きのような字でタイトルが書かれていた。
プロモーションでは桜井がサーファーになり、他メンバーは猿になるという、ユニークな格好が話題になった。フジテレビ系「笑っていいとも!」のテレフォンショッキングに、この頃バンドとして初出演し、同じ格好で登場した。ちなみにPVにはメンバーがジェットコースターに乗って絶叫している場面がある。
1990年代以降でのノンタイアップシングル売上では第1位(オリコン集計)となっている。
Mr.Childrenとしては2週目の売り上げが最も高く、一番安定した売上だったシングルでもある。そのため、Mr.Childrenでは最高(合算週を含んでいない)の週間シングルチャート3週連続1位となった。
[編集] 収録曲
- シーソーゲーム ~勇敢な恋の歌~
(作詞・作曲:桜井和寿 編曲:小林武史 & Mr.Children)
PVをはじめ、曲作り自体もエルヴィス・コステロを意識した部分がある。「ライブで盛り上がる曲」というコンセプトの基で発表され、彼らの代表曲であり、ノリのいい楽曲であるにもかかわらず、実際にライブではめったに演奏されることはない。同年に行われた「hounen mansaku 夏祭り tour [ku:](空)」以降はほとんどライブで演奏されることが無くなってしまった。演奏されなくなった理由として、「キーが高くて桜井が歌えない」「演奏にサックス奏者が必要である」「エルヴィス・コステロへの配慮」など様々な説があるが、真相は不明である。近年ではap bank fes'06でスキマスイッチとのコラボレーションとして演奏された。裏声が増えている理由としては、当時桑田とのコラボレーションがあった影響が考えられる。この曲は小林が手がける前に、桜井の手で曲構成をかなり仕上げていたらしい。直後のアルバム『深海』での彼らの当時の曲としては異色なほど明るいラブソングで、同アルバムには収録されず、後に『BOLERO』に収録された。ただし、歌詞は恋愛を皮肉った面もあり、初期の甘いラブソングとは異をなしている。 - フラジャイル
(作詞・作曲:桜井和寿 編曲:小林武史 & Mr.Children)
1995年5月3日に渋谷で行われたゲリラライブからの音源。UK音楽を思わせる攻撃的な歌詞と曲調を持ち、桜井の歌い方も非常に気持ちが入っている。Mr.Childrenの楽曲としては現在のところ唯一、スタジオ録音の存在しない楽曲。歌詞に「ドラえもん」が登場する。映画「【es】~Mr.Children in FILM~」のオープニングにも収録されているが、映画版の方は短く編集されている(ただし、イントロで失敗する場面は映画でしか確認できない)。 - シーソーゲーム ~勇敢な恋の歌~(INSTRUMENTAL VERSION)
(作曲:桜井和寿 編曲:小林武史 & Mr.Children)
オリコン週間シングルチャート第1位 1995年8月21日付~1995年9月4日付(3週連続) |
||
前作: X JAPAN 『Longing ~跡切れたmelody~』 |
Mr.Children 『シーソーゲーム ~勇敢な恋の歌~』 |
次作: ZARD 『サヨナラは今もこの胸に居ます』 |
メンバー | |
---|---|
桜井和寿 - 田原健一 - 中川敬輔 - 鈴木英哉 | |
シングル | |
君がいた夏 - 抱きしめたい - Replay - CROSS ROAD - innocent world - Tomorrow never knows - everybody goes -秩序のない現代にドロップキック- - 【es】 ~Theme of es~ - シーソーゲーム ~勇敢な恋の歌~ - 名もなき詩 - 花-Mémento-Mori- - マシンガンをぶっ放せ -Mr.Children Bootleg- - Everything (It's you) - ニシエヒガシエ - 終わりなき旅 - 光の射す方へ - I'LL BE - 口笛 - NOT FOUND - 優しい歌 - youthful days - 君が好き - Any - HERO - 掌/くるみ - Sign - 四次元 Four Dimensions - 箒星 - しるし - フェイク | |
アルバム | |
EVERYTHING - Kind of Love - Versus - Atomic Heart - 深海 - BOLERO - DISCOVERY - Q - IT'S A WONDERFUL WORLD - シフクノオト - I ♥ U - HOME | |
編集盤 | |
LAND IN ASIA - 1/42 -Mr.Children 1992-1995 - Mr.Children 1996-2000 - B-SIDE | |
コラボレーションシングル | |
奇跡の地球 | |
関連項目 | |
トイズファクトリー - 小林武史 - Bank Band - 桑田佳祐&Mr.Children |
![]() |
この「シーソーゲーム ~勇敢な恋の歌~」は、シングルCDおよびレコードに関連する書きかけ項目です。加筆、訂正などして下さる協力者を求めています。(Portal:音楽 Wikipedia:ウィキプロジェクト アルバム) |